2022/05/02
東明駅舎の内部公開 旧美唄鉄道
【美唄】空知の炭鉱、室蘭の鉄鋼、小樽の港と各地をつなぐ鉄道からなる日本遺産「炭鉄港」の構成文化財の一つ、美唄市内の旧美唄鉄道東明駅舎の内部公開が1日、今年も始まった。普段は公開していない内部を見ようと、50人ほどが訪れた。
旧美唄鉄道は現JR美唄駅と三菱美唄炭鉱があった常盤台駅までの約10キロを結び、1972年に廃止された。木造平屋の駅舎の待合室には、切符の販売窓口などが当時のまま残されているほか、石炭や住民を運んだ往時を伝える写真パネルが並ぶ。敷地内には4110形タンク機関車(SL)も静態保存されている。