一足先にどど~んと紹介! 3月30日に北海道北広島市にグランドオープンする「北海道ボールパークFビレッジ」。その核となるプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」の飲食店を紹介する4回目は、3階にある飲食店と、球場内にあるクラフトビール醸造レストランをご紹介します。【全5回シリーズ】
目次
3階の飲食店
まずは3階の飲食店から。
3階には、バラエティーに富んだテナント5店が入る予定です。ぜひ3階まで行ってみてください。
1塁側の内野席から時計回りに巡ります。
バル「Full Swing」
スタジアムグルメを提供する洋風バルです。
スモークターキー、ガーリックトースト、ポテト、シナモンロールなどの手軽なメニューや、がっつり食べたい人には「帯広豚丼風ボウル」「フライドチキンボウル」「デミカツボウル」と、3つの選手グルメを用意しています。選手グルメは、いずれも1100円。
飲み物はハイボールやワイン、ホットアルコールも多数取りそろえています。ビールはサッポロクラシック、キリン一番搾り、球場内に醸造所があるクラフトビール「そらとしば」のフラッグシップビール「Play Ball! Ale」の3種類です。
気軽に1人で、大勢でわいわい、それぞれのスタイルに合わせて楽しめます。
「1つ1つ丁寧に心を込めてご用意しています。来店お待ちしております」とPRしていました。
応援で盛り上がれそうな「キツネのメニュー」もあるそうですよ。
ラーメン「味噌がなくては戦ができぬ」
黄色いカラーリングの店舗です。ユニークな屋号は「北海道と言えば味噌なので味噌を主体としたラーメン、そしてここは戦いの場なので」と名付けたそうです。
フードメニューは3つだけ。シンプルメニューには「迷わない、待たせない。お客さんのストレス軽減の1つ」との気遣いが込められています。
道産味噌を使った「野菜がっつり味噌ラーメン」には、道産野菜がたっぷり。
道産ジャガイモを皮ごとじっくり揚げた「まるごとクリスピーポテト」は、フライドポテトと一線を画す新食感でものすご~くおいしいです。なんとも表現しづらいので、ぜひ食べて、確かめてください。ソースは「アボカド」と「ハニーケチャップ」の2種類から選べます。
味噌を練り込んだ「味噌メンチカツ」は「とってもジューシーなので、乞うご期待」とのことです。
若鶏半身揚げ・ザンギ「小樽なると屋」
若鶏の半身揚げで有名な「小樽なると屋」も出店しています。
言わずと知れた小樽市民のソウルフードです。近年は販売エリアを拡大していて、道民のソウルフードへの道を着々と歩んでいます。
半身揚げは、ボリュームはもちろんですが、モモ、手羽先、胸、ササミと食感の違う鶏の全ての部位が味わえるのが魅力です。お土産に買って帰るのもいいですよ。
選手グルメは、大きなザンギが5個入ったボリュームたっぷりの「中島卓也選手のHey!卓さんザンギ」(1000円)です。
海鮮「海味はちきょう北海道」
2階に出店している「海味はちきょう」が3階にも出店予定です。乞うご期待!
