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2023.11.22

朝からしっかり美味しいご飯を!〈第2弾〉~早朝から営業している札幌市内の 「朝ごはん」おすすめスポット5選

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 朝からしっかり、そして美味しいごはんが食べたい―。そんな方にお届けする、札幌市内で早朝から営業している、おすすめのお食事どころをご紹介する記事の第2弾です。今回は「市場めし」や米国スタイルのサンドイッチ、曜日限定の早朝営業でしか味わえないラーメンや中華粥(がゆ)など、さまざまな朝食を楽しめる5つのお店をご案内します。

市場関係者の朝昼めしを支える定食が楽しめる
 市場めし HACHI

日替わりの揚げ物と刺身がメインの、市場めし HACHIの「市場めし定食」
日替わりの揚げ物と刺身がメインの「市場めし定食」1000円

 観光シーズンには、カニやイクラ、メロンにアスパラなど北海道名物を買い求める道内外さらに海外からの観光客で賑わう「札幌中央卸売市場 場外市場」。ここには海鮮丼や寿司、ラーメンなど北海道グルメを提供する飲食店も立ち並んでいます。もちろん早朝にはセリが行われる「食の物流拠点」市場内には、そこで働く人々の朝昼ごはんを支える飲食店も営業しています。あまり知られていませんが、そこは一般客の利用もOK。食に精通した市場関係者の胃袋をガッチリつかんでいるから、味・ボリュームともに間違いありません。

青果棟3階に店を構える「市場めし HACHI」の店舗外観
青果棟3階に店を構える「市場めし HACHI」

 市場内には、業者が買い付けした魚介や青果を積み込むセンターヤードをはさんで青果棟と水産棟があり、その両方に飲食店が営業しています。青果棟3階で2020年から営業しているのが「市場めし HACHI(はち)」。ウニの加工がメインの水産会社が経営する食事処で、上質なウニ丼を通年提供していますが、定番メニューは定食やカレー、そば、うどんなど誰からも親しまれる品揃え。「お客さまの中心は市場で働いている方。その方々が商談などに来られた業者さんをお連れいただくことも多いです。最近は一般のお客さま、観光客の方も増えてきましたね」と店長の福永敦史さん。

お店の前に立つ店長の福永敦史さん
学生時代はサッカー選手だった店長の福永敦史さん
カウンター席とテーブル席がコの字になった清潔感あふれる店内
カウンター席とテーブル席がコの字になった清潔感あふれる店内で、気持ちよく食事が楽しめます

 市場関係者や地元の方に一番人気なのは「市場めし定食」。その日の仕入れで決まる揚げ物2種類と刺身をメインに、サラダ、日替わりの小鉢、ごはん、味噌汁、さらに生たまごか納豆が付くという定食の〝王道〟で、ボリュームもたっぷりです。

「市場めし定食」につく刺身のアップ
その日の仕入れで決まる「市場めし定食」の刺身。中トロが出ることも!

 丼もののおすすめは、日替わりの海鮮ネタ3〜4種類や玉子焼きをサイコロ状にカットし、トビッコで和えて酢飯(白飯に変更可)の上にのせた「市場のバラ海鮮丼」。場内の水産仲卸などから、上質でお買い得な魚介をその日の朝仕入れて使用するので鮮度抜群。サラダ、小鉢、味噌汁も付いて1100円は破格です。

非常にコスパの良い「市場のバラ海鮮丼」
非常にコスパの良い「市場のバラ海鮮丼」1100円


 「日替わり焼き魚定食」(1000円)も人気上位で、鮭のハラスや紅鮭が出た日はオーダー数が増えるそう。「ボリュームザンギ定食」(900円)、「しょうが焼き定食」(900円)、「北寄カレー」(890円)は、体力を使う市場勤務の方々のスタミナ源。定番メニュー以外に、仕入れ次第で登場する限定メニューもお楽しみです。

地元の人も観光気分が味わえる場外市場
地元の人も観光気分が味わえる場外市場

 市場への入場は、環状通側にある「西門」か、JR線高架沿いにある「東門」から管理センターを目指してください。車で来場の場合は、そこで「青果棟3階の『HACHI』に食事に行きたい」と伝えれば、駐車スペースを案内してくれます。徒歩の場合は、告げるだけで入場できます。詳しくは札幌市中央卸売市場アクセス情報を(https://www.sapporo-market.gr.jp/common/img/pdf/map.pdf)。

