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2022.09.05

北海道・中標津を楽しむ!おすすめスポット5選~〝地域の達人〟が教える「とっておき」~地域FM発⑬

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 北海道では各地のコミュニティーFMのパーソナリティーさんが日々、地域に密着した話題と楽しいトークでリスナーを楽しませてくれています。そんな〝地域の達人〟に、とっておきのスポットをリレー形式で紹介してもらいます。13回目は、道東の空の玄関口の1つ、中標津空港がある中標津町の情報を発信する「エフエムはな」のパーソナリティー菊地文広さんのオススメです!

日曜のみに営業するそば屋 @手打ちそば ささ藪

「手打ちそば ささ藪」のオススメの1つ「鴨せいろ」
オススメの1つ「鴨せいろ」

 あまり知られていませんが、中標津町はそばの産地です。その風味豊かな中標津産のそば粉を心を込めて丁寧に手打ちしています。
 営業は日曜の昼だけ。店主の小出伸史(こいで・のぶふみ)さんは、根室管内で教鞭をとり、最後は中標津町教育委員長を務めました。子供たちと一緒にそばを打った教員時代の思い出が忘れられず、「本格的に学びたい」と横浜市にある一茶庵手打ちそば教室で修業。2015年に61歳で退職し、自宅1階で開業し、2年後の17年、ミシュランのビブグルマンに選ばれました。

「手打ちそば ささ藪」の「白雪」
歯ごたえと喉越しが唯一無二の更科「白雪」

 オススメは、白雪(更科)と鴨せいろです。今まで様々なそばを食べてきましたが、更科でこの歯ごたえと喉越しは唯一無二です。鴨せいろのつみれも自家製で、絶妙なバランスで配合された軟骨の食感がたまりません。
 日曜のみの営業ですが、4人以上なら1日1組限定でそば会席の予約営業をしています。そばの原点ともいえる「そばがき」をはじめ、季節に応じた三色そば(もりそば、白雪、変わりそば)などが提供されます。私も今度ゆっくりと、フルコースを味わってみたいと思っています。

▽中標津町東7条北9丁目
▽営業時間/日曜の午前11時半~午後1時半(なくなり次第終了)。そば会席は1人3500円。
▽TEL/0153・72・0050
▽駐車場/有
▽HP/https://ssyb.therestaurant.jp/
※情報は記事公開当時のものです

中標津初!コワーキングスペース @MILK

中標津町初のコワーキングスペース「MILK」の内部
中標津町初のコワーキングスペース

 中標津町初のコワーキングスペースとして6月にオープンしました。中標津空港から車で8分、中標津バスロータリーから徒歩2分のところにあります。飲食店街の中心と立地が良く、食事をするのにも困りません。
 仕事を通じて地域と人がつながれば-、そんな思いをこめたスペースの家具は、オフィス家具で有名なオカムラを使用。交流スペースと集中スペースがあり、利用目的に合わせて使い分けることができます。

中標津町初のコワーキングスペース「MILK」の別角度から見た内部
広々とした空間が広がります

 フリーWi-Fiはもちろん、フリードリンク、モニターの貸し出しも可能です。ドロップインは1時間330円、1日1320円。月額会員プランなどもあります。
 また徒歩2分ほどには、系列店のゲストハウス「ushiyado」があり、ワーケーションプランも用意していますので、ぜひご相談ください。

▽住所/中標津町東3条北1丁目6
▽営業時間/午前6時~午後10時
▽定休日/無休
▽TEL/050・3000・4480
▽駐車場/有
※情報は記事公開当時のものです

「貴族のパスタソース ナポリ舌(たん)」道東から堂々と登場! @多国籍料理 呑食里(どんぐり)

多国籍料理 呑食里(どんぐり)の人気メニュー「ナポリ舌」
人気メニューの「ナポリ舌」

 中標津町の中標津経済センタービル1Fにある多国籍料理店で、中標津発レゲーユニット「バッファローソルジャー」のボーカルを務める店長のコータローが、昼にはスープカレーやパスタ、夜には居酒屋メニューを提供します。
 その中でも「ナポリ舌」(980円)は、鶏ガラやオイスターソースを使ったコク深いオリジナルナポリタンソースに、タン元から肉の旨味が濃いタン先まで丸ごと1本柔らかくなるまでじっくり煮込んだゴロッと大きめなタンがたっぷり入った人気メニューの1つです。

