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2022.06.25

From北海道新聞

〈マチのこだわり味自慢〉The Sun蔵人(ザ・さんくろうど)本店=旭川市*しっとり食感 生サブレ

北海道新聞記事
北海道新聞記事
The Sun蔵人の看板商品でしっとりとした食感が特徴の生サブレ「蔵生」と蔵生の各種商品のパッケージ
看板商品の「蔵生」。しっとりした食感が特徴だ

 「丘の上の菓子工房」を掲げる店はJR旭川駅から約1.5キロ、神楽岡公園の向かいにある。店内には焼き菓子やケーキ、パンなど約50種類が並ぶ。

 旭川の菓子製造「ロバ菓子司(つかさ)」が2000年に開店した。旭川出身の支配人、西川洋平さん(43)は札幌の大学を卒業後、札幌の飲食店勤務を経て10年に入社した。「お菓子が好きで、帰省すると土産にロバ菓子司の商品を買っていた」。地域に根ざす会社という印象を持ちUターンしたという。

 「The Sun蔵人」は同社のブランドの一つ。「手作りのお菓子を太陽のように明るく元気に提供したい」という思いが込められている。看板商品の生サブレ「蔵生」は生地に道産小麦やビートグラニュー糖を使用し、生チョコレートなどを包んでおり、しっとりとした食感が楽しめる。日持ちし、土産にもお薦めだ。

 開発に携わった製造部工場長の有持(ありもち)克則さん(55)は「生地が柔らかいため焼くと、思った以上に伸びた」。だが口にすると、思いがけない食感に驚き、「今までにない菓子」と手応えを感じた。

石造りの「The Sun蔵人」の店舗外観と、その前で商品を手にする支配人の西川洋平さん
石造りの店舗前で「旭川なら『蔵人に寄らなきゃ』と言ってもらえる店に」と語る支配人の西川洋平さん(いずれも諸橋弘平撮影)

 種類はミルク生チョコ、ホワイト生チョコ、アーモンド(いずれも4枚入り540円)。5月から新たにチーズ(同600円)が加わった。味も香りも濃厚で「後味はチーズケーキのよう」(有持さん)。8月中旬ごろまでの季節限定「瀬戸内レモン」(同626円)は口に含むと、鮮烈な酸っぱさが飛び込んでくる。いずれも同社のオンラインショップでお取り寄せできる。

 店舗は石造りのビアホールを改装した。石は大雪山系の山の噴火でできた美瑛軟石で、外観も目を引く。この時季はプラタナス並木のまぶしい緑とのコントラストが美しい。西川さんは「旭川に来たら『蔵人に寄らなきゃ』と言ってもらえる店を目指したい」と力を込める。(旭川報道部 折田智之)

▼所在地 旭川市神楽岡8の1
▼電話 0120・303・961
▼営業時間 午前8時半~午後6時(土日祝日は午前8時~午後6時)。発送の申し込みは、TheSun蔵人のホームページのオンラインショップから
▼年中無休
▼交通 JR旭川駅から車で約10分

(北海道新聞2022年6月24日掲載)

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