北海道の最高峰、旭岳も初冠雪を記録しましたね。冬が目の前に近づいています。タイヤ交換や冬囲いなど、冬の準備に追われそうな時期ではありますが、気分転換にイベントに足を運んでみてはいかがでしょう？ 最終盤を迎えた晩秋の北海道。秋の味覚を楽しめる各地の主な６つのイベントをご案内します。
目次
農産物等消費促進！秋の味覚フェア（深川市、10月15日）
コロナ禍の影響で消費が落ち込んでいる深川産の農産物を、もっと食べてもらおうという企画です。
収穫したての新米や手打ちの新そば、農産物加工品などが安価で販売されるほか、農産物が当たる大抽選会なども行われます。地元の花屋さんを講師にフラワーアレンジメント教室（参加無料、先着40人）もありますよ。
ステージイベントでは、北竜町や沼田町の愛好者による合同チームが太鼓を披露。地元ダンススクールやジャグリングのパフォーマーも出演します。
新米のすくい取りは、参加無料で、「ふっくりんこ」と「ゆめぴりか」各30キロを用意（無くなり次第終了）。新そばは、かけそばを１杯200円で提供します。
◆イベント：農産物等消費促進！秋の味覚フェア
◆開催日時：2022年10月15日（土）午前10時30分～午後２時
◆会場：生きがい文化センター（深川市西町３-15）
◆問い合わせ先：深川市農政課農産係 電話：0164-26-2255
◆参照URL：https://www.city.fukagawa.lg.jp/cms/section/nosei/rhsa6s0000000yww.html#event0
かちフェス ALL TOCKACHI NO KACHI FES IN 芽室（10月15、16日）
大雪山系日高山脈の麓に広がる十勝平野。19の市町村からなる十勝が持つ「他にはない風景」「美味しい食べ物」「自然環境を生かしたアクティビティ」といったさまざまな〝価値〟を広く発信しようと企画されたのがこのイベントです。
会場の芽室公園には、オール十勝の美味しいもの、楽しいものを提供しようと50店以上が出店。ステージでは、主に北海道を舞台に活躍するミュージシャンらが大自然のなかで、パフォーマンスを披露します。
また、注目はサウナ。「20ヘクタールの大地でととのう『メムロサウナパーク』」と称して、サウナカーや本場フィンランドやロシア産のサウナテント、15m級の8連結テントサウナなど全6機（基？）がそろい、それぞれが「入り放題」だそう！ 十勝産100%自然由来のトドマツオイルを使用したロウリュや、十勝の熱波士によるロウリュで生じた蒸気をあおぐアウフグースも楽しめますよ。予約申し込みは公式HPから（一部定員に達している時間帯もあります）。
◆イベント：かちフェス ALL TOCKACHI NO KACHI FES IN 芽室
◆開催日時：2022年10月15日（土）午前10時～午後８時、16日（日）午前10時～午後４時
◆会場：芽室公園（芽室町本通８丁目）
◆問い合わせ先：かちフェス実行委員会 https://www.instagram.com/kachifes/ へメッセージで
◆公式ＨＰ：https://kachifes.com/
はこだてコーヒーフェスティバル2022（10月15、16日）
函館市内で、コーヒー豆を自家焙煎する珈琲店12店が出店する初のイベント。コーヒーに合うパンやスイーツなどの販売もあります。入場は無料です。
会場で販売する「テイスティングカップ交換券」１枚で参加店全店のコーヒーが試飲可能―というのがこのイベント。「チケット１枚で１杯」ではなく、「１枚で全店分」を試飲できるんです。チケットは当日会場でも500円（税込）で購入できますが、よりお得な前売りチケットは400円（同）で、出店する各店で事前に購入できるそうです。
会場では、各店自慢のブレンド豆に加えて、産地と農園も限定したコーヒー豆〝シングルオリジン〟や、高級豆〝コピルアク〟などが並びます。コーヒー以外では、コーヒーを混ぜ込んだ石鹼や不揃い豆を有効活用した着火剤なども用意されますよ。お好みのコーヒー豆を見つけたら、買って帰ってご自宅で楽しむのもよいかもしれませんね。いろいろなコーヒーの飲み比べを楽しみながら、自分好みのコーヒー、自分好みのお店を探してみませんか。
チケットやイベントのお問い合わせは、公式インスタグラムまたは事務局まで。
◆イベント：はこだてコーヒーフェスティバル
◆開催日時：2022年10月15,16日午前10時～午後３時（少雨結構、荒天中止）
◆会場：はこだてグリーンプラザ Bブロック（函館市松風町10-62）
◆同実行委員会事務局（㈱はこだてティーエムオー） 電話：0138-24-0033
◆公式ＨＰ：https://www.instagram.com/hakodatecoffeefestival/
