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2022.06.20

北海道・稚内を楽しむ!おすすめスポット5選~〝地域の達人〟が教える「とっておき」~地域FM発⑨

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 北海道では各地のコミュニティーFMのパーソナリティーさんが日々、地域に密着した話題と楽しいトークでリスナーを楽しませてくれています。そんな〝地域の達人〟に、とっておきのスポットをリレー形式で紹介してもらいます。9回目は、稚内市のFMわっぴ~のパーソナリティー池田くるみさん、杉谷賢俊さんのおすすめです。

子授けの御利益も⁉ 日本最北端の神社  @北門神社

「日本最北端の神社」「稚内のパワースポット」として知られる北門神社の外観
「日本最北端の神社」「稚内のパワースポット」として知られる北門神社

 宗谷海峡を見下ろし、遠くに樺太(サハリン)を望める小高い場所に、神職が常駐する日本最北端の神社「北門神社」があります。〝最北のパワースポット〟として人気の神社で、初詣や例大祭などの祭事には地域住民が集まり、にぎわいを見せるほか、「御朱印」集めの観光客など、多くの方が参拝に立ち寄るスポットとなっています。

北門神社の境内に鎮座する、子をしっかりと母が抱きかかえた親子狛犬
北門神社の境内に鎮座する狛犬。子をしっかりと母が抱きかかえた親子の狛犬は全国的にも珍しいそうです

 その北門神社、近年では「子授けの御神徳がある」と全国各地から子授けを願う参拝者が後をたちません。その理由は子連れの狛犬(こまいぬ)。子をしっかりと守るようにおなかに抱いた親子の狛犬は全国的に見ても、とても珍しいものだそう。ぜひ1度、稚内のパワースポットを訪れてみませんか?

▽住所/稚内市中央1丁目1番21号
▽TEL/0162・22・2944
▽駐車場/有
※情報は記事公開当時のものです。参拝の際には直接神社にお問い合わせください。

写真映えもばっちり!の新名所 @「白い道」

青い空と海、緑の草花とのコントラストが美しい白い道
青い空と海、緑の草花とのコントラストが美しい白い道

 「日本最北端の地の碑」がある宗谷岬。背後には宗谷丘陵と呼ばれる丘があります。今から2万~1万年前に起こった地球最後の氷河期に形成された「周氷河地形」が、今なお美しいまま見られる場所として北海道遺産にも指定されています。

 そんな宗谷丘陵にあって、最近SNS等で〝映えスポット〟として人気急上昇中なのが「白い道」です。ここは全長約11キロの「宗谷丘陵フットパスコース」のゴール側に、約3キロにわたり続く真っ白な道なのですが、実は稚内名産のホタテの貝殻を砕いて、びっしりと敷き詰めてできたものなのです。

白い道周辺で望める風車群
白い道周辺で望める風車群も壮観です

 特に海側へ下っていく道に立つと、青い空と海、緑の草花と白い道の鮮やかなコントラストが素晴らしく、日本にいることを忘れさせてくれるような絶景ですよ。

 近くには50基以上に及ぶ風力発電用の風車が並び、稚内ブランド認定品になっている「宗谷黒牛」の放牧風景、さらに海の向こうにはサハリンや利尻山を望めます。車で行くにもフットパスコースを歩くにも、念入りに周辺を下調べしてからお出かけを。お気に入りの風景に出合えるはずです。

▽住所/稚内市宗谷岬
▽HP/稚内観光情報 https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/syuhyogachikei.html
▽HP/稚内フットパス http://www.wakkanai-cci.or.jp/wakkanai-footpath/
※情報は記事公開当時のものです。

行き交う漁船を眺めながら絶品海鮮に舌鼓 @海鮮炉端 うろこ亭

うろこ亭のうろこ市丼とほたて貝焼きセット
うろこ亭の「うろこ市丼+ほたて貝焼きセット」。おすすめです

 昭和29年に創業した老舗です。稚内港に面しており、黄色い建物と猫の「お福ちゃん」の像が目印。自社工場、直売所、食事処(どころ)が同じ敷地内にあり、買い物やお食事が楽しめます。

カウンター席では海の眺めも楽しめる、うろこ亭の店内。
うろこ亭の店内。カウンター席では海の眺めも楽しめます

 漁船が行き交う港を眺めることが出来る食事処「うろこ亭」では、名物の海鮮丼「うろこ市丼」がおすすめ。新鮮な魚介8種類を盛り合わせた使ったぜいたくな一品です。ほたて貝焼きとのセット(税込み2,400円)もありますよ。そのほかにも、期間限定のうに丼やお刺し身、ホッケやホタテなどの焼き物など、メニューも豊富。ホッキフライカレーや宗谷牛を使った定食メニューなどもリーズナブルな価格で提供しています。

 直売所では、老舗の味「棒鱈(ぼうだら)」をはじめ、その季節ごとに美味しくて新鮮な魚などを、お買い得価格で購入できます。

▽住所/稚内市中央5丁目6-8
▽営業時間/直売所は午前9時~午後5時、うろこ亭(食事処)は午前10時30分~午後9時
▽定休日/日曜
▽TEL/0120・211・911(午後5時まで)  0162・23・7821(午後5時以降)
▽駐車場/有
▽HP/海鮮炉端うろこ亭  https://urocotei.uroco1.jp/
※情報は記事公開当時のものです。来店の際には直接お店にお問い合わせください。
北海道・網走を楽しむおすすめスポット5選~〝地域の達人〟が教える「とっておき」~地域FM発⑧

