2022/10/19
「二海サーモン」楽しむ弁当 函館大・八雲町など開発 味付け2種、試食好評
函館大学(函館)と八雲町などは、同町がブランド化を目指す「北海道二海(ふたみ)サーモン」を使った「二味(ふたみ)弁当」を共同開発し、19日に函館市内で試食会を行った。来年中の一般販売も見据えており、岩村克詔町長は「(まちの両隣の)長万部町のかにめし、森町のいかめしに並ぶ名物に」と意欲を語った。
二海サーモンは、八雲町が日本海と太平洋の両方で試験養殖を進めるトラウトサーモン(ニジマス)。函大は近年、学生有志による「地域創造プロジェクト」を通じた同町の活性化に取り組んでおり、その一環で二海サーモンの付加価値向上に着目した。学生3人が町やイチヤママル長谷川水産(八雲)、同大系列の函館短大付設調理製菓専門学校(函館)の協力を得て昨秋から開発を進めてきた。