赤平の象徴！？「ズリ山田くん」誕生　市内の近藤さん新キャラ考案　缶バッジなど人気

【赤平】炭鉱遺産を生かしたまちづくりを進める赤平への訪問者を増やそうと、市内のウェブデザイナー近藤英樹さん（５２）が、市内にある日本遺産の構成文化財をあしらった新キャラクター「ズリ山田くん」を考案した。赤平市非公認だが、缶バッジなどにして販売を始めたところ、好調な売れ行きをみせている。 市内には構成文化財が３件ある。新キャラクターはこのうちの一つで、直線部分の階段数７７７段が日本一の「北炭赤間炭鉱ズリ山」（ズリ山階段）をメインに配置。あかびら火まつりにちなんで「火」の字で顔の表情を表しており、愛嬌（あいきょう）のある垂れ目となっている。ズリ山の周りには、別の構成文化財「住友赤平炭鉱立て坑やぐら・周辺施設」なども加えた。