旭川市内のレストラン4店で上川産ワインをグラスで楽しめる「上川産ワインフェア」が始まりました。28日まで開催中なので、ぜひ1度味わってみてください。
夏と冬との寒暖差が60度を超える上川管内でのワイン造りは、昨年50周年を迎えた「ふらのワイン」(富良野市)が開拓者となってけん引してきました。今では、名寄市、東川町、上富良野町、中富良野町にもワイナリーが誕生しています。
そんな上川産ワインを地元の人たちに気軽に味わってもらうためのフェアです。主催は北海道-ワインプラットフォームです。
参加店と、店ごとの提供ワイナリーは次ぎの通りです。
参加店 | 住所 | 提供ワイナリー |
ビストロ ポ・プーレ | 旭川市4条通7丁目 | ふらのワイン(富良野市) |
バーエペルネ | 旭川市3条通6丁目カワイビル4階 | 雪川醸造(東川町) |
ワインバールイーズ | 旭川市4条通6丁目右10 | とわ北斗(鷹栖町)※ |
エル・ソル・デ・カタルーニャ | 旭川市2条通7丁目2004の2 | ドメーヌレゾン(中富良野町) |
「とわ北斗(※)」は、障害福祉サービス事業所「とわ北斗」の畑で栽培したブドウを岩見沢市の「10Rワイナリー」で委託醸造したワインです。
初日の23日には、参加店の「ビストロ ポ・プーレ」で、ふらのワインの醸造責任者の高橋克幸さんと、ワインクラスター北海道の阿部眞久代表のプレミアム対談がありました。
ふらのワインの歴史や、上川産ワインの特徴などを分かりやすく教えてもらいました。上川管内のワイナリーの方や、ワイナリーの開業を目指してブドウ栽培をしている生産者の方も参加していました。新たなワイナリーが今後も誕生しそうです。
ふらのワインの試飲とペアリングメニューの試食もありました。
試飲したワインは、「シャトーふらの(白)2020」と「シャトーふらの(赤)2019」です。
白は、ケルナーとバッカスを使い、フルーティーで果実味がありつつ、ほどよい酸味も感じられます。
赤は、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、ツバイゲルトレーベ、ふらの2号の4種類をブレンド。非常にバランスの取れた本格的な赤ワインで、白、赤、共に人気なのが分かるワインです。ペアリングメニューもおいしかったです。
こちらのワインはフェア期間中、ポ・プーレで飲むことができます。
他の参加店でも、それぞれおいしいワインが用意されていますので、ぜひ実際に飲んで、食べて、自分好みのワインとそのペアリングを探してみてください。
札幌(2/16)と旭川(1/23~28)で北海道産のワインイベント開催