案内図の現在地が青果南門。緑の建物が「HACHI」のある青果棟です
緑の建物が「HACHI」のある青果棟です

 青果棟、水産棟ともに開場日には見学も可能(事前に要予約)。場内は市場の仕事優先。運搬車・ターレやトラックも行き来していますので、車は徐行必須。徒歩の方も交通ルールを守って入場し、おいしい朝ごはんを味わいましょう。

青果棟の入り口
青果棟の入り口。ここからエレベータで3階へ
青果棟の階段を上がった2階にある見学コース入り口
階段で上がると2階に見学コースがあります
住所…札幌市中央区北12条西20丁目 2-2-2 札幌市中央卸売市場青果棟3F  
電話…011・699・6914
座席…15席
営業時間…6:00〜13:00
定休日…市場休に準ずる(基本は水・日曜)
駐車場…あり(管理センターで要受付)
※情報は取材当時のものです。ご利用の際はお店にご確認ください

早朝4:30から豊富なメニューをセルフで気軽に
 札幌市中央卸売市場 水仲食堂 順路

市場内で仕入れた魚介7〜8種のネタがのった「水仲食堂 順路」の「海鮮丼」
市場内で仕入れた魚介7〜8種のネタがのった「海鮮丼」1700円。ぜひ食べる価値ありの質と値段です

 札幌中央卸売市場の場内にあるもう1つの食堂もご紹介します。「市場めし HACHI」が営業する青果棟の向かい、水産棟の3階に店を構える「札幌中央卸売市場 水仲食堂 順路(すいなかしょくどう・じゅんろ)」です。〝水仲〟とは、水産仲卸の略。この棟の1階では早朝から海産物のセリが行われ、それらを鮮魚店や飲食店に卸す仲卸店が軒を並べています。

 同店は、美唄で商店や仕出し業などを営む会社による出店。使用する魚介類などの食材は、店名通り1階の仲卸店から仕入れるものがメインです。店内はセルフスタイルで社員食堂のような雰囲気。早朝午前4時半から営業と、まさに市場内で働く方の食事を支えています。営業時間中は、休憩や食事時間を迎えた人が次々と訪れ、しっかり朝昼食をとったり、ちょっと小腹を満たしたり、コーヒーでくつろいだり。設置された新聞などを広げながら、思い思いに過ごしていました。

水産棟のエレベータで3階に上がり、案内表示に従って進むと現れるあんどんが目印の「水仲食堂 順路」
水産棟のエレベータで3階に上がり、案内表示に従って進むと現れるあんどんが目印
セルフスタイルで気軽に利用できる「水仲食堂 順路」の店内
セルフスタイルで気軽に利用できる

 メニューは観光客にもおすすめの「海鮮丼」や「鉄火丼」、仕入れによって変わる各種定食、ラーメン、ビーフカレーライス、そば、うどんなど、毎日通っても飽きない豊富な品揃え。煮魚や焼魚、「みそザンギ」、「満腹ザンギ」、「チキン南蛮」、小鉢、サラダ、納豆、生たまごなどのお好きな単品を選び、ごはん・味噌汁セット250円(ごはんのみ200円、味噌汁のみ100円)と組み合わせて、自分好みの定食にして味わうこともできます。

好きなおかずを選んで会計する単品の惣菜類
好きなおかずを選んで会計する単品の惣菜類

 定食または単品・セットのごはん、味噌汁は、何度でもおかわりOK!お腹が空いている時にうれしいサービスです。仕出し業を営んでいることもあり、手作り料理の味は間違いなし。マグロは生の本マグロにこだわるなど特に魚介類の質は抜群で良心的な値段です。取材日の本マグロは函館・戸井産で、程よい脂のりと酸味を味わうことができました。またこの日の定食のアジフライは、身の大きさが15センチ以上。身厚でふっくら、食べ応え抜群です。

「アジフライ定食」は、小鉢におかわり自由のごはんと味噌汁付きで800円
「アジフライ定食」は、小鉢におかわり自由のごはんと味噌汁付きで800円

 定食ほか、料理内容は日によって、または季節によって変わります。また、時間がない方などに好評なのが、店で手作りされる各種弁当。バラエティーに富んだ惣菜がバランスよく入り、コストパフォーマンスは抜群!

