北海道 食と観光のWEBメディア

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2023.11.21

From北海道新聞

JAのソフト 渦巻く人気*石狩の直売所*売り上げ最高 3500万円に*地元作物使い好評

北海道新聞記事
北海道新聞記事
過去最高の売り上げとなった「JAさっぽろ地物市場とれのさと」のソフトクリーム。左は黄色が美しいカボチャソフト
過去最高の売り上げとなった「JAさっぽろ地物市場とれのさと」のソフトクリーム。左は黄色が美しいカボチャソフト

 【石狩】札幌市農協の直売所「JAさっぽろ地物市場とれのさと」(樽川120の3)が販売する今季のソフトクリームの売り上げが、過去最高の約3500万円に上る見通しだ。地元産の野菜、果物を使った「ベジソフト」(380円)が好評という。気温が下がり、ソフトクリームの販売が下火になる秋になっても土日、祝日には1日百個程度を販売する人気という。

 同農協は今季、バニラやベジソフトなど複数種類のソフトクリームを4月から11月末まで販売する予定。今季は約10万5千個を販売できると予測している。昨年同期と比べ約4600個多く、売り上げは同16%増となる見通しだ。同農協は「ソフトクリームの販売個数は順調に伸びており、3年前の2倍近い。全体の約4割をベジソフトが占めている」とした。

 ベジソフトは原料に、品質には問題ないが規格外の野菜、果物など使用。約10年前に販売を始め、春はイチゴや落花生、夏はホウレンソウ、秋はニンジンやカボチャなど、石狩の味覚を気軽に楽しめるのが特徴だ。カラフルな見た目が写真共有アプリ「インスタグラム」など交流サイト(SNS)で話題となり、3年前に人気に火が付いた。

 人気上位のカボチャソフトは、市内の農家2戸が生産した規格外のカボチャを割安価格で仕入れ、鍋で煮てペースト状にしたものを冷凍保存している。1回に約350個分を仕込むが、半月ほどで使い切ってしまうという。

 同農協経済部の井上沙織さん(33)は「ベジソフトは旬の野菜を使うため、目当ての味をいつでも食べられるわけではない。それがリピーター客につながっている。多くの人が石狩産の野菜を知るきっかけになればいい」と話した。(丸山格史)

(北海道新聞2023年11月15日掲載)

ソフト・アイス これが一番*新千歳空港「総選挙」で決定*3部門で競う
北海道新聞記事
北海道新聞記事

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4丁目1

食と観光

PAGETOP