2022/09/22
標津産ブドウ、ワインに結実 「しれとこのしずく」赤とスパークリング発売
【標津】標津町内で育てたブドウのワイン「しれとこのしずく」が完成し、発売された。「自分たちで育てたブドウのワインを飲みたい」という町民の挑戦が実を結び、飲みやすいライトボディーの赤ワインとスパークリングワインの2種類がデビューした。
ブドウ栽培は、地域おこしに取り組む町民グループ「美しい村標津産蕎麦作り研究会」(田村正範会長)が2015年に始めた。赤ワイン用の品種「清見」の苗木を、町川北の露地で育てている。昨年10月中旬に818キロを収穫し、めむろワイナリー(十勝管内芽室町)に委託して製造した。