多国籍料理 呑食里(どんぐり)がレトルトとして商品化した「貴族のパスタソース ナポリ舌」
レトルト商品の「貴族のパスタソース ナポリ舌」

 それを6月、レトルトとして商品化したのが、その名も「貴族のパスタソース ナポリ舌」。2人前(200グラム)入り1500円と高額なため「高すぎて売れない」と謳っていますが、タンが80グラムとたっぷり入っていることもあり、お土産や贈り物に喜ばれているそうです。店内のほか、店のHPでも購入可。太麺パスタに上から半熟目玉焼きを載せるとお店の味に近づくそうですので、ぜひお試しあれ。

▽住所/中標津町東2条南2丁目1
▽営業時間/昼:午前11時~午後2時半(L.O.2時)、夜:午後6時~11時(L.O.10時半)
▽定休日/月曜 ※火曜が祝日の場合は火曜定休、月曜営業
▽TEL/0153・79・0515
▽駐車場/有
▽HP/https://www.donguri2001.com/
※情報は記事公開当時のものです

国内唯一の木造空港ビル @中標津空港

国内初の木造建築の中標津空港ターミナルビル
国内初の木造建築の空港ターミナルビルです

 「根室中標津空港」の愛称で知られる中標津空港は、中標津町市街地から車で10分ほどの距離にあり、世界自然遺産の知床のほか、阿寒摩周国立公園など道東の主要観光スポットへの玄関口にもなっています。
 そして、国内初の木造建築の空港ターミナルビル(一部鉄筋コンクリート使用)としても知られています。現在もこれだけ木材を使った空港ビルはないそうで、館内はどこを見ても木のぬくもりにあふれていて、ゆったりとした時間を過ごせます。

中標津空港に設置されているフライトシミュレーター
3コースが楽しめるフライトシミュレーター

 フライトシミュレーターも設置されていて、1回100円で約6分間、リアルな飛行体験をすることができます。コースは「摩周湖」「開陽台」「メンデレーエフ空港(国後島)」の3つあります。
 ほかにもショップやレストラン、3階展望デッキからは知床連山が一望でき、晴れた日には国後島を見ることもできます。

根室中標津空港ビル
▽住所/中標津町北中16番地9
▽営業時間/午前8時10分~午後6時(飛行機の発着時間により変更あり)
▽休館日/無
▽TEL/0153・73・5601
▽駐車場/有
▽HP/https://www.nakashibetsu-airport.jp/
※情報は記事公開当時のものです
北海道・留萌を楽しむ!おすすめスポット5選~〝地域の達人〟が教える「とっておき」~地域FM発⑫

ライダーが集う場、お目当ては〝大人のお子様ランチ〟 @食事処やまや

ツーリングのライダーの多くが立ち寄る「食事処やまや」の店舗入り口
ライダーが集まる「食事処やまや」

 中標津町には、ツーリング客が集まる道内屈指の人気スポットの開陽台があり、全国各地からライダーたちが集まってきます。その際、必ずといっていいほど立ち寄るのが「食事処やまや」です。
 お目当ては、大人のお子様ランチ「やまやスペシャル」です。大皿に、チキンライス、ミートソーススパゲティ、ザンギ(3個)、ハンバーグ、目玉焼きが盛り付けられた、ワクワク感いっぱいの1品。これだけのボリュームで1100円です。

食事処やまやで人気のチキンライス、ミートソーススパゲティ、ザンギ、ハンバーグ、目玉焼きが盛られた「やまやスペシャル」
「やまやスペシャル」

 もちろん、ただ単に「デカ盛り」というわけではありませんよ。子供のころに食べたような懐かしいケチャップ味のチキンライス、しっかり下味の付いたザンギ、フワフワのハンバーグ、じっくり炒めたタマネギとデミグラスが効いた濃厚なミートソースと、どれをとっても絶品です。まさに大人のお子様ランチです。おなかをすかせてぜひお試しください!

▽住所/中標津町東3条北1丁目
▽営業時間/午前11時~午後2時半、午後4時半~午後7時半(L.O.7時)
▽TEL/0153・72・5155
▽定休日/月曜
▽駐車場/有
※情報は記事公開当時のものです

紹介者:FMはなパーソナリティー 菊地文広さん

<FMはな>北海道の道東の小さな町「中標津町」にあるコミュニティー放送局です。平成28年8月20日に開局。周波数が87.0MHzであることと、花のように美しく心癒やせるようにとの意味を込めて「FMはな」の愛称を付けました。中標津の「ヒト・マチ・ミライ」をつなげます。

Tripeat編集部
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