2022/11/24
新たな小樽土産 オリジナル缶詰 官民の協議会企画 11月25日から体験会
北海製缶小樽工場(色内3)で製造した缶に、市内で買った工芸品などのお土産や思い出の品を入れた缶詰「おたるハート缶」の商品化を、官民でつくる協議会が進めている。歴史ある小樽の製缶業をPRするとともに、話題性のある新たな名物を作るのが狙い。25日から3日間、缶詰づくりの無料体験会を開き、参加者から改善すべき点などの意見を集める。
企画したのは、文化庁の日本遺産候補「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の正式認定を目指す「市日本遺産推進協議会」(会長・迫俊哉市長)。北海製缶小樽工場の前身の北海製缶倉庫は1921年(大正10年)に創業し、昭和初期には製缶工場としては「東洋一」と評価された。今も水産業、缶詰産業を支えている。