440円から提供している各種弁当
各種弁当は440円から

 市場への入場は「市場めし HACHI」の記事で紹介した通りですのでご確認を。時間に余裕はあれば水産棟の見学も可能なのでぜひ。(見学は事前に要予約。※詳細は https://www.sapporo-market.gr.jp/ へ)

写真左奥でセリが行われます
住所…札幌市中央区北12条西20丁目2-1 札幌市中央卸売市場水産棟3F
電話…011・644・7188  
座席…約50席  
営業時間…4:30〜13:30
定休日…市場休に準ずる(基本は水・日曜・祝日)
駐車場…あり(管理センターで要受付)
※情報は取材当時のものです。ご利用の際はお店にご確認ください

手作り具材のN.Y.スタイルサンドイッチ
 ハサミヤ

ボリュームたっぷりのサンドイッチ「ルーベン」
ボリュームたっぷりの「ルーベン」790円

 札幌市の路面電車電停「静修学園前」から札幌静修高等学校角の交差点を、校舎方向に曲がって2分ほど歩くと、ネイビーに白文字で「SANDWICH」と書かれた看板が目に留まります。地下鉄南北線「幌平橋駅」からも徒歩3分程度という好立地。2012年12月にオープンしたサンドイッチの専門店です。

道路をはさんだ向こう側は札幌静修高等学校
N.Y.の街角に佇むサンドイッチスタンドをイメージ

 アメリカ、特にニューヨークのサンドイッチ屋をイメージしたという同店は、メニューもアメリカ東海岸やニューヨーク・スタイル。現地で定番のサンドイッチを味わうことができます。

 例えば、ニューヨーカーが好むという典型的〝ユダヤ系サンドイッチ〟で、ニューヨークの名物料理の1つ「ルーベン」は、コーンドビーフ(コンビーフ)とチーズ、ザワークラフト、ロシアンドレッシングをはさんだトーストサンド。ビーフの旨味とチーズのコクを塩っ気や酸味が引き立てる、食べ応えのある一品です。

 もう1つ紹介したいのが「エルビス」。かのエルビス・プレスリーが好んで食べたサンドイッチで、名前の由来となっているそうです。これはベーコン、バナナ、ピーナッツバター、はちみつというユニークな具材のトーストサンド。甘じょっぱさがクセになるおいしさです。

ピーナッツバターのつぶつぶ食感もアクセントの「エルビス」
ピーナッツバターのつぶつぶ食感もアクセントの「エルビス」560円

 おなじみの「ハムレタスチーズ」はその名の通りの組み合わせ。これらに使われているコーンドビーフ、ベーコン、ロースハムは全て自家製。厨房奥の勝手口手前にはスモーカーが置かれています。そのほかの具材やドレッシングなども独自の味に仕上げています。

肉の旨味と塩気がしっかり感じされる自家製ロースハムをはさんだ「ハムレタスチーズ」
肉の旨味と塩気がしっかり感じされる自家製ロースハムをはさんだ「ハムレタスチーズ」410円

 メニューはパンを焼かないサンドイッチにトーストサンド、ホットサンドがあり、食材の組み合わせで多彩に楽しませてくれます。サイドメニュー、ドリンク、スイーツもあり、それらとサンドイッチがセットになったコンボもあり。全品テイクアウト、イートイン可能で、急ぎの方は種類は限られますが、作り置きを購入することも可能。 

竹島悟史さんと紀子さんのセンスが光る店構え
竹島悟史さんと妻・紀子さんのセンスが光る店構え
お店に掲示されている悟史さんオリジナルイラスト入りPOP
悟史さんはオリジナルイラスト入りPOP制作もお手のもの

 出店場所はオーナー・竹島悟史さんの生まれ育ったまちということですが、実は娘さんが近くの高校に進学したことで、「娘の学校の近くに店を構えれば、放課後に立ち寄ってくれるだろう」との思惑があったからとか。そんな訳で、高校生が買いやすい値段を意識しているそうで、一番安価な「チョコバナナ」は260円。近隣に愛され、遠くからもたくさんのお客さまが訪れる「ハサミヤ」。月・火・金の週3日の朝営業には同店を訪れて、1日のスタートに活力をつけませんか?

