2022/07/05
五島軒、パン自社製造40年ぶり再開 名物カレーのカレーパンなど7日発売
函館市の老舗洋食レストラン「五島軒」はパンの自社製造を約40年ぶりに再開し、名物のカレーをアレンジしたカレーパンなどを7日から直売店で販売する。同社は1879年(明治12年)にパンとロシア料理の店として創業。新型コロナウイルス禍によりレストラン事業が影響を受ける中、原点のパンで新たなファンの獲得を目指す。
函館カレーパン(378円)と角食パン(864円)の2種類。カレーパンは同社自慢のルーをベースとし、パンに包んで揚げるために具材を多くして粘度を高めた。同社がかつてパンを製造していた際も、カレーパンはなかったという。角食パンは洋食との相性を考え、道産小麦で作った生地に練乳を混ぜ込み、甘い口当たりが特徴だ。