サクラ前線、道都到着 札幌で開花宣言 平年より８日早く

札幌管区気象台は２３日午前、札幌市内のサクラの開花を宣言した。平年より８日早く、昨年より１日遅い。２７日ごろ満開になる見通し。市は公園での宴会自粛を呼びかける一方、新型コロナウイルスの感染拡大以降、円山公園など市内の一部公園で実施した立ち入り制限は、今年は行わない。 サクラの開花は午前９時半ごろ、同市中央区の気象台構内にある標本木のソメイヨシノが咲いているのを職員が確認した。気象台によると、市内の最高気温が２１、２２日に２０度を超え、平年より早めの開花につながった。大通公園では薄ピンク色のサクラが咲き、スマートフォンで撮影する市民の姿が目立った。（三島今日子）