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2024.12.05

「2024さっぽろホワイトイルミネーション」点灯中~冬のまち照らし出す華やかな77万個の光~札幌市内中心部5会場紹介

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

さっぽろテレビ塔3階から展望した大通公園のイルミネーション

 札幌の冬を色鮮やかな光で彩る「2024さっぽろホワイトイルミネーション」が大通公園や駅前通など札幌市中央区の5会場で開かれています。大通公園1~6丁目では、それぞれテーマに沿ってライトアップされ、中心部の4会場でも札幌の街並みを華やかな明かりで照らし出しています。

 ホワイトイルミネーションは1981年、大通西2丁目広場で約1000個の電球を使ってスタート。年々、規模や内容を充実させ、44回目の今年は発光ダイオード(LED)を昨年より2万個多い77万個使い、大通公園など計5カ所で実施されています。昨年より増やしたLED2万個は、主に大通公園会場の装飾に使われています。

多彩なテーマでライトアップ~大通公園

【1丁目】

翼をあしらった大通公園1丁目のシンボルオブジェ

 大通公園1丁目は「翼に願いを 羽ばたきの『ウィッシュ・バーズ』」と銘打ち、翼を象徴的にあしらったシンボルオブジェが飾られています。ゴールドを基調にした色調で、札幌市の鳥カッコウをモチーフにしています。翼の中心部分に立つと、背中から羽がはえたようにみえるので、記念撮影の列が絶えません。

【2丁目】

クリスマス市会場の中央に設置されたクリスマスオブジェ「Gift of Snow」

 大通公園2丁目では「2024ミュンヘン・クリスマス市」が開かれており、会場の中央にクリスマスオブジェ「Gift of Snow」が据えられています。クリスマスグッズを選んだり、ドイツの郷土料理やクリスマスグルメを楽しんだりしながら、イルミネーションを鑑賞できます。会場では「クリスマスボール」が販売されており、それに願い事を書いてオブジェに結ぶと、望みがかなうとか-。

【3丁目】

大通公園3丁目のライラックを模したシンボルオブジェ

 大通公園3丁目は「花咲く願いを 彩りの『ウインター・ブロッサムズ』」がテーマ。ライラックを模したシンボルオブジェのほか、札幌の花のスズラン、北海道の花のハマナスのモチーフともコラボレーションしています。シンボルオブジェはライラックのパープルに輝くほか、青や赤など5色の光に変化します。

【4丁目】

雪の回廊をイメージした光のトンネルが印象的な大通公園4丁目

 大通公園4丁目は「願いを結晶に 夢見る『スノー・ファンタジア』」。ホワイトを基調とした光が満ち、雪の回廊をイメージした光のトンネルがつくられています。白の渦巻き状の回廊の中を通り抜けると、グリーンの雪の結晶がまたたき、きらびやかなスノーファンタジアの世界を表現しています。

【5丁目】

星や宇宙をモチーフに、光との一体感が楽しめる大通公園5丁目

 大通公園5丁目は「かなえる未来へ 星降る『コズミック・スクエア』」と銘打ち、星や宇宙をモチーフにした青色の世界が広がります。透明な大小のドームが点在し、その中の光る球体は人の動きに反応してキラキラとまたたきます。青色の幻想的な光が体の動きに連動することで、光との一体感が楽しめます。
【6丁目】

冬の札幌に緑の豊かさを再現した大通公園6丁目

 「みどりを、みらいへ。煌めきの『エメラルド・フォレスト』」と名付けられた大通公園6丁目は、この冬の時期に緑の豊かさを再現しています。グリーンを基調に、ゴールドがちりばめられた光の森は、豊潤な森の恵みを思わせます。光の迷路もつくられており、家族連れやカップルらが散策を楽しんでいます。

 2丁目を除く大通公園会場の空間デザインを手がけるのは、全国各地で数々の空間クリエーションを手がけるプロフェッショナルチーム「VELVETA DESIGN」。国内では近年、長野県の「善光寺イルミネーション」や東京・丸の内の「Marunouchi Bright CHRISTMAS」、グランフロント大阪「GRAND WISH CHRISTMAS」などを手がけています。

 大通会場のイルミネーションは12月25日(水)までの午後4時半~8時。12月23日(月)~25日(水)は翌午前0時まで。

銀色の直線が輝く1.5キロ~札幌駅前通

22万個のLEDで、1.5キロにわたって銀色の直線を描いている駅前通

 駅前通は北4条から南4条まで、約1.5キロの沿道の街路樹にLED約22万個を取り付けています。JR札幌駅からすすきの交差点までを銀色の直線でつなぎ、沿道のビルの窓の明かりや外壁に取り付けられた電飾などを背景に、華やかな雰囲気を演出しています。

 来年2月11日(火)までの午後4時半~8時。12月23日(月)~25日(水)は翌午前0時まで。

透明なドームにまたたく光の花~札幌駅南口駅前広場

光の花を演出している札幌駅南口駅前広場

 札幌駅南口駅前広場では、イルミネーションに彩られた透明なドームの中に花々が咲き乱れています。周囲には、青色やオレンジ色のゲート、樹木に取り付けられたライトがまたたき、光の花を演出しています。札幌ステラプレイスや駅前のオフィスビルの明かりも借景に、札幌の玄関口を華やかに、楽しく盛り上げています。

 来年3月14日(金)までの午後4時半~翌午前0時。

青と白の光で冬の静けさを演出~北3条広場

冬の静けさを感じさせる北3条広場

 北3条広場(アカプラ)は両サイドの古木のイチョウ並木に取り付けられたLEDが、青と白の光で幻想的な雰囲気をかもし出しています。駅前通側から見ると、正面の道庁赤れんが庁舎に向けてまっすぐ青と白の光の道が続き、冬の静けさを感じさせます。一定の時間になると、音楽が流れ、それに合わせて白と青の光が点滅したり、交互にまたたき合ったりと、さながら光のショータイムが繰り広げられます。

 来年3月14日(金)までの午後4時半~午後10時。

金と銀の光でゴージャスに~南1条通

金色、銀色のライトで彩られ、ゴージャスな雰囲気の南1条通

 南1条通は、西1~3丁目の南北に街路樹として植えられている46本のイチョウに7万個のLEDが取り付けられ、約300メートルにわたる光の道が出現しています。色は金色と銀色でゴージャスな雰囲気。木のてっぺんからは時々、上から下にしずくが落ちるように光が点滅。デパートやファッションビルの明かりとあいまって、きらびやかな空間が広がります。

 来年3月14日(金)までの午後4時半~8時。12月21日(土)~25日(水)は翌午前0時まで。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

トリップイート北海道

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