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2024.01.26

〈PR〉札幌丘珠空港発!おすすめ空の旅! 就航地の見どころ紹介④静岡、松本、名古屋(小牧)

Tripeat編集部
Tripeat編集部

「日本平夢テラス」から眺める富士山と周辺の絶景@静岡空港

 静岡空港エリアのおすすめ観光情報は、FDAなどの空港業務を担うエスエーエス静岡空港事業所旅客課の永田恭野さんにご協力いただきました。冬の観光スポットや春以降の見どころ、ぜひ手に入れたい地元ならではのお土産など、永田さんのお話を交えながらご紹介します。

静岡空港事業所の永田さん

 静岡空港エリアには四季折々さまざまな魅力的観光スポットがあります。まずは、「日本平夢テラス」をご紹介します。
 静岡市内に位置する標高300mの丘陵地、日本平の山頂にある日本平夢テラスは、隈研吾建築都市設計事務所によって手がけられた展望施設。県産木材をふんだんに使い、富士山を望む自然景観と調和した設計です。

隈研吾建築都市設計事務所の設計による「日本平夢テラス」

 建物は地上3階建て。施設内は、1階に日本平の歴史や文化をご覧いただける「展示エリア」、2階には景色を楽しみながらくつろげる「ラウンジスペース」、そして3階には「展望フロア」があります。

360度見渡せる展望フロア
ガラス張りで明るい室内

 展望フロアは、約200mの展望回廊が建物の外周とぐるっとつながっていて、この展望フロアから、富士山をさまざまな角度から眺められます。冠雪した冬の富士山の美しさは一見の価値ありです。永田さんは「丘珠空港の滑走路が延伸して、冬もFDAが就航するようになったら、ぜひ見てほしい風景です」とアピールしてくれました。富士山以外にも、駿河湾、三保松原など、展望回廊からは360度の「パノラマ展望」を楽しめます。

天気が良ければ雄大な富士山が望めます

 なお、日本平夢テラスの近くには、徳川家康公ゆかりの「久能山東照宮」があります。テラスから徒歩3分にある日本平ロープウェイに乗車すれば、約5分で到着です。建立に至った歴史に触れながら、軸部や軒廻りは黒漆塗、縁廻りは赤漆塗と色鮮やかに仕上げられ、要所に彫刻、錺金具(かざりかなぐ)などを用いた御社殿を間近にご覧ください。

緑茶がテーマの体験型施設「KADODE OOIGAWA」

 もうひとつのおすすめ観光スポットが2020年にオープンした体験型施設「KADODE OOIGAWA」です。KADODEがある島田市はお茶の栽培で有名なエリアで、緑茶を中心とした体験型フードパークとして知られています。

「門出」を漢字でイメージしたKADODE OOIGAWAのロゴ

 施設の人気体験メニューが、16種類の茶葉×温度×時間でさまざまな味や香りの変化を楽しめる緑茶体験ができる「緑茶B.I.Y.スタンド」と体験型アトラクション「緑茶ツアーズ」。特に緑茶ツアーズは自分が「茶葉」に変身して製茶工場のアトラクションの中を「蒸す」「揉む」「火入れ」の体験をしながら楽しく巡っていく内容。ツアーの最後にはオリジナル緑茶4種の飲み比べを体験し、参加者全員に特製ミニ茶碗がもらえます。

緑のポンチョを纏ってスタートです
茶葉が蒸されるように、天井からミストが
最後は試飲。使ったミニ茶碗はもらえます。

 静岡茶の奥深い魅力を楽しむことができる「KADODE OOIGAWA」。ぜひ足を運んでみたいスポットです。

軽やかな食感のおせんべい「山むすび」

 最後はお土産。「山むすび」がおすすめです。これは、風味豊かで栄養価の高い穀物を、軽やかな食感のおせんべいに仕上げたお菓子です。

富士山を模した三角形のおせんべい「山むすび」。パッケージにも富士山が描かれています

 富士山の形を模した三角形の「山むすび」の味は、厳選された醤油を使用した「黒たまり」、7種類の国産の穀物と宮古島の雪塩を使用した「七福米塩」、紀州南高梅とかつお出汁を使用した「梅かつお」など定番5種類があります。「どれも香ばしくて美味しいので、ついつい全種類買ってしまいます」と永田さん。 パッケージは富士山頂上から太陽が昇るようなデザイン。軽量で小分けになっており、職場や取引先への静岡土産としても喜ばれているそうです。

