佐呂間に観光・交流拠点　中心部の空き店舗改装　特産品紹介、無線ＬＡＮも設置

【佐呂間】町は来年度、町中心部（宮前町１１の１）に観光情報の発信や地域交流の拠点となる新施設を開設する。４年前まで飲食店として使われていた建物を改装し、町観光物産協会の事務所としても活用する。町経済課は「観光情報の提供などの対応をより柔軟に行い、利便性を高められるようにしたい」としている。 新施設には２０１８年に閉業した洋食店「ぶ～にや」の空き店舗を利用する。役場庁舎から道路を挟んで真向かいという好立地にあり、鉄筋コンクリート平屋建てで床面積は約９６平方メートル。ぶ～にやの閉業後、町内の別の民間事業者が取得したが、有効な活用策が見つからず、ほぼ手つかずの状態だったという。町は今年７月に土地と建物を取得した。取得費は約９８０万円。