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2024.08.21

「沖縄フェス2024」がクロスホテル札幌前でスタート~オリオンビールや泡盛、沖縄グルメで南国気分!9/16まで

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

沖縄料理と樽生オリオンビール
沖縄料理と樽生オリオンビール

 沖縄のビールや泡盛、フードと郷土芸能などを楽しむ「沖縄フェス2024」が、札幌市中央区のクロスホテル札幌(北2条西2丁目23)前特設会場で開かれています。初めての開催で、樽生オリオンビールなどのドリンク、ラフテーや海ぶどうといったフードはすべて1つ500円。気軽に南国の味覚を味わうことができます。9月16日(月)まで。

北海道と沖縄、互いの活性化目指し初開催

オリオンビールのちょうちんが飾られ、大にぎわいの会場
オリオンビールのちょうちんが飾られ、大にぎわいの会場

 札幌のプロモーション会社エゾシノなどでつくる実行委の主催。北海道と沖縄を結ぶ直行便は現在、格安航空会社ピーチ・アビエーションの1日1便のみ。エゾシノ代表取締役の市川洋允さんが「北海道と沖縄と、もっと手軽に行き来できるようになれば、相互の観光や経済の活性化につながる。そのために、沖縄の食や芸能など、文化を通して関心を高められたら」と、初めて企画しました。今後は、北海道内のほかの地域での沖縄フェアや沖縄での北海道フェアの開催も実現させたいと考えているそうです。

ドリンクもフードも基本1品500円、チケット制

泡盛は7蔵が出店
泡盛は7蔵が出店
南国らしい色合いの沖縄バヤリースのジュース
南国らしい色合いの沖縄バヤリースのジュース

 ドリンク、フードとも1つ500円。会場入り口でチケットを購入してフードやドリンクと引き換えます。ドリンクは樽生オリオンビール、シークヮーサーやマンゴーを使ったオリオンビールカクテル、オリオンビールのチューハイ「WATTA」、沖縄の7蔵の泡盛、「南国グァバ」や「石垣島パイン」など沖縄バヤリースのソフトドリンクなどをそろえています。

 「残波プレミアム14年古酒(クースー)」や「瑞泉おもろ10年」など、泡盛の古酒や沖縄限定の泡盛なども日替わりで登場し、こちらだけは1杯1000円です。

 フードは、島らっきょう塩漬けやジーマミ豆腐、にんじんしりしり、紅いもコロッケなど14品をそろえます。沖縄そばは1日40食限定です。

オリオンビールでの乾杯
オリオンビールで乾杯

 TripEat北海道編集部のメンバーで、初日の8月20日に行ってきました。まずは、樽生オリオンビールで乾杯。お盆を過ぎ、暑さはかなり和らいできたとはいえ、まだまだオリオンの軽くさわやかな味わいがうれしい季節です。

もちっとしたもずくの天ぷら
プチプチ食感の海ぶどう

 おつまみも、沖縄らしいものをと、海ぶどうとミミガー、沖縄もずくの天ぷら、ラフテーを選びました。もずくの天ぷらは、衣がぽってり厚め、もちっとした沖縄の天ぷららしい味わい。一般的な「カラッとサクサク」の天ぷらとは違いますが、沖縄の天ぷらはこれでいいのです。奥武島でおやつに食べた天ぷらを思い出します。海ぶどうはプチプチの食感をシソドレッシングでさわやかにいただきます。

2杯目は泡盛の水割りやソーダ割り、シークワーサーシロップ
2杯目は泡盛の水割りやソーダ割り、シークワーサーシロップ
2杯目のドリンクで乾杯する様子
2杯目の「カリー」

 あっという間にオリオンビールが〝蒸発〟してしまいました。2杯目は泡盛を。ロック、水割り、ソーダ割り、さんぴん茶割り、コーヒー割り、シークワーサーシロップを選べます。同行者2人はソーダ割りとシークワーサーが希望だったので、それぞれに合う泡盛をスタッフに選んでもらうと、ソーダ割りにはカリー春雨、シークワーサーには瑞泉をチョイスしてくれました。私は残波を水割りで。「カリー春雨」ってカレー味なの、という人も多いのですが、沖縄の方言で「カリー」は「おめでたい、縁起がいい」という意味。お祝いの席で「乾杯」の合図の代わりに使われることも多い言葉です。そんなわけで、みんなで2度目の「カリー」。

もちろんラフテーやミミガーもあります

ほろほろのラフテー
ほろほろのラフテー
コリコリの歯触りのミミガー
コリコリの歯触りのミミガー

 チケットは500円券が10枚つづりで5000円で、札幌地下街オーロラタウンの西側にある「札幌わしたショップ」で使える200円券が付いています。ドリンクを1人2杯ずつ、フードを4品で使い切ってしまいましたが、「もうちょっと飲みたいね」といういことで、ばら売り(1枚500円)で3枚チケットを購入。私は「にごり泡盛海波」をロックで。「にごり」というほど白濁してはいませんが、泡盛らしさを感じつつ、飲みやすさもあります。

 おつまみの続きを紹介。ラフテーはちょっと濃いめの味付けですが、ほろほろに煮込まれ、ビールにぴったりです。ミミガーはコリコリした歯触りが楽しく、ちょこちょこつまむのにちょうどいい感じです。

会場を盛り上げる沖縄歌謡や島唄ライブ

島唄を響かせる桃原さん
島唄を響かせる桃原さん
オープニングでは、島唄と琉球國祭り太鼓のエイサーの共演も
オープニングでは、島唄と琉球國祭り太鼓のエイサーの共演も

 そうこうしているうちに、島唄ライブが始まりました。各地で島唄ライブを開いている沖縄市の桃原純次さんが三線をつまびきながら、歌声を披露してくれました。桃原さんは、この日の午前11時からのオープニングでも島唄を響かせ、琉球國祭り太鼓札幌支部のメンバーがエイサーの演舞を見せてくれました。桃原さんは22日(木)までの正午、午後5時、午後7時から、会場でライブを開きます。

 このほか、「泡盛の女王」とのじゃんけん大会やビンゴ大会、沖縄歌謡や島唄のライブなどのイベントも予定されています。また、会場に設置されているQRコードを読み込み、デジタルスタンプを3つためると、ピーチ直行便で行く沖縄2泊3日のペアチケットや沖縄のホテル宿泊券、泡盛などが当たるプレゼント抽選に応募できます。QRコードの読み込みは1日1回で、最大10口応募できます。

 沖縄フェスは9月16日(月)までの午前11時から午後9時まで(ラストオーダー8時半)。会場は屋外なので、雨天の場合、中止になることがあります。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

トリップイート北海道

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