北海道に冬の到来を告げる“雪虫”を街中で見かけるようになりました。北海道内の山々も鮮やかな紅葉で彩られ、札幌に目を移せば藻岩山が少しずつ色付いています。10 月も残りあとわずか。道内各地で催される秋のイベント紹介も今回が最終回となります。野菜も果物も肉も楽しみたい…そうした週末のお出かけのご参考に―。
目次
第13回JAところ収穫〝菜〟(北見市常呂町、10月22日)
この秋に収穫されたばかりの、タマネギやジャガイモなどの野菜