2022/11/17
空知管内、「ゴールデンカムイ」の「聖地」にファン続々 漫画に登場、月形樺戸博物館「地域の歴史知って」

明治期の北海道を舞台にした漫画「ゴールデンカムイ」の人気を受け、登場する空知管内の施設などをファンが訪れる“聖地巡礼”が活発だ。10月からテレビアニメの続編が始まったほか、実写映画化も決まっており、関係者は「地域を訪れ、歴史を知ってもらうきっかけになれば」と期待する。
同作は、埋蔵金伝説を追う主人公の元陸軍兵士とアイヌ民族の少女の冒険を、北広島市出身の漫画家野田サトルさんが描いた。アイヌ文化の緻密な描写や時代背景を浮かび上がらせる壮大な世界観が人気で、今年の日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞した。