「日本一早い紅葉」に猛暑余波　大雪山系、例年より１週間以上遅れ

【層雲峡、旭岳温泉】猛暑の影響で「日本一早い紅葉」とされる上川管内上川町の大雪山系黒岳（１９８４メートル）や東川町の旭岳（２２９１メートル）で紅葉の見ごろが例年より１週間以上遅れている。早い場所でも今週末以降となりそうだ。 大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイを運行するりんゆう観光によると、黒岳で人出の多い７合目付近は例年９月中旬に見ごろになるが、今年は紅葉が始まったばかりだという。旭川地方気象台によると、上川町の７、８月の平均気温は２１・７度と平年より２・４度高かった。２２日以降は冷え込む見込みで、黒岳の見ごろについてりんゆう観光は「２５日以降」、旭岳について、ロープウエーを運行するワカサリゾートは「来週末」と予測する。（大井咲乃）