住所…札幌市中央区南16条西5丁目3-13 住地ビル1F
電話…011・211・0868
座席…7席
営業時間…月・火・金曜8:00〜16:00/木曜12:00〜/土・日曜・祝日11:00〜
定休日…水曜
駐車場…なし
※情報は取材当時のものです。ご利用の際はお店にご確認ください

「月・火曜限定」朝ラーのあっさり煮干中華そば
 らーめん ほっぺ家

月・火曜の6:00〜8:30だけ味わえる「ほっぺ家」の「平子煮干しそば(しょうゆ)」
月・火曜の6:00〜8:30だけ味わえる「平子煮干そば(しょうゆ)」700円

 和食の職人から、2012年に念願だったラーメン店の道を切り開いた先代店主。キャリアから導き出した魚介豚骨の和風ラーメンは、手間と時間を惜しまない仕込みによる繊細で深みある味付けが評判となり、開店後、瞬く間に人気店に。現在は5年ほど同店で修業してきた遠藤佳輝さんが、先代の味を引き継いでいます。2023年3月から月・火曜限定で朝営業をスタート。家族思いの遠藤さんが少しでも2人の息子と奥さまとの時間を大切にするため、午後の営業時間を削る代わりに、早朝営業を取り入れたというのが始めた理由の一つ。そんな遠藤さんが作る朝ラーは、あっさり食べられて、しっかり旨味が楽しめる〝無化調〟(化学調味料を無使用)の優しい一杯です。

お店は東区役所の裏で、地下鉄駅からも近い好立地
お店は東区役所の裏側で、地下鉄駅からも近い好立地
のぼりなどが目印のほっぺ屋の店舗
のぼりなどが目印のほっぺ家の店舗

 朝ラーのメニューは、「平子煮干そば」のしょうゆとしお2種類で勝負。「平子煮干しで取るダシは、煮干の中でもクセがなくあっさりしながら、旨味を出せるので、朝ラーにピッタリだと思って選びました。スープを飲み干していかれるお客さまも多くてうれしいですね」と遠藤店主。ダシに合わせてイワシの魚醤を隠し味に加えているのが、しっかりとした味わいのポイント。ツルツルもっちりの手もみ風平打ち麺は、このスープにぴったり。4日間もかけて完成させる太切りメンマは、先代から叩き込まれた「ほっぺ家」の味。しっとりジューシーで弾力が心地よい豚モモチャーシューは、朝メニュー向けに脂身が付いていません。これぞ〝ほっぺ家イズム〟と遠藤さんの感覚から生まれた絶品朝ラー。

土佐醤油に漬けた卵黄をそぼろ飯にのせた朝営業限定のサイドメニュー「土佐漬け卵の鶏そぼろ飯」(150円)
土佐醤油に漬けた卵黄をそぼろ飯にのせた「土佐漬け卵の鶏そぼろ飯」(150円)は、朝営業限定のサイドメニュー。なくなり次第終了となります

 遠藤さん自身、高校時代からラーメンチェーン店でアルバイトし、卒業後そのままその会社へ就職。国内外の支店長も務めましたが、独立を考えた時「一からラーメン作りを勉強しよう」と一念発起。「弟子は取らない」主義だった先代のもとに、ツテを頼って弟子入り。家庭の事情で一時、店を離れたそうですが、先代から「ほっぺ家」継承を打診され、2021年から引き継ぎました。

店内カウンター前に立って笑顔を見せる店主の遠藤佳輝さん
店主の遠藤佳輝さん
カウンター席とテーブル席を備えた店内
カウンター席とテーブル席を備えた店内

 朝から最高の一杯を提供するため、朝ラー営業日は早朝午前3時には店に入り、仕込みを始めます。忙しい週末営業の後の月・火曜だけに体力的には大変。「お客さまと家族の笑顔を見たら、疲れは吹き飛びます」と優しい遠藤さんが作る一杯をぜひ!

