2022/06/06
八雲の熊石アワビ、フェス中止で割安販売 町外からも予約受け付け
【八雲】人気イベント「熊石あわびの里フェスティバル」が3年連続で中止され、実行委は来月、活アワビや北海道二海(ふたみ)サーモンなど熊石の海の幸を割安で販売する。同フェスのために用意し、行き場を無くした活アワビを活用、「あわびの里熊石」の健在ぶりを広く発信する考えだ。
同フェスは例年5月、満開のヤエザクラの下で熊石地区特産のアワビを炭火で焼いて楽しむ催し。コロナ禍前の2019年には町内や札幌、函館、室蘭などから約3万人が訪れた。現在、各地でイベント再開の動きがあるが「あわびの里フェスは飲食がメインのイベント」(同実行委)と言い、リスク回避のため今年も開催を見送った。