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2024.01.26

〈PR〉札幌丘珠空港発!おすすめ空の旅! 就航地の見どころ紹介⑤新潟、三沢、秋田

Tripeat編集部
Tripeat編集部

圧巻の自然美を誇る〝映え〟スポット「清津峡」@新潟空港

 今年1月31日(水)に札幌丘珠空港からの路線が開設される新潟空港。同空港を起点に楽しめる、新潟県内の観光情報を事前にチェックしておきたいところです。県内のおすすめ観光スポットを紹介してくれるのはご当地ゆるキャラの「レルヒさん」。北海道でもよく知られている、日本で初めてスキーを伝えたオーストリアの偉人、テオドール・フォン・レルヒ氏がモチーフだそう。その「レルヒさん」が新潟の魅力をご案内します。

ゆるキャラ「レルヒさん」
ゆるキャラ「レルヒさん」

 新潟県を代表する観光地「清津峡」は日本三大峡谷の一つに数えられ、黒部峡谷(富山県)や大杉谷(三重県)とともに、圧巻の自然美を誇ります。清津川を挟んで切り立つ岩壁がV字形の大峡谷を形成し、国の名勝・天然記念物に指定されています。

 清津峡を訪れた際にはぜひ足を運びたいのが、見事な柱状節理の峡谷美を鑑賞できるようにと造られたのが清津峡渓谷トンネル。2018年の「大地の芸術祭」で中国の建築家集団「マ・ヤンソン/MADアーキテクツ」によってひとつのアート作品として改修され、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気を味わえます。トンネルの全長は約750mで、一番奥にあるパノラマステーションには、水が張ってあります。これにより、トンネルの外の風景が水面に映り、その様子を撮影した写真が話題になりました。今では、新潟を代表する〝映え〟スポットとして人気を集めています。

清津峡渓谷トンネルの最奥部のパノラマステーション。床の〝水鏡〟が不思議な光景をつくりだします
清津峡渓谷トンネルの最奥部のパノラマステーション。床の〝水鏡〟が不思議な光景をつくりだします

 トンネルには1人でも撮影できる機材が置いてあるほか、見知らぬ来場者同士が撮影し合うのも普通だそうです。「清津峡を訪れた記念に、この素敵な光景をぜひ写真に残してみませんか」(レルヒさん)

江戸幕府の財政を支えた歴史を伝える「佐渡金山」
 新潟港からジェットフォイルで1時間余(カーフェリーだと約2時間半)で足を運べる佐渡島。その佐渡島で訪れたいのが「佐渡金山」です。1601年(慶長6年)に開山されたと伝わる佐渡金山、その後1603年には徳川幕府直轄の天領として佐渡奉行所が置かれ、採掘される金が江戸幕府の財政を支えました。1989年に資源枯渇のため操業を休止しましたが、その歴史は実に400年以上にわたります。

佐渡金山の見どころのひとつ、島の江戸時代の露天掘り跡とされる「道遊の割戸」。
江戸時代の露天掘り跡とされる「道遊の割戸」。巨大な金脈を掘り進むうちに山がV字に割れたような姿になったそうです

 現在は観光ルートが整備され、坑道内を見学することが可能です。テレビなどの時代劇では、「佐渡送り」といえば、罪人を使役した鉱山というイメージがありますが、実際の徳川幕府は、合理的でかつ近代的な経営を行っていたそうです。
 金山をめぐる見学コースは、江戸時代の手掘り坑道をゆく「宗太夫坑」と明治の近代化産業遺産群が見られる「道遊坑」のいずれかを選べます。両坑道を見学できる割り引き券も用意されているので、レルヒさんは「できれば宗太夫坑、道遊坑の両方を見学してほしいですね」と勧めます。

お土産は、名物「バスセンターのカレー」と燕三条のスプーンをセットで

 新潟市中央区の万代シテイバスセンター内にある「万代そば」は、1973年から続く老舗の立喰そば屋。お土産なら、同店の人気メニュー「バスセンターのカレー」(税込み648円)のレトルトカレーです。モットーは「安い、早い、うまい」。昔ながらの黄色いカレーです。店名ではなく、建物の名で呼ばれ、親しまれているユニークな〝街の味〟です。

パッケージにあるように「バスセンターのカレー」は昔ながらの黄色いカレー
「バスセンターのカレー」はパッケージと同じ黄色
カレー専用スプーン「カレー賢人」。こちらは右利き用
カレー専用スプーン「カレー賢人」。こちらは右利き用

 こちらのカレーとセットでお土産にしたいのがカレー専用スプーン「カレー賢人」(税込み1650円)。世界に誇るものづくりのまち新潟県燕三条を代表する山崎金属工業が製作しています。同社のカトラリーはノーベル賞の晩餐会でも使われていることで知られ、お土産にもうってつけ。両利き用に加えて、右利き用と左利き用もあります。「『カレー賢人』で『バスセンターのカレー』を召し上がっていただき、〝新潟の味〟を感じてほしい」とレルヒさんは話しています。

