花火千発「なつぞらのふる里」の冬空彩る　道の駅おとふけで初開催

【音更】花火と音楽が競演するイベント「冬華火（ふゆはなび）２０２２ｉｎなつぞらのふる里」（北海道新聞帯広支社主催）が１７日、十勝管内音更町の道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」で初めて開かれた。約千発の花火が冬の夜空に打ち上げられ、住民や観光客らを魅了した。 ４月の道の駅移転開業と、北海道新聞創刊８０周年を記念した企画。花火は１５分間で、最初は穏やかな音楽に合わせ１発ずつ上がり、観光用牛舎や牛のモニュメントが敷地内に並ぶ道の駅の上空を染めた。終盤は雪だるまやハート形などの花火が次々と空に広がり、会場を盛り上げた。 妻と訪れた帯広市の会社員井上裕さん（２９）は「１発ずつ音が響き、心にしみる花火」と笑顔だった。（鈴木宇星）