国宝「松本城」や歴史建築、雄大な乗鞍高原@松本空港

 長野県の信州まつもと空港周辺のおすすめ観光スポットや地元お土産は、エスエーエス松本空港事務所の旅客課で地上スタッフとして勤務する羽生田実夢さんに紹介していただきました。

松本空港事業所旅客課の羽生田さん

 松本でまず足を運んでもらいたのは、やはり国宝「松本城」。日本最古の五重六階の天守を誇る、その美しい姿は圧巻です。特に冬は、周囲や屋根に積もった雪の白と、お城の黒色の壁とのコントラストが映え、一層その姿は迫力を増すそうです。天守が現存する城は全国に12しかなく、五重六階の天守が残るのはこの松本城と兵庫県の姫路城だけです。

堀の水面にも移る松本城。雪の白と壁の黒のコントラストが印象的です

 松本城の周辺には、徒歩で回れる距離に歴史的なスポットが点在。市内観光を一日中楽しめるのも特徴です。松本城のすぐ北側には明治22年(1889年)に建設された長野県宝の「旧松本カトリック教会司祭館」や、明治9年(1876年)に建てられた擬洋風建築の国宝「旧開智学校校舎」(令和6年秋ごろまで耐震補強工事中で休館中)、さらに松本城主ゆかりの「松本神社」などがあります。

擬洋風建築の国宝旧開智学校
長野県宝 旧松本カトリック教会司祭館

 「松本まちなか観光ボランティアガイド」の皆さんによる、松本城や、中町通り・なわて通りなどの市街地観光名所のガイドツアーもおすすめです。事前申し込み制ですので、松本市観光情報センター(電話0263・39・7176)に問い合わせを。羽生田さんも、「滞在時間に合わせて案内してもらえますので、贅沢なひと時が過ごせます」。

雄大な自然が広がる夏の乗鞍高原

 札幌丘珠空港から信州まつもと空港への路線が就航する夏季は、乗鞍高原と乗鞍岳の畳平がおすすめです。乗鞍岳は日本百名山のひとつ。北アルプスの最南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に、23の峰々からなる中部エリアを代表する名山です。

まいめ池から見える乗鞍岳。天気が良ければ水面にも乗鞍岳が
摩利支天岳から見える畳平と穂高連峰の眺め

 畳平へ通じる乗鞍エコーラインは、日本最高所を通る車道で、終点のバスターミナルは標高2702m。これは富士山の5合目より高い場所にあります。このバスターミナルを起点に、最高峰の剣ヶ峰へは片道約1時間30分。他にも15分ほどで登れる魔王岳などがあります。
 畳平周辺では、6月から8月にかけてコマクサやイワギキョウなど多くの高山植物を観賞しながらのトレッキングが楽しめます。日本の尾根と呼ばれる高山地帯のダイナミックな景観は、迫力満点で自然の美に包まれたひと時を提供してくれます。

コマクサ
イワギキョウ

 ただ、剣ヶ峰をはじめとして登山は比較的容易ですが、3000m級の登山となるので、登山靴や雨具などの山の装備は必須。体調も整えて、余裕を持って楽しみたいですね。

 麓の乗鞍高原では、ハイキングまたはマウンテンバイクで池や滝を巡ったあと、疲れた体を温泉でほぐすことができるほか、さらに、白骨温泉まで足をのばせば、乳白色の良質な温泉で癒しの時間を楽しむことができます。
冒険心をくすぐるようなハイキングや、温泉でのリラックスなど、夏の訪れにぴったりのアクティビティが楽しめるエリアです。

老舗洋菓子店の味「天守石垣サブレ」
 松本を訪れた際には、やはり地元の味をお土産にしたいところです。特におすすめなのは「天守石垣サブレ」。松本城下の老舗洋菓子店「マサムラ洋菓子店」の商品です。