ルピシア「新雪谷（ニセコ）茶園」冬囲いイベント（10月22日）
世界のお茶専門店「ルピシア」。同社がニセコ町に有する、試験農園「新雪谷（にせこ）茶園」で、茶樹の冬囲いイベントが開かれます。
この取り組みは、お茶の露地栽培の北限を目指す「北限のお茶に挑む。」プロジェクトとしてスタートしました。一般的に日本の茶樹栽培の北限は東北地方といわれていますが、北海道・ニセコ町産のお茶の収穫を目標に試験茶園を開墾。2015 年 6 月に 5 種 42 本の茶樹を植樹したのが始まりです。
今年の5月には静岡県の農家の方から新たに、7,000本の茶樹「さやまかおり」を譲受し、100 名を超える一般参加の皆さまと一緒に植樹イベントを実施。現在「新雪谷茶園」では、合計およそ7,700本の茶樹が大切に育てられています。
冬囲いイベントではニセコ町のマイナス20度を下回る厳しい環境でも茶樹が越冬できるよう、木材や紐やネットなどを使って冬囲いを行います。
当日は午前９時半にルピシアニセコ工場に集合。冬囲い作業は、お昼くらいまでを想定しています。参加無料で対象は小学５年生以上、40人まで。参加者には同社直営のレストランのシェフがプロデュースした特製の「羊蹄山麓（ようていさんろく）秋弁当」と、ＪＲニセコ駅前内の温泉「綺羅乃湯（きらのゆ）」の入浴券がプレゼントされます。労働の後の食事と温泉が魅力ですね。
申し込みは17日まで受け付けていますが、定員になり次第締め切りとなりますのでお早めに。
◆イベント：ルピシア「新雪谷（ニセコ）茶園」冬囲いイベント
◆開催日時：2022年10月22日（土）午前９時半～正午※雨天の場合、23日に順延
◆集合場所：ルピシアニセコ工場（ニセコ町元町436-２）
◆参加申し込み＆問い合わせ： ラジオニセコの下記HPまたは電話0136-55-5762（日曜を除く）で
◆参照HP：https://radioniseko.jp/lupicia-event2022w/
2022音更ら～麺村in道の駅おとふけ なつぞらのふる里（10月22日）
生産量日本一の音更町産小麦に、同じ音更町産のブロッコリーの乾燥粉末を練り込んだ「ブロッコリー麺」。ほんのり緑色、つるつると食感も良い特製の「ブロッコリー麺」を使って、町内のラーメン店がそれぞれ独自の味わいを工夫したラーメンを提供します。
ブロッコリー麺は、音更町と帯広市内のラーメン店が加盟する音更ら～麺組合が、2018年に「ご当地グルメ」として開発。全国でも人気の高い、採れたて・新鮮・栄養満点のブロッコリーを使ったこのオリジナル麺、昨年はインスタント麺でも販売したそうです。
参加店舗は12店。好みのラーメンを３杯選べるチケット（1,000円）は、当日会場で販売されます。限定1,200枚。チケットを購入し、さらにアンケートに回答すると抽選会に参加でき、素敵な景品が当たります。
◆イベント：2022音更ら～麺村in道の駅おとふけなつぞらのふる里
◆開催日時：2022年10月22日（土）午前11時～午後３時
◆会場：道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」（音更町なつぞら２番地）
◆問合せ先：音更町商工会 電話：0155-42-2246
◆参照URL：https://michinoeki-otofuke.jp/post-1098/
そのほかの主要イベント
▼サッポロさとらんど 新米・新そばフェア2022
・日時：2022年10月15日（土）、16日（日）午前10時～午後４時
・会場：札幌市農業体験交流施設 さとらんど交流館（札幌市東区丘珠町519-１）
・問合せ先：サッポロさとらんど 電話：011-787-0223
・参照ＵＲＬ：https://www.satoland.com/publics/index/1/detail=1/b_id=607/r_id=2132#block607-2132
▼支笏湖紅葉まつり（千歳市）
・日時：2022年10月16日（日）午前11時～午後３時
・会場：千歳市支笏湖温泉 湖畔園地（千歳市支笏湖温泉）
・問合せ先：支笏湖まつり実行委員会 電話：0123-23-8288
・参照ＵＲＬ：https://www.1000sai-chitose.or.jp/archives/7287.html
▼第27回忠類どんとこいむら祭り（10月16日）
・日時：2022年10月16日（日）午前10時～午後１時半
・会場：道の駅忠類特設会場（幕別町忠類白銀町384-12）
・問合せ先：幕別町忠類総合支所地域振興課 電話：01558-8-2111
・参照ＵＲＬ：https://www.town.makubetsu.lg.jp/tokubetsu/2022-0714-1810-63.html
