【千歳】新千歳空港内で人気のあるソフトクリームとアイスクリームを決める「新千歳空港ソフト・アイスクリーム総選挙2023」が行われた。今年は初めて「濃厚」「さっぱり」「個性派フレーバー」の3部門で頂点を競い、各店の個性豊かな味を空港利用客が楽しんだ。
空港を管理・運営する北海道エアポート(HAP、千歳)の主催で、空港内で味わえるソフトクリームとアイスクリームをPRしようと2018年から実施している。4回目となる今回は33店が参加し、4月28日~6月12日の期間で空港利用客からインターネットの専用サイトで投票してもらい、感想も寄せてもらった。投票総数と獲得票数は非公開。
濃厚部門で1位に選ばれたのは、きのとや新千歳空港店の「極上牛乳ソフト」(430円)。隠し味に道産マスカルポーネを使った味わいが特徴といい、投票者からは「ボリューミーだけど、ぺろっと食べられる」と声が挙がった。
さっぱり部門1位は雪印パーラーフードコート店の「空港ソフト」(420円)。空港内でしか販売していない商品で、「ご飯を食べ終わった後でも食べられる」と利用客の人気を呼んだ。
個性派フレーバー部門では、小樽洋菓子舗ルタオの「ムースフロマージュパルフェ」(800円)が1位になった。十勝産ジャージー牛乳を使ったソフトクリームに、同社のチーズケーキを添え、「食感も味も大満足」との声もあった。
HAPは「総選挙をたくさんの人に楽しんでもらえた。各店の魅力を知ってもらうきっかけになったはず」と手応えを話している。 (中川渚)
(北海道新聞2023年8月30日掲載)
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