 松本をアピールできる商品開発に取り組んでいた同店の代表が松本城の石垣に着目。ゴツゴツした石の表面を、刻んだマカダミアナッツをたっぷり練り込んだ生地で表現しました。焼きあがった生地でホワイトチョコレートをサンドした濃厚な味わいは。コーヒーとの相性が良いと評判です。
 こちらのサブレは個包装になっていて、一箱5個入りと8個入りがあり、お土産にもぴったり。正村さんは「松本土産の新しい定番を目指しています」と話しています。

広大で鮮やか「なばなの里」と壮大な「名古屋城」@名古屋(小牧)空港

 昨年3月、札幌丘珠空港からの路線が就航したばかりの愛知県の県営名古屋空港(小牧空港)。春からの運行再開する時期に向けて周辺観光のみどころを、エスエーエス小牧空港事業所旅客課の三宅優美さんに教えてもらいました。

小牧空港事業所旅客課の三宅さん

 まず、おすすめしてくれたのは、豊かな自然と多彩な施設が調和した広大なオアシス「なばなの里」です。四季を通じてさまざまな花々や木々を鑑賞できる、東海地方を代表する観光スポットです。

一面チューリップが咲くなばなの里

 〝花と緑と食のテーマパーク〟と称されるだけに、こちらでは、四季折々にさまざまな花が咲き誇る光景を楽しめます。これからの春の時期は梅やしだれ梅、河津桜、ソメイヨシノ、チューリップなどの花々が咲き、夜間ライトアップする期間には、また違った景色が広がるそうです。
 また、「なばなの里」の敷地内にある、巨大な温室「アンデスの花園・ベゴニアガーデン」では、一年中満開の花を楽むことができ、昼夜問わず色鮮やかな花々を鑑賞できます。

一年中カラフルな色彩が楽しめる「アンデスの花園・ベゴニアガーデン」

 こうした美しい花々に加えて、秋から春にかけての時期には園内で国内最大級のイルミネーションが開催されます。広大なエリアに広がる圧倒的なスケールは訪れた人たちを魅了します。特にメインエリアに展開されている「黄金のピラミッド」の輝きは必見といえそうです。

広大なエリアに展開される国内最高峰のイルミネーション。「黄金のピラミッド」では様々な色に変わる様子も楽しめます。

 また、200メートルの光のトンネルも圧巻です。特に雨上がりだと水たまりにイルミネーションの光の粒が反射、映える写真が撮影できるそうですよ。

200メートルにもおよぶ光のトンネル。映え写真の撮影スポットです

 さらに、施設内には日帰り温泉「里の湯」もあります。「露天風呂は特に好きで何度も入ります」と三宅さん。温泉もあるなら、あわせてお食事も楽しみたいところ。敷地内には和洋中7つのレストランがあり、景色と一緒にグルメも楽しめます。地ビール醸造所がある「長島ビール園」では、こちらで造られた地ビールも飲むことができるそうで、「温泉と地ビールの組み合わせは間違いありません」と三宅さん。
 「なばなの里」の周辺には多彩なアトラクションがそろう遊園地「ナガシマスパーランド」(三重県桑名市)や、買い物や食事が楽しめる「三井アウトレットパークジャズドリーム長島」(同)もあり、アクティブに楽しむことができます。

春にはぜひ訪れたい壮大な姿の名城 

 春にはぜひ訪れてほしいのが「名古屋城」。国内屈指の城郭として国の特別史跡に指定されている名古屋城では、壮大な姿の天守閣や絢爛豪華な本丸御殿とともに、美しい桜も楽しむことができます。

天守閣に近づくとその大きさに驚きます


 現在の天守閣は戦災により焼失した後、市民からの多額の寄附が集まり、再建された鉄骨鉄筋コンクリート造の建造物です。ただ、再建から半世紀が経過し、設備の老朽化や耐震性の確保などの問題に対応するため、残念ながら現在は閉館中。

 シンボルともいえる天守閣を飾る金の鯱(しゃちほこ)は、1612年(慶長17年)、徳川家康の支配力や尾張徳川家の権威を誇示するため、載せられました。絢爛豪華な金鯱の姿に、三宅さんは「金鯱は名古屋らしさを感じます」といいます。雄(北側)と雌(南側)の一対で、雄の方が大きいのですが、体を覆う金の量は、雌の方が多く、きらびやかに演出されているのも特徴です。ちなみに、尾張藩が財政難を迎える度に、金鯱は3度改鋳されています。

