2022/04/19
「酒蔵ラーメン」お土産にいかが 酒かす入りスープ特徴 上川の老舗「あさひ食堂」商品化
【上川】町内のラーメン店「あさひ食堂」は、土産用ラーメンを地元限定で発売した。開業から半世紀の老舗で、通年販売の商品化は初めて。道内外のラーメン好きから長年愛されているみそラーメンの商品化に地元では、定番の土産品にと期待されている。
みそと上川大雪酒造の酒かすを合わせたまろやかな味わいのスープが特徴の「酒蔵ラーメン」。店でも人気のメニューだ。新型コロナウイルスが流行する前は、海外から訪れる外国人観光客もいたという。
商品化は、新たな特産品を作ろうと、上川町商工会が企画した。店に麺を卸している製麺所「三輪商事」の三輪登社長(71)が「全国的にも有名なあさひ食堂のラーメンを商品化したい」と2代目店主の鎌田康雄さん(68)に打診した。三輪商事の麺を使い、スープは道内の専門業者がレシピを基に再現した。