住所…札幌市東区北11条東6丁目1-40 館ビル1F
電話…011・752・0011
座席…9席
営業時間…11:00〜L.O.14:45、17:30〜20:30(月・火曜は6:00〜8:30、11:00〜L.O.14:45)
定休日…水曜
駐車場…4台(土・日曜・祝日は6台、朝営業時は5台駐車可能)
※情報は取材当時のものです。ご利用の際はお店にご確認ください

日曜限定の朝営業で人気の「季節の中華粥」をお得に!
 台湾小籠湯包 HUANG’S円山

日曜朝限定1100円で数量限定の「季節の中華粥」
9種類の薬味でいただく「季節の中華粥」日曜朝限定1100円 ※数量限定

 札幌・円山、裏参道に面したビルの1階で2018年から営業する本格台湾料理店の「台湾小籠湯包 HUANG’S(ファンズ)円山」。台湾人のベテランシェフ・ファンさんとスタッフが作る、台湾家庭料理が楽しめるお店です。こちらは日曜日のみ午前8時〜10時の朝営業を行っており、ランチで人気の「季節の中華粥」がお得に味わうことができます。ウィークデーで疲れた身体を、優しい朝ごはんでいたわる、というのはいかがでしょうか?

通りの両側におしゃれな店が立ち並ぶ裏参道に面した店舗
通りの両側におしゃれな店が立ち並ぶ裏参道に面した店舗
テーブル席とカウンター席、奥には半個室もある店内
テーブル席とカウンター席、奥には半個室もあります

 「季節の〜」と名が付く通り、季節ごとに内容が変わる中華粥。食材の時期や天候によって前後しますが、10月〜11月いっぱいは「秋・豚肉と青菜」を味わうことができます。アツアツをすくって、お好みの薬味も添えて「ふぅ〜ふぅ〜」。ひと口すすると、口の中に青菜の爽やかな香りが広がります。豚肉がゴロゴロ入り、塩っ気がしっかり利いて、ネギ油の風味もいいアクセントになって食べ応えあり。

シェフのファンさん自家製高菜漬けをのせてレンゲですくい上げた中華粥
シェフのファンさん自家製高菜漬けをのせると、さらにおいしさアップ!

 薬味の1つ、高菜漬けはファンさんの手作りです。おかゆはおかわり自由なので、お腹いっぱいになりますよ。

薬味は、ファンさん手作りの高菜漬けや、ピータン、キャベツの甘酢漬け、燻製塩豚など9種類
薬味は、ファンさん手作りの高菜漬けや、ピータン、キャベツの甘酢漬け、燻製塩豚など9種類

 日曜朝営業では、「水餃子」(2個)は通常320円が280円に、台湾ジャスミン茶だと通常880円が500円になるなどの〝早起き割引〟メニューがあるのでお楽しみに。秋の次は「冬・真鯛」「春・シラス」「夏・とうもろこし」と続く予定です。お粥は作り置きしたものではなく、注文ごとに作ります。「日曜日の午前中、時間に余裕を持って、ゆっくりと楽しんでいってくださいね」と店長の桜庭美久さん。

店の前に立つ、シェフのファンさん(右)と長年の相棒、料理人の中村さん(左)
経験豊富なシェフのファンさん(右)と長年の相棒、料理人の中村さん(左)

 内装は落ち着いた高級感の中に、台湾の雑貨や装飾が散りばめられて、ちょっとした現地の雰囲気を味わうことができます。

現地の雰囲気を感じさせる置物が店内を飾ります
現地の雰囲気を感じさせる置物が店内を飾ります
積み重ねられたせいろ
積み重ねられたせいろ

 何を食べてもおいしいと評判のファンさんの料理の中でも、とりわけ「小籠包」はぜひ食べてほしい逸品。残念ながら日曜朝営業では提供しておらず、ランチかディナーのお楽しみです。注文が入るたびに皮を伸ばし、あんを包んで蒸すそうで、手作りの皮もあんも、中からあふれ出るスープも絶品です。出てくるまでに少々時間はかかりますが、食べないと損! 人気店なので、特に夜は席予約をおすすめします。

住所…札幌市中央区南1条西22丁目2-21 Palazzo裏参道ビル1F
電話…011・590・0190
座席…24席
営業時間
ランチ/11:00〜14:00(L.O.13:30)
※土・日曜ランチは〜15:00(L.O. 14:30)
ディナー/17:00〜21:30(L.O.フード20:30、ドリンク21:00)
※日曜・祝日ディナーは〜21:00(L.O.フード20:00、ドリンク20:30)
★日曜は8:00〜10:00も営業
定休日…月・火曜
駐車場…近隣P利用で、ランチ100円引き、ディナー5000円以上利用で500円引き
※情報は取材当時のものです。ご利用の際はお店にご確認ください
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