海鮮浜焼き「祐一郎商店」
北海道の海鮮居酒屋が「ワンランク上の炉端焼き」をコンセプトにメニュー数を絞っての出店です。
名物の焼きつぶ、厚岸直送の特大焼き牡蠣、ツブの炊き込み飯やカレーなどがあり、「北海道のおいしいものを食べて欲しい」とのこと。もちろんテイクアウトも受け付けています。
選手グルメは伊藤大海選手の出身地、北海道・鹿部町特産のたらこをドカンとのせた「たらこ海鮮大漁弁当」(1700円)です。
そして、もう1つの名物(?)は、18歳の新米店長、佐藤優彩星(ゆあら)さんです。
祐一郎商店でバイトをしていて、そのまま就職、店長に大抜てきされるそうです。新米店長のために万全のサポート体制をとるそうで、運営会社の方は「温かく見守っていただけましたら幸いです」と言っていました。
店内には立ち席4席のほか、夏にはテラス席も設ける予定です。
新球場、新時代の幕開けですね。
従業員用カフェテリア
従業員用のカフェテリアをチラ見せします。「CAFETERIA FLATTO」です。
3階に入り口があって、試合日は球場で働くスタッフさん全員が利用できるそうですよ。
報道機関向け内覧会が開かれた3月6、7日は、両日とも麺類、定食、カレーなど4~5種類の日替わりメニューがありました。
クラフトビール醸造レストラン「そらとしばbyよなよなエール」
センターバックスクリーンにはクラフトビール醸造所があり、レストランを併設しています。ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)の北海道初出店ビアレストランです。
ルーフトップは、後ろの巨大な窓からは太陽が降り注ぎ、目の前には青い天然芝のフィールドが広がる…とにかく絶景で、ビールを飲むには最高の場所です。
「フィールドが一望できるクラフトビール醸造レストランは、世界初」とのこと。
レストランでは、球場内の醸造所でつくったオリジナルクラフトビールを常時3種類提供予定です。
まずは、そらとしばのフラッグシップビールで、最初の一杯にオススメなのが、その名も「Play Ball! Ale」。軽快な飲み口で、爽やかな香りと心地よい苦みが特徴です。
2つ目は、「抜けるような青空を眺めつつ、一口飲めば気持ち晴れやかに」をコンセプトに、かんきつを思わせる香りとキレのある味わいが特徴の「Big-Fly Saison」。
そして期間限定の「シーズナル01」です。こちらは個性的なスタイルのクラフトビールを期間限定で楽しんでもらうもので、第一弾はアメリカンエキストラスペシャルビターです。各800円です。
このほか、「よなよなエール」などヤッホーブルーイングのビール3種類も販売しています。各1100円。
フラッグシップビールの「Play Ball! Ale」は、球場内の一部飲食店でも取り扱いがあるほか、サーバーを背負った売り子さん(客席販売員)からも買うことができます。いずれも1杯800円です。
フードは、ピザやフライドチキンなどビールに合うメニューを用意しています。
レストランは、開放的なスペースでビールが楽しめる「ルーフトップ」(2階)。中でもフィールドに面した席、センターバックスクリーンの特等席「インフィニティーカウンター」(チケット購入が必要)は最高の眺めです。
1階には「醸造所の見えるレストラン」があり、フィールドに面したカウンター席は、当日予約で別途チャージ料(1時間500円)が必要です。
地下1階には、ラグジュアリーな空間で、センターフェンス越しにフィールドと同じ高さから試合を楽しめる「バッターズアイラウンジ」(チケット購入が必要)があります。上にはネットが張ってあるので、ここのラウンジでは、プラスチックカップではなく、グラスでビールが提供されます。
ルーフトップと醸造所の見えるレストランの利用には、共にワンオーダーが必要です。
営業は年中無休で、試合のない日には、1日3回「大人の醸造所見学ツアー」を開催します。
ツアーは1回70~80分程度で、普段は飲めないタンクから出したばかりの新鮮なビールの試飲などもあります。
定員は各20人。参加料は1人2310円(完全予約制。チケット購入が必要)。
チケットの申し込みは→https://bit.ly/3J559Cn
▽営業時間/11時~21時(LO:20時30分)
※ナイター開催日は22時まで(試合終了1時間後まで)営業。15時~15時45分は一時的にクローズ
ファイターズ売り子さんからビールを買おう!
もちろん試合時には、サーバーを背負った売り子さんからビールを買うことができます。野球観戦の楽しみの1つですね。
サッポロビール、アサヒビール、キリンビールが各1杯750円、クラフトビール「そらとしば」は800円です。コカ・コーラによるソフトドリンクの販売もあります。
各社の元気な売り子さんたちが「球場で待ってま~す」と笑顔でポーズを取ってくれました。球場に来た際には、売り子さんの重いビールサーバーをみんなで軽くしてあげてくださいね。
これまた何度も言いますが、売り子さんからの購入を含む球場内の買い物は全てキャッシュレスですのでご注意ください。
次回は、注目の「タワー11(イレブン)」をどど~んとお見せします!
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