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2023.11.24

2023さっぽろホワイトイルミネーション点灯開始 冬のまち彩る鮮やかな光 中心部5カ所で

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

イルミネーションで彩られた札幌駅南口駅前広場

 札幌の冬を色とりどりの光で彩る「2023さっぽろホワイトイルミネーション」が11月22日(水)、札幌市中央区の大通公園や駅前通など5会場で始まりました。大通公園は1~6丁目では、それぞれのテーマに沿ってライトアップされるほか、中心部の4カ所でも夜の札幌を美しい光で彩っています。
 ホワイトイルミネーションで使われる発光ダイオード(LED)は例年並みの約75万個で、会場は大通公園のほか、駅前通、南1条通、札幌市北3条広場(アカプラ)、札幌駅南口駅前広場の計5カ所です。

花、雪、星…モチーフ多彩に
@大通公園

星や宇宙をモチーフにした大通公園5丁目のイルミネーション

ディズニー映画とコラボ(1丁目)

ディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」とコラボレーションした大通公園1丁目

 大通公園1丁目は「羽ばたきの『ウィッシュ・バーズ』」と題し、12月15日に公開されるディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」とコラボレーションしています。翼のオブジェや札幌の鳥カッコウをモチーフにしたデザインで、白とゴールドのゴージャスな雰囲気です。西側から写真を撮ると、テレビ塔も入ります。

「クリスマス市」も楽しんで(2丁目)

 

 2丁目はクリスマスオブジェ「Gift of Snow」が飾られ、会場で販売しているウィッシュカードに願い事を書いて、オブジェに結ぶことができます。「2023ミュンヘン・クリスマス市」の会場にもなっており、クリスマスグルメを楽しみながら、イルミネーションを鑑賞できます。

「2023ミュンヘン・クリスマス市」開幕 聖夜まで1カ月のカウントダウン~12/25まで~札幌・大通公園2丁目

ライラックにスズラン、ハマナス表現(3丁目)

ライラックやスズラン、ハマナスをモチーフにした大通公園3丁目

 3丁目は「彩りの『ウィンター・ブロッサムス』」として、ライラックを模したシンボルオブジェのほか、札幌の花のスズラン、北海道の花のハマナスのモチーフとコラボレーションしています。シンボルオブジェは赤色に色づくこともあります。ライラックの紫色に加え、白や赤など5色の光がまたたきます。地面にもスズランや水玉模様の光が投影され、子どもたちが光と追いかけっこして楽しんでいました。

光のトンネルで「雪の回廊」(4丁目)

「スノーファンタジア」がテーマの大通公園4丁目
グリーンに輝くオブジェの数々

 4丁目は「夢見る『スノー・ファンタジア』」。雪の結晶をテーマに、雪の回廊をイメージした光のトンネルがつくられています。白の渦巻き状の回廊は中を通り抜けることができ、グリーンの雪の結晶がまたたいています。明かりが付いたり消えたりするコントラストが美しく、「暗い闇があるから明かりが映える」ということがよく分かります。

青く輝く星や宇宙(5丁目)

大小のドームが青色に輝く大通公園5丁目

 5丁目は「星降る『コズミック・スクエア』」と題し、星や宇宙をモチーフにしており、青色の光に包まれています。透明な大小のドームが出現し、人の動きに応じて演出が変化します。大きなドームの中には、ミラーボールと銀色の玉がぶら下げられており、光に反射してキラキラとまたたきます。

馬が駆け抜ける緑色の光の森(6丁目)

光の迷路がある大通公園6丁目
緑の森を駆け抜ける馬のイルミネーション

 「煌めきの『エメラルド・フォレスト』」と銘打った6丁目は一転、緑色の牧場の風景です。緑色の光の森にゴールドの光がまたたき、馬も駆け抜けています。光の迷路もつくられており、光に囲まれながら散策を楽しむ人も多くいます。

 大通公園は12月25日(月)までの午後4時~10時。12月23日(土)~25日(月)は翌午前0時まで点灯します。

沿道や広場を表情豊かに演出
@札幌駅~南4条

札幌駅からすすきのまでを彩る駅前通のイルミネーション

 駅前通は、北4条から南4条まで、約1.5キロの沿道の街路樹にLEDを取り付けています。札幌駅からすすきのまでを銀色の光でつなぎ、華やかな気分を演出します。来年2月11日(日)までの午後4時半~10時。12月23日(土)~25日(月)は翌午前0時まで。

青色のドームやオレンジ色のゲートなど、色とりどりの光があふれる札幌駅南口駅前広場

 札幌駅南口駅前広場では、青色の大きなドームやオレンジ色のゲート、透明なドームの中に咲くピンクや緑色の花など、カラフルなオブジェが並びます。札幌ステラプレイスや駅前のオフィスビルの明かりも借景に、楽しげな雰囲気がかもし出されています。来年3月14日(木)までの午後4時半~翌午前0時まで。

青と白の光で幻想的な雰囲気の北3条広場

 北3条広場(アカプラ)は、青と白の光で幻想的な雰囲気。近隣のビルの室内を照らす温かみのある黄色の光とあいまって、冬の静けさを感じます。ただ時折、音楽に合わせて白と青の光が点滅したり、フラッシュのように交互にまたたき合うショーのような時間もあり、動画を撮っている人も多くいました。来年3月14日(木)までの午後4時半~10時。

金色と銀色の光でゴージャスな雰囲気の南1条通

 南1条通は、西1~3丁目をライトアップ。街路樹に金色と銀色のライトを取り付けており、ゴージャスな雰囲気。雪が降ってからのイルミネーションもきれいですが、黄色の葉を付けたイチョウの木とのコラボレーションも見事です。金色の木は時折、上から下へじすくがたれるように、光が点滅します。来年3月14日(木)までの午後4時半~10時。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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