丸瀬布で気軽にランチ、夕食を　そば、すしの店２３日開業　元マウレ山荘料理人・後藤さん独立

【遠軽】町丸瀬布に、そばやすしを中心とした飲食店「飲み喰い処　ぴょんきち」（丸瀬布中町２１）が新たに開店する。町内のホテルマウレ山荘などで料理人を務めた後藤佳津羊（かつよし）さん（５６）が独立し、妻の夏美さん（６１）とともに、腕を振るう。２３～２５日はオープン記念でそばとビールを低価格で提供する。 後藤さんは訓子府町出身。１６歳から道内各地の飲食店などで修業を重ね、昨年９月まで２年半、マウレ山荘のレストランに和食料理人として勤務。丸瀬布で暮らす中で「地域の人々の温かさに心を打たれ、妻とここに骨を埋めたいと思った」という。昨夏、会社事務所として使われていた戸建て物件を購入後、大工の義兄の手を借りて内装を一新するなどして、開店に向けた準備を進めてきた。