お土産や食事処、FMわっぴ~のサテライトスタジオも! @稚内副港市場

大漁旗なども飾られ、にぎやかな雰囲気の明田鮮魚店の店内
明田鮮魚店の店内には大漁旗なども飾られ、にぎやかな雰囲気の中で買い物ができます

 港1丁目にある複合商業施設。稚内ならではのお土産が買えるほか、美味しい料理に舌鼓を打ったり、稚内の歴史に触れたりすることができます。

ホッケや毛ガニなど、新鮮な魚介類をすすめる2人の従業員
ホッケや毛ガニなど、新鮮な魚介類を豊富に取りそろえています

 「魚常明田鮮魚店」は、新鮮な海産物や青果、有名な利尻昆布など近隣の特産品に加え、「稚内ブランド」の宗谷のたこ、もずく、稚内のホッケのほか、ここでしか買えない商品を多数販売。観光客だけでなく、多くの市民が集まる買い物の場になっています。

 施設内には「てっぺん食堂」をはじめ、食事処やカフェが多数店舗を構えており、稚内のソウルフードの「チャーメン」や海鮮丼のほか、ここでしか食べられない料理・スイーツが味わえます。

 施設には、稚内と樺太の歴史について学べる「稚内市樺太記念館」、昭和当時の稚内の雰囲気を感じられるギャラリーも。そして、何と「FMわっぴー」のサテライトスタジオもあるんですよ! 平日の午前11時~午後2時まではここで生放送もしているので、気軽にリアクション、遊びにきてくださいね。

稚内副港市場
▽住所/稚内市港1丁目6-28
▽営業時間/魚常明田鮮魚店 午前8時〜午後6時(冬季は午前9時~午後5時)/お総菜kuu 午前11時~午後5時、土・日曜は午前10時~午後4時/てっぺん食堂 午前11時~午後3時/海鮮丼専門店 魚常 午前11時~午後3時/カフェPotto 午前8時~午後5時(冬季は午前9時~午後4時)
▽定休日/各テナントとも無休(カフェPottoのみ毎週月曜)
▽主なテナントのTEL/魚常明田鮮魚店 0162・23・3410/お総菜kuu 070・4431・8646/てっぺん食堂及び海鮮丼専門店魚常 0162・73・0120
▽HP/稚内副港市場 https://fukkoichiba.hokkaido.jp/
※情報は記事公開当時のものです。来店の際にはお店にお問い合わせください。
稚内市樺太記念館
▽住所/稚内副港市場の2階です
▽定休日/11月〜3月は毎週月曜(月曜祝日の場合は翌日)、年末年始は12月31日~1月5日
▽開館時間/午前10時~午後5時(入館は午後4時40分まで)
▽TEL/0162・73・6066
※情報は取材当時のものです。来館の際には直接施設にお問い合わせください。

日本のテッペンから極上スイーツを発信 @Orangegg(オレンジエッグ)若葉台本店

Orangeggが販売している「ポテラーナ」(手前)などのお菓子
Orangeggが販売している「ポテラーナ」(手前)などのお菓子。素材にもこだわっています

 Orangeggは稚内市内に「若葉台本店」と「稚内駅キタカラ店」の2店舗を構えるお菓子屋さん。北海道産の厳選された素材を使用したお菓子を作っています。

クリームの上にイチゴがトッピングされた、Orangegg若葉台店のソフトクリーム「イチゴソフト」
Orangegg若葉台店のソフトクリーム「イチゴソフト」。クリームの上にはイチゴがトッピングされています

 卵は植物性の飼料で育った特級品の「赤玉」のみを使用し、生クリーム、バターなどの乳製品は道北最大級の酪農郷・豊富町産のものを使用。シフォンケーキや焼き菓子などの種類も豊富。稚内ブランド認定品の「ワッカナイポテマルコ」「ポテラーナワッカナイ」がおすすめです。

 本店とキタカラ店ではそれぞれソフトクリームも販売しています。扱っている種類が異なり、それぞれに食感も違うので、食べ比べてみることをおすすめします。

 最近では、レモネードなどのドリンク類をキッチンカーで移動出店販売する「ジョージーズカフェ」も展開しています。

▽住所/稚内市若葉台2丁目1-4
▽営業時間/午前10時~午後6時
▽定休日/不定休
▽TEL/0162・73・5477
▽駐車場/有
※情報は取材当時のものです。来店の際には直接お店にお問い合わせください。

紹介者:パーソナリティー 池田くるみさん、杉谷賢俊さん

<FMわっぴ~>「エフエムわっかない」は1996年7月に「FMわっぴ~」の愛称で開局。稚内市、利尻町、利尻富士町、礼文町、豊富町、幌延町、猿払村の一部が放送エリアです。また、稚内市・利尻町では防災ラジオを全世帯に配布。利尻・礼文にはサテライトスタジオを設置し、インターネット配信によるサイマル放送で宗谷の観光情報を広く全国に向けて発信しています。

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