2022/06/13
クルーズ船の小樽寄港再開へ 2年10カ月ぶり 7月から6回予定
小樽港へのクルーズ船の寄港が7月に再開され、2年10カ月ぶりに復活する見通しとなった。本年度は7月9日の「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)を皮切りに、9月上旬まで計6回の国内船の寄港を予定する。外国船の寄港は依然めどが立っていないものの、市は乗船客による経済効果など観光需要の回復を期待している。
市によると、クルーズ船の小樽港への寄港は2014年度が過去10年で最多の41回。その後も15~19年度は20~29回に上り、地域経済の活性化につながっていたが、新型コロナ感染拡大の影響で19年9月の「ザ・ワールド」(4万3188トン)以降はなく、20、21年度は2年連続でゼロだった。