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2024.07.25

「北海道どさんこプラザ札幌店」にイートインスペース開設~JR札幌駅北口で、北海道産ワインやチーズ、クラフトビールを提供

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

 JR札幌駅北口にある北海道産品のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ札幌店」(札幌市北区北6条西4丁目)が7月24日、リニューアルオープンし、北海道産のワインやチーズを有料で試飲・試食できるイートインコーナーを開設しました。どさんこプラザでお酒を試飲できる店舗は初めて。北海道のワインの魅力を発信し、気軽に試飲してもらうことで、ボトルワインの販売拡大にもつなげる狙いです。北海道のクラフトビールやソフトクリームも提供します。

スタンディング形式で、北海道産ワインやクラフトビールを気軽に楽しめます

 どさんこプラザは国内で15店、海外で3店の計18店を展開。札幌店は2006年12月にオープンし、約270平方メートルの売り場で、北海道産の食品や酒、工芸品など約2300品目を取り扱っています。1号店の有楽町店(東京)では、ソフトクリームや揚げたてコロッケを販売、その場で食べることができますが、お酒の提供は初めてです。

ワインのセレクトを監修した阿部さんと飲み比べセットで提供する赤と白のワイン

 今回のリニューアルは、店頭のイベントスペースの一部を改修してカウンターを設置し、試飲や試食ができるようにしました。5~6人がスタンディング形式でワインやチーズを楽しめます。提供するワインは、シニアソムリエの阿部真久さん(NPO法人ワインクラスター北海道代表理事)が監修しました。

赤ワインの飲み比べセット
白ワインの飲み比べセット

 赤ワイン飲み比べセットと白ワイン飲み比べセット(各1300円)は、各ワイン2杯(各50ミリリットル)にチーズ2種類が付きます。ワインの銘柄はその時々で変わりますが、オープン時の赤ワイン飲み比べセットは、ふらのワインの「シャトーふらの」と、めむろワイナリーの「山幸 KURODA YOSHITSUGU」に、あしょろチーズ工房のセミハードタイプ「結」とクレイル(共和町)の「カマンベールカレ」を合わせました。

 白ワイン飲み比べセットは北海道ワイン「鶴沼ゲヴュルツトラミネール2021」と、Domaine Raison(中富良野町)の「中富良野ソーヴィニヨンブラン」に、鶴居村振興公社酪楽館のセミハードタイプ「鶴居シルバーラベル」と、クリームチーズとブルーチーズをブレンドした夢民舎(安平町)「ダブルチーズ」をペアリングしました。

 監修した阿部さんは「北海道産ワインらしい、酸やフレッシュさを感じられるものをセレクト。飲み比べは、同じ白ワインでも、香りや味の違いが分かりやすいものを組み合わせました。造り方やブドウの品種による味の違いを感じてほしい」と話します。

「本日のグラスワイン」5種類。赤や白、スパークリング、ハスカップなど幅広い種類をそろえました

 「本日のグラスワイン」は、1杯(70ミリリットル)400~800円。この日は、北海道ワインの白スパークリング「トラディッショナルメソッド北海道Type」と、CAMEL FARM WINERY(余市町)の白「キャメルファームケルナー」、奥尻ワイナリーの白「OKUSHIRI ピノグリ 2022」、ふらのワインの赤「富良野ワイン50周年記念インフィニティ」、千歳ワイナリーの「ハスカップスイートワイン」の5種類が用意されていました。

50種類ほどもの北海道産チーズが並ぶ冷蔵ケース
クラフトビールも缶入りやびんで用意しています

 フードは「エゾ鹿とクルミのテリーヌ」や「十勝ラクレットのオイル漬け」、「ぶりハム」などを週替わりで提供。チーズのおまかせ2種セット(500円)や3種セット(600円)、生ハムやサラミとチーズを盛り合わせたおすすめセット(600円、700円)などもあります。いずれも、札幌のイタリアン「イルピーノ」が監修、アレンジしたもので、どさんこプラザで扱っている商品です。

 クラフトビールは、缶やびん入りのノースアイランドビール(江別市)やすすきのえーる(札幌市)、Knot(ノット、鶴居村)などの9種類を、700円から1000円で用意しています。

濃厚な味わいのおこっぺ牛乳ソフトクリーム。プラス50円でハスカップソースを追加

 ソフトクリームは、おこっぺ牛乳ソフトクリームを、ワッフルコーンやカップ入りなどで販売。カップ(400円)にはプラス50円で、ハスカップソースやイチゴソース、生キャラメルソースをかけることもできます。おこっぺ牛乳ソフトクリームは乳脂肪分が高く濃厚な味わいで、そのコク深さとハスカップソースの甘酸っぱさがぴったりです。

北海道産ワインのコーナーも充実

 どさんこプラザでは、北海道産のワインを75~80種類、チーズを50種類ほど、クラフトビールや北海道内各地のお酒のお供になる加工品もそろえています。イートインコーナーで提供するのは、すべてどさんこプラザで扱っている商品。食べてみて、気に入ったらすぐに購入でき、「グラスでワインを試飲してみて、ボトルを買って帰る」といった、販売力強化につなげたい考えです。

 また、イートインコーナー横のイベントスペースでは、各振興局ごとのフェアを開催しており、北海道どさんこプラザ店舗統括の吉岡史世さんは「フェアの期間中は、イートインでも振興局の特産品を使った特別メニューを出すなど、各地の魅力を伝えたい」としています。

 どさんこプラザ札幌店の営業時間は午前8時半~午後8時。ソフトクリームの販売は午前10時から、ワインやクラフトビール、フードの販売は平日午後3時から、土日祝日は午後2時から。イートインコーナーのラストオーダーは午後7時半です。定休日なし。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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