「さっぽろオータムフェスト2022」が開催中の札幌・大通公園でもう1つ、道産ワインと食が楽しめる「ピコレ秋のワインフェアー」が9月17日、始まりました。
10月10日まで開催
今春3週間にわたり、「ピコレ春のワインフェアー2022」と題して開催したイベントの秋バージョンで、会場は春と同じく、さっぽろテレビ塔1階の広場です。今回は、オータムフェストと連携して10月10日まで開催します。開催時間は午前11時から午後8時(LO7時30分)まで。オータムフェストは10月1日までなので、その後も楽しめますよ。
主催は経済人有志でつくる北海道ビジネスクラブ(旧さっぽろグローバル・ビジネス・クラブ)です。実は、札幌市や札幌商工会議所さんたちに混じって、私たち「TripEat北海道」が、初の後援をさせていただいてます。
では、はりきってご紹介します。
会場には6つの飲食ブースがあります。
ワインは常時50種類を用意
巨大テントの中にブースを構えるのは、道産ワインのほか、イタリア、フランスなどのワインや、チーズが楽しめる「北海道日高ブランド」です。
ワインは奥尻町の奥尻ワイン、共に三笠市の山﨑ワイナリーと滝沢ワイナリーなど日替わりで提供され、常時50銘柄を飲むことができます。
新冠町のダムトンネルで熟成させ、飲み頃を迎えた「日高トンネルワイン」がイチ押しとのこと。グラスは1杯500円からですが、なんと言ってもお得なのが、トンネル熟成ワイン3種類飲み比べセット(各50ミリリットル)です。ごく一部のワインを除いて、どれでも好きなワインを3つ選べて2000円なのでお得です。
4ブリュワリーのクラフトビール
クラフトビールのブースでは、いずれも札幌市内の「澄川麦酒」「月と太陽BREWING」「TRANS BREWING」と、「美深白樺ブルワリー」(美深町)の計4つのブリュワリーのビールが各800円で飲めます。
提供ビールは売り切れ次第切り替わっていきますので、期間中、4つのブリュワリーの色々なビールが楽しめますよ。
食のブースは4つ
そしてお待ちかねの「食」です。4つのブースがあります。
「道産食材の釜焼きピッツァ」、自慢ローストビーフと滝川クラフトビール工房のビールなどを販売する「空知ワインステーション」、富良野和牛やホタテのバター醤油焼きが楽しめる「サニープレイス」、そしてラーメン「麺屋そらち」がブースを構えています。
ピザは、少々お値段は張りますが「サンマとマッシュルームJファームトマトのマリナーラ」(2000円)が、めちゃくちゃ美味しかったです。ぜひお試しあれ。
そしてワインフェアー新機軸のラーメン! いずれも豚からとっただしがベースで、味は塩(900円)、醤油(800円)、味噌(900円)、辛味噌(1000円)の4種類で、いずれも道産小麦粉の縮れ麺を使用。オススメの塩は、隠し味にオリーブオイルがかかっていて、「シメ」によし、飲みの「途中」にもよし、なワインにも合う味でした。
年間1万食を売り上げるという人気の道産赤身和牛を使った「ローストビーフ」(1000円)、道産ホタテのバター醤油焼き(大盛り1500円、貝盛800円)は、言わずもがなの美味しさです。
広い会場で、わいわいとした雰囲気のオータムフェストも楽しいですが、こちらのこぢんまりとした会場は、のんびり、ゆったり飲食ができて、まったりとした時間を過ごすことができます。
大きなテントが完備されていますので、天気が悪くても大丈夫。地下街からテレビ塔を上がってくれば、雨風にあたらず会場にたどり着けます。ぜひ訪れてみてください。
さっぽろオータムフェスト2022開幕「7丁目」「11丁目」レポート〈山﨑編集長☆発〉
春・秋の定期開催に向け会員募集中
主催の北海道ビジネスクラブなどは、道産ワイン、道産食材、そして札幌を盛り上げるための「年2回のフェア開催」に向けた支援として「ピコレ・ワインクラブ」の会員を募集しています。1口1万円の年会費を払うと、特典として年2回(春と秋)のフェア開催時にワインを1本ずつもらえるほか、優先的に会場テーブル席が予約できたり、提携店での特典も考案中だそうです。会場で受け付けていますので、興味のある方は尋ねてください。問い合わせは、ピコレ・ワインクラブ事務局(北日本プロジェクト)TEL050・3591・2262へ。