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2023.04.09

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ニセコのトマト 全国最優秀*道内勢初*アムリタファーム、2部門で*高い栄養価評価*「真心込めて生産」

北海道新聞記事
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栄養価コンテストで最優秀賞に輝いたトマトを生産する斎藤さん一家
栄養価コンテストで最優秀賞に輝いたトマトを生産する斎藤さん一家。3人の息子も農作業を手伝っているという

 【ニセコ】町ニセコの農場「アムリタファーム」が生産する大玉トマトが、2月に徳島県で開かれた「オーガニック・エコフェスタ2023」(日本有機農業普及協会など主催)の栄養価コンテストで最優秀賞を受賞した。初出品ながら、「春夏」「秋冬」の2部門で全国の頂点に立った。同農場を経営する斎藤則高さん(50)、麻恵さん(42)夫妻は「安全でおいしいものを作っているとデータで証明できた」と喜ぶ。

 大会は全国の生産者が栽培技術を学び合う目的で開催。12回目の今年は、野菜や果物など49部門に251人が510点を出品。糖度やビタミンCなど4項目について民間研究所が成分分析し、数値を審査した。

 大玉トマト部門は、春夏部門に10点、秋冬部門に14点が出品。同農場の大玉トマトは糖度が平均の約2倍の10~12%、老化を抑制する抗酸化力が約3倍などとなり、「食感に弾力があり、甘みとうまみが強い」との高評価を得た。トマト部門での道内勢の受賞は初めてという。

 同農場はビニールハウス6棟で、岩内町沖のミネラル分豊富な海洋深層水を与える高糖度の「塩トマト」を中心に5種類のトマトを生産する。化学農薬や殺虫剤は使わず、独自に配合する有機肥料や有用微生物群「EM菌」を使った土作りによる栽培方法にこだわる。

 4月で就農10年目を迎え、今季は7月下旬ごろからトマトの出荷が始まる予定。則高さんは「みんなに必要とされるものを真心込めて作り続けたい」と意気込む。(加藤遥花)

(北海道新聞2023年4月5日掲載)

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