北海道 食と観光のWEBメディア|English

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2026.02.27

From北海道新聞

〈マチのこだわり味自慢〉三代目かん太郎=旭川市*チャップ 炭火でじっくり

北海道新聞記事
北海道新聞記事
三代目かん太郎の看板メニュー「チャップ」(伊丹恒撮影)
三代目かん太郎の看板メニュー「チャップ」(伊丹恒撮影)

 炭火でじっくりと焼き上げた厚切りの北海道産豚肩ロース肉とタレが食欲をそそる。ご飯をかき込みたくなる。「三代目かん太郎」の「チャップ」(880円)は、鶏の半身を焼いてタレに絡めた旭川名物「新子焼き」と並ぶ看板メニューだ。

 肉をこまめに返しながら、炭火で15分程度じっくりと火を通す。3代目店主の吉本巧さん(45)は「余分な脂を落とし、柔らかい食感にします。肉を育てるイメージです」と語る。最後に創業から80年ほど継ぎ足すしょうゆベースの秘伝のタレをかけ、焼いたタマネギを添えて完成だ。

 吉本さんによると、チャップという名前は骨が付いた肉をたたき切る「チョップ」が変化したという。戦前から養豚業が盛んで、豚肉が手に入りやすい旭川ならではのご当地グルメだ。名前は似ているが、ソテーした豚肉にトマトケチャップのソースを絡めるポークチャップとは一線を画す。

厚切りの豚肩ロース肉を炭火でじっくりと焼く吉本さん(伊丹恒撮影)
厚切りの豚肩ロース肉を炭火でじっくりと焼く吉本さん(伊丹恒撮影)

 吉本さんの祖父勇さんが戦後間もない1947年、現在の旭川平和通買物公園で創業した。繁華街にある小路「パリ街」を経て、2006年から現在の場所に店を構える。

 2代目の父弘さんが食道がんを患い、04年に吉本さんが24歳で店主を引き継いだ。飲食店の景気が良くなく不安だったが「若かったので、やってみるわという思いだった」と振り返る。

 チャップは吉本さんにとっても「子どものころ、じいちゃんのところで食べるソウルフード」。昨年9月には全国放送のテレビ番組でも紹介され、人気は広がる。来店客の多くはチャップと新子焼きの両方を注文し、近年は訪日客も訪れる。

 通販はコロナ禍で始めた。委託製造を検討したものの、店の味を出すことにこだわり、吉本さんが店の焼き台で1枚ずつ焼いて急速冷凍して発送している。

 来年、創業80周年を迎える。吉本さんは「チャップの味を全国にもっと広げていきたい」と意気込む。(朝生樹)

▼所在地 旭川市3の13
▼電話 0166・22・5244
▼営業時間 午後3時半~10時(ラストオーダー9時)
▼取り寄せ 通販サイト「きたうまれ」(https://kitaumare.com/item-detail/1856508)から。旭川名物チャップ焼き(3枚入り)3180円。送料別。
▼定休日 日曜
▼交通 JR旭川駅から徒歩15分

(北海道新聞2026年2月26日掲載)

北海道新聞記事
北海道新聞記事

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4丁目1

食と観光

PAGETOP