北海道・十勝のほぼ中央に位置する、自然に恵まれた「パークゴルフとナウマン象のまち」幕別町。「これぞ十勝!」という豊かな自然が広がり、訪れる人たちの心まで潤してくれます。天気の良い日に、ちょっと遊びに行きたくなるようなスポット、ドライブでのお出かけにぴったりのコンテンツも豊富。さらに、このマチならではの自然の恵みも多彩です。幕別町役場さんに紹介していただいた「幕別町観光を楽しむ!」の後編です。
目次
<その⑤>雄大な自然を眼下にコーヒーを シーニックカフェちゅうるい
『シーニック』とは、英語で「景観のよい」という意味。小高い丘に広がる忠類共栄牧場内に設けられた7~9月の夏季に土日限定でオープンするカフェテラスです。
標高189mの高さにあるこのカフェ。テーブルの並ぶテラス席から十勝晴れの青空、美しい日高山脈などの雄大な景色や、のんびりと牛が草をはむ姿を眺めながら、香り豊かなおいしいコーヒーをゆったりと楽しめます。
時にはミニコンサートも開催。音楽演奏で訪れる方をおもてなしします。
▽シーニックカフェちゅうるい
住所:幕別町忠類白銀町204 (忠類共栄牧場内)
電話:01558・8・2141(幕別町商工会忠類支部)
フェイスブックページ:https://ja-jp.facebook.com/sceniccafechurui/
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<その⑥>自然界からの贈り物「和稔じょ」
写真を見てびっくり!の毛が生えていない真っ白な長いも「和稔じょ(わねんじょ)」は、JA幕別町の長いも選果場で偶然発見されました。その後、各種試験や増殖を繰り返した結果、2004年には農林水産省で新品種として登録されました。
表面に毛穴がほとんどないため、ヒゲ根がなく皮が白くすべすべで、見た目がとてもきれいなのが特徴です。ジューシーな食感と上品でフルーティーな甘さがあり、皮ごとおいしく食べることができます。
幕別町は日本でも有数の長いもの生産地ですが、自然界からの贈り物である「和稔じょ」を生産し、食べられるのは幕別町だけ。通信販売やふるさと納税の返礼品で入手できます。ぜひご賞味ください。
<その⑦>高級食材ゆり根を気軽に道の駅で
豊富な栄養素があり、滋養強壮に良く、高級食材として使用される忠類産の「ゆり根」。6年もの歳月をかけ、生産農家がひとつひとつ慈しむように育て上げるため、市場に出回る量はごくわずか。その上品な甘みと繊細な肉質は、市場でも高い評価を受ける幕別自慢の逸品です。
産地である忠類地域の「道の駅・忠類」では、このゆり根の素揚げやコロッケが味わえるほか、クリームにゆり根を練り込んだ「純白ゆり根シュークリーム」なども。ゆり根グルメを存分に楽しむことができます。
▽道の駅・忠類
住所:中川郡幕別町忠類白銀町384番地12
電話:01558・8・3236
営業時間:午前9時~午後6時
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<その⑧>自然の中、こだわりの飼育方法で育てられる3種のブランド豚
幕別町には「どろぶた」「遊ぶた」「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」の3種類のブランド豚が育てられています。十勝の広大な大地で、より自然に近いかたちで、のびのびと過ごします。
3種類それぞれに、こだわりの飼育方法で育てられ、その味と肉質の違いを楽しめます。十勝管内だけでなく、全国各地で引き合いがあるほど今大注目のブランド豚です。
特に、十勝ロイヤルマンガリッツァ豚は、美食の国ハンガリーで国宝とされるロイヤルマンガリッツァ豚をアジアで初めて生体輸入し繁殖に成功した豚で、「食べられる国宝」などとも呼ばれています。くりくりとカールした体毛で覆われた姿をしており、肉質も一般的な豚の脂質と比べると、融点が約10℃も低いため、口の中に入れた瞬間にさらっと溶けるような食感とヘルシーな脂の芳醇(ほうじゅん)なうま味が特徴です。
これら3種のブランド豚のうち、「どろぶた」は町内でも提供しているお店があります。「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」や「遊ぶた」は大手通販サイトや幕別町へのふるさと納税の返礼品で入手できます。
▽十勝ロイヤルマンガリッツァ豚紹介HP(https://royal-mangalica.jp/)
▽幕別町ふるさと寄附紹介ページ(https://www.town.makubetsu.lg.jp/kurashi/zeikin/furusatonouzei/furusatokifu.html)
♢ ♢ ♢
▽幕別町HP(https://www.town.makubetsu.lg.jp/index.html)
▽幕別町観光物産協会HP(http://www.makubetsu.jp/kankobussankyokai/)
(おわり)
※情報は記事公開当時のものです。