目が行く先は金色の鯱

 本丸御殿は将軍のみが宿泊する上洛殿としても使われていたことから、他の建物よりも多くの金箔が使われ、精巧な装飾が施されています。約10年にわたる復元工事が完成したのは2018年。史実に基づいて、現代の名工たちが細部に至るまで技巧の限りを尽くしました。今も障壁画は一点ずつ丁寧に修復を続けています。歴史マニアはもちろん、一般の観光客もぜひ一度は足を運びたいスポットです。

復元された本丸御殿の外観
豪華絢爛な本丸御殿の上洛殿上段之間

 その名古屋城内にはソメイヨシノやシダレザクラを中心に約10種類、約900本の桜があります。3月下旬から4月上旬までは「桜まつり」が開かれ、夜は恒例のライトアップも行われます。幻想的に浮かび上がる夜桜とともに、普段は見られない荘厳な名古屋城の景色を堪能することができます。また、名古屋城の近隣でも花見が楽しめるそうですよ。

名古屋城の石垣を取り囲むように咲き乱れる春の桜

 また、名古屋城の南側には、いわゆる〝なごやめし〟などを楽しめる「金シャチ横丁」があります。定番グルメや老舗の味が楽しめるゾーンと、地元食材を使った新しい創作料理などを提供するゾーンで、それぞれ地元グルメを味わえる場所として人気のエリアになっています。

試行錯誤の末に誕生した「青柳ういろう」

 名古屋のお土産といえば「ういろう」。中でも、創業明治12年(1879年)の「青柳総本家」は、名古屋を代表する「青柳ういろう」を製造販売する企業で、ういろうだけでなく、まんじゅうや焼き菓子などの商品もあります。

 ういろうの原料は米粉。創業当時は元々、竹の皮に包んで販売しており、わずか1日しか日持ちせず、今のように、お土産に持ち帰ることなどできませんでした。多くの方に食べてもらいたいと試行錯誤の末、昭和43年(1968年)、独自の密封製法により本来の美味しさを衛生的に閉じ込めることに成功。名古屋駅構内や新幹線での車内販売が可能になり、名古屋を代表する特産品の一つとなったそうです。

 なかでも、三宅さんがおススメしたいのは「ひとくち」。しろ・くろ・抹茶・上がり・さくらの定番の5種の味をセットにした人気シリーズだそうです。5つの味のういろうが、商品名の通りひとくちで食べられる手軽さから「自分でも購入して小腹が空いたら食べてます」と三宅さん。

三宅さんおススメの青柳ういろう「ひとくち」。5種類の味が楽しめます
青柳ういろうのロゴマークをパッケージに採用した「ひとくち」

 5個入りの他にも、10個、15個、20個、30個入りのセットがあり、職場等で1個ずつ配れることから、お土産としても選ばれやすいそうです。5個入りは、同社のロゴマークである、カエルをパッケージにあしらったかわいらしい見た目のものもあります。また、現地の店舗でのみ限定販売されている、職人手作りの「生ういろう」は、季節ごとに新たな種類が店頭に並ぶので、地元も方も楽しみにしているそうですよ。

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公式SNS投稿でプレゼントが当たるキャンペーンも

 札幌丘珠空港活用プロモーション実行委では、札幌丘珠空港の各種公式SNSアカウント上で、就航地への往復航空券や地元お土産品などが抽選で当たる「札幌丘珠空港 プレゼントキャンペーン」を実施します。応募期間は1月26日(金)~2月4日(日)。応募方法や応募規約などはこちらから。

※「札幌丘珠空港 プレゼントキャンペーン」は2月4日をもって終了いたしました。多数のご応募、ありがとうございました。

♢ ♢ ♢

 札幌の空の玄関口、丘珠空港。市営地下鉄東豊線栄町駅からバスで5~10分、札幌市中心部から車で20分とアクセス良好で、道内6カ所とは60分以内、道外6カ所とは110分以内で結びます。この1年で、FDA名古屋(小牧)とHAC中標津、HAC秋田、TOK新潟が新たに開設され、ますます便利になっています。丘珠とつながる各地を熟知した地元の人たちに、おすすめ観光スポットやお土産品を紹介してもらいます。

Tripeat編集部
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