「アメリカンバー」やまち歩きで感じる異国情緒@三沢空港

 青森県・三沢市にある三沢空港は、米軍基地と自衛隊駐屯地が同じ敷地内にあり、民間航空会社とも滑走路を共有する珍しい空港です。三沢市の人口約3万8000人に対し、在日米軍三沢基地には軍人・軍属合わせて約5000人が暮らしています。アメリカ文化と日本の文化が融合した街・三沢市の魅力をご紹介してくれるのは、地元で三沢市交流スペース「CROSS ROAD Cafe」を運営する坂本亘さん。三沢市のまち歩きガイドツアーでガイドも務める坂本さんに街の楽しみ方を聞いてみました。

三沢市のまち歩きガイドツアーの〝超地元密着型〟ガイドも務める坂本さん

 市内には英語表記の看板も多く、外国人スタッフのいる飲食店が点在します。そうした飲食店で訪れてみたいのが、米国風の雑貨やネオンが店内に飾られた通称「アメリカンバー」。実際に外国人の来客もあり、店内ではお酒を楽しんだり、ビリヤードやダーツを楽しんだりと、アメリカ本土の雰囲気が味わえます。英語が話せなくてもOK。店主や客が気さくに話しかけてくれるそうです。

お酒と一緒にビリヤードを楽しめる店もあります
海外の人とも気軽に交流できる雰囲気も特徴

 人気のお店のひとつとして坂本さんが紹介してくれたのが「NITROUS」(ナイトロウズ)。ショットグラスに注いだお酒に火をつけると大きな火柱が上がる「パンプキンショット」が名物。火柱が上がるタイミングに合わせて上手に撮影できれば、SNS映えしそうです。

パンプキンショットで大きな炎ががると店内は盛り上がります

 店内が盛り上がると、知らぬ同士が杯を交わし、店内が一体化して交流の輪が広がり、盛り上がるそうですよ。三沢市内にはこうした「アメリカンバー」が複数存在。お店それぞれに雰囲気も異なるので「落ち着いた雰囲気を楽しみたい」「賑やかに騒ぎたい」など、お好みのお店を探してみてはいかがでしょう。

 暖かくなる春以降に三沢を訪れるなら、三沢市街地の街歩きがおすすめです。車では通れない路地裏や細道を歩くとその個性がより際立つそう。そんな個性的な街を〝超地元密着型〟ガイドの案内で巡ることができるのが、坂本さんもガイド役を務めている「まち歩きガイドツアー」。所要時間は約90分。昼・夜の2コースから選べます。

まち歩きの相談は「CROSS ROAD Cafe」へ
個性的な三沢の街を巡るツアーの様子
米軍基地前のロゴ。記念撮影スポットです

 昼のコースは米軍基地がある街の暮らしぶりに関する内容も盛り込み、バーの店先や公園で気軽に「BBQ」をする「BBQ文化」など三沢らしい日常を紹介。異国情緒をより色濃く感じられ、国際交流あふれる三沢らしさを感じられるのが夜コースです。坂本さんは「参加される方の希望に柔軟に対応しますので、三沢を楽しんでもらえれば」と話しています。料金は1人2500円(3人以上の参加で同2000円)

 Tシャツやキャップ、お土産もアメリカンに

 お土産には、MISAWA(三沢)のロゴがおしゃれにデザインされたTシャツや帽子はいかがでしょう。
 三沢市の中心街にある複合施設「スカイプラザミサワ」(三沢市中央町2丁目8-34 )内にある、アメリカンな雑貨を販売するショップ「DEMZU」(電話 070・8560・2726)で取り扱っています。

アメリカの雰囲気を感じるグッズを豊富に取り揃えている「DEMZU」
三沢オリジナルTシャツは豊富なデザインがそろっています

 Tシャツは、画家鈴木信也のデザインによる独特なフォントでオシャレなMISAWAのロゴが特徴(1枚3300円~)。キャップは、漢字で「三沢」と刺繍が入っていて、日米が融合したイメージが伝わる品です。この他にも、アメリカから直輸入されたさまざまな雑貨を販売しています。カフェも併設していて、ドリンクや軽食もアメリカ感たっぷりです。三沢空港は札幌丘珠空港から短時間のフライトでアクセス可能。新たな観光スポットとして楽しい時間を提供してくれることでしょう。

四季折々の景色を車窓から楽しむ「秋田内陸縦貫鉄道」@秋田空港

 2023年10月に札幌丘珠空港からの路線が開設されたばかりの秋田空港。秋田県といえば伝統行事「なまはげ」や郷土料理「きりたんぽ」に加え、温泉や自然も豊富で、魅力的な観光地でもあります。丘珠からは空路1時間余で足を運べる、その秋田の魅力、観光スポットを地元の観光業関係者の方々にお聞きしました。

