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2022.05.17

From北海道新聞

知床こんぶ醬油、池田産ブドウ…北見・永田製飴がコラボ*道内の美味 アメに練り込み*「地域PRにつなげたい」

北海道新聞記事
北海道新聞記事
永田製飴が開発や販売を進めるアメ菓子の数々
永田製飴が管内外の地場産品を取り入れ、開発や販売を進めるアメ菓子の数々

 北見市内の老舗製菓業「永田製飴(せいあめ)」が、オホーツク管内外の地場産品を使ったアメ菓子作りに取り組んでいる。網走市内の醸造所と連携した「知床こんぶしょうゆ飴」や、十勝管内池田町産ブドウの果汁を使ったものなど、種類も豊富。同社の永田泰之(ひろゆき)社長(43)は「各地の良さと自社の技術を掛け合わせながら、地域PRにつなげられれば」と意気込む。(山田健裕)

 同社は1921年(大正10年)創業。北見特産のハッカを打ち出した「ハッカ飴」や、観光素材化を狙った網走市からの依頼を受け作った「流氷飴」など、地域色あふれるアメ菓子作りにこだわる。少子化による需要減など製菓業として厳しい時代の中、永田社長は5年ほど前から「次の100年を見据え、他社と手を取り合って地場を盛り上げたい」と思い立ち、アイデアを練ってきた。

 みそやしょうゆの製造を手掛ける倉繁醸造(網走市)も、同じく創業100年超の歴史を持つ。昨冬、網走商工会議所の紹介で両社のつながりが生まれ、コラボ商品の構想がスタート。看板商品の「知床こんぶ醬油(しょうゆ)」を取り入れた、黄金色の甘じょっぱいアメ菓子を開発しており、今夏にも発売したい考えだ。倉繁醸造の倉信一郎社長(62)は「新たなジャンルの商品で、お客の裾野が広がりそう。今後も長くお付き合いしたい」とコラボを喜ぶ。

 池田町産ブドウ「山幸(やまさち)」を生かした「山幸ぶどう飴」も、4月下旬にリニューアルした。2020年に山幸が国際ブドウ・ワイン機構(OIV、パリ)に品種登録されたことを受け、ブドウの葉をかたどった形に変更。町ブドウ・ブドウ酒研究所とも協議して外袋のデザインや文言を改めており、高級感を持たせて商品の付加価値を高める狙いだ。

 このほか、上川大雪酒造(上川管内上川町)から酒かすの提供を受けた「酒粕飴(さけかすあめ)」や、食品加工業「グリーンズ北見」(北見市)のオニオンパウダーを活用したアメ菓子などの開発も進めている。

(北海道新聞2022年5月11日掲載)

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