2022/09/05
食品自販機を新収入源に 人手不足にも対応 釧根で異業種参入
釧路・根室管内で食品の自動販売機の設置が相次いでいる。自販機は24時間稼働し、対面販売を避けられるため、新型コロナウイルス下での売り上げ低迷や慢性的な人手不足に悩む飲食店が新たな収入源にしようと試みている。マッサージ店がスイーツの販売に参入するなど異業種も参入している。
中標津町でバー「ジェームズ シーズンツー」を営む篠原奉行さん(49)は昨年12月、町内の住宅地に手作りクレープの自販機を置いた。商品は日替わりで、地元の牛乳を使った生地などが好評。これまでに3万個以上を売り上げた。