列車が走る風景は絵になります

 まずは、秋田の冬の魅力から。ご紹介いただいた秋田県観光連盟の長岐英泰さんは「秋田内陸縦貫鉄道です」と言い切ります。北秋田市鷹巣と仙北市角館を結ぶ秋田内陸縦貫鉄道は総延長94.2kmのローカル線。「スマイルレール秋田内陸線」という愛称で親しまれています。11両の所有車両には、沿線の文化をモチーフにした3両の観光車両、そして秋田犬の車内ラッピングやシートが愛らしく人気の「秋田犬っこ列車」1両があります。それぞれ車両に乗ることが目的で来るファンも多いそうです。

 田園地帯を抜け山峡を走る、この「スマイルレール」は、秋田の様々な文化と歴史が感じられる路線。車窓からは四季折々の里山の風景や田んぼアートなども楽しめることから、「走る美術館」とも言われます。特に冬は、車窓からの美しい雪景色を眺めながら、のんびりとした列車の旅を味わえます。

季節ごとに車窓が楽しめます

白と紫のコントラストが美しい「美郷町ラベンダー園」

 春から夏にかけての秋田の魅力を語ってくれたのは、JAL秋田空港所の守沢優奈さんと小林真子さん。守沢さんが挙げてくれたのは「美郷町ラベンダー園」。県中東部に位置する美郷町の大台野広場内にある約2ヘクタールの広々とした畑に、2万株のラベンダーが植えられています。

見どころは紫と白のコントラスト

 例年6月中旬~7月上旬に開かれる「ラベンダーまつり」には多くの観光客が、ラベンダーの香りが漂う畑を訪れます。注目は、美郷町オリジナル品種のホワイトラベンダー「美郷雪華(みさとせっか)」。白と紫のラベンダーのコントラストが楽しめるそうです。

白いラベンダー「美郷雪華」の見ごろは毎年6月中旬から7月上旬まで

 

JALでは毎年、秋田市内支店の社員が中心となって、ラベンダーの剪定作業をボランティアで手伝っており、コロナ渦では空港所の社員も参加していました。
守沢さんは「今年はボランティアに参加し、ラベンダーまつりに向けて綺麗な花が咲くようしっかり剪定します。」と話します。

稲穂のように灯りが揺れる「秋田竿燈まつり」

 小林さんが薦めるのは、例年8月に開かれる「秋田竿燈まつり」です。長い竹竿に多くの提灯をつるして稲穂に見立てた「竿燈」を操りながら、力と技を競うのが見どころです。

提灯をつるす竹が一番長い「大若(12m)」の場合、約50㎏となかなかの重さです

 国重要無形民俗文化財に指定され、東北三大まつりのひとつにも数えられている夏の風物詩で、真夏の病魔や邪気を払う行事として江戸時代の宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたそうです。

日本航空も毎年地元町内会と一緒に竿燈まつりに参加しています

 まつりでは、高さ5メートルの「幼若」から12メートルの「大若」まで4種類の竿燈が会場で披露されます。JAL秋田空港所の社員も参加しているそうで、「(JALのブランドマークの)鶴丸の竿燈を見に来てください」と守沢さん。2024年の開催は8月3日(土)~6日(火)です。

「さなづら」&「あつみのかりん糖」

 有名な名産品も多い秋田のお土産選び。数ある中から、「さなづら」をおすすめするのは秋田県観光連盟の長岐さん。創業明治16年の老舗「菓子舗榮太楼」が手掛けるお菓子です。「さなづら」とは、秋田弁で山ぶどうのこと。その山ぶどうをゼリー状のお菓子にした「さなづら」は、独特の甘酸っぱさが特徴で、人気が高い一品です。

甘さと酸味のバランスが癖になるさなづら
あつみのかりん糖は、店頭で見つけられたらラッキーです

 一方、JALの小林さんは「あつみのかりん糖」を挙げてくれました。薄くてパリッとした食感がクセになり、秋田空港でも入荷即完売で、入荷待ちとなるほどの大人気だそうですよ。

〈PR〉札幌丘珠空港から行こう!飛行機の旅! ~番外編・丘珠空港からの札幌市内巡り

公式SNS投稿でプレゼントが当たるキャンペーンも

 札幌丘珠空港活用プロモーション実行委では、札幌丘珠空港の各種公式SNSアカウント上で、就航地への往復航空券や地元お土産品などが抽選で当たる「札幌丘珠空港 プレゼントキャンペーン」を実施します。応募期間は1月26日(金)~2月4日(日)。応募方法や応募規約などはこちらから。

※「札幌丘珠空港 プレゼントキャンペーン」は2月4日をもって終了いたしました。多数のご応募、ありがとうございました。

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 札幌の空の玄関口、丘珠空港。市営地下鉄東豊線栄町駅からバスで5~10分、札幌市中心部から車で20分とアクセス良好で、道内6カ所とは60分以内、道外6カ所とは110分以内で結びます。この1年で、FDA名古屋(小牧)とHAC中標津、HAC秋田、TOK新潟が新たに開設され、ますます便利になっています。丘珠とつながる各地を熟知した地元の人たちに、おすすめ観光スポットやお土産品を紹介してもらいます。

Tripeat編集部
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