2022/08/21
豊漁願い花火1万発 白糠
【白糠】「第8回港inしらぬか花火大会」(実行委員会主催、北海道新聞釧路支社など共催)が20日夜、白糠漁港特設会場で3年ぶりに開かれ、感染終息と豊漁を願う1万発の大輪が、夜空と海を彩った。
花火大会は、感染拡大のため2020年から2年連続中止となり、今年は「感染拡大でいろいろなことを我慢してきた人たちにエールを」と、花火を例年のほぼ2倍に増やした。
午後7時から港内で花火が次々と打ち上げられると、海面が色とりどりの光に照らされ、観客から歓声が上がった。釧路市から訪れた釧路北陽高1年の谷地中葵(やちなかあおい)さん(15)は「直前まで雨が降っていたのが晴れ上がり、花火で海も輝いてきれいだった。やっぱり夏は花火があるのがいい」と笑顔を見せた。(佐竹直子)