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2024.08.04

From北海道新聞

ミニトマトにカクテル名*「石狩みのりファーム」6種に愛称*味や香りの違い「楽しんで」

北海道新聞記事
北海道新聞記事
佐々木さんが愛称を付けてPRしているミニトマト
佐々木さんが栽培したミニトマト。愛称を付けてPRしている

 【石狩】市内高岡地区の石狩みのりファーム代表の佐々木洋実さん(39)が、栽培したミニトマトのブランド化に取り組んでいる。ミニトマト6品種に「チェリーブロッサム」「スプモーニ」などの愛称を付けてPR。佐々木さんは「ミニトマトの色や味、香りの違いをカクテルのように楽しんでほしい」と呼びかけている。

 佐々木さんは2年間の農業研修を経て、2021年に新規就農し、ミニトマトの栽培に取り組んでいる。札幌市農協に出荷するほか、花川北コミュニティセンター内の市民活動情報センター「ぽぽらーと」(花川北3の2)、通販サイトで販売。市のふるさと納税の返礼品にも採用されている。

 今回はさらなる消費拡大を目指し、ミニトマトのネーミングに取り組んだ。ミニトマトにさまざまな色や味、香りがあることに着目し、自身の好きなカクテルなどの愛称を付けた。

 例えば、パリッとした食感で細長い形のトマトは、赤色のロングカクテルの「スプモーニ」。「チェリーブロッサム」はサクランボのような小粒で甘い特徴にちなんだ。「シャンパンゴールド」は美しい黄色とフルーツのような甘さが特徴だ。

 佐々木さんは「商品にインパクトのある名前を付ければ、差別化につながると考えた」と語る。

 これらの愛称を付けたトマトを紹介する写真入りのパンフレットも完成。ぽぽらーとで配布しているほか、ふるさと納税の返礼品と一緒に送付している。

 佐々木さんは「ミニトマトの新鮮さを味わってもらうのはもちろん、パンフレットを見ながら食べ比べてもらえればうれしい」と話した。 (国乗敦子)

(北海道新聞2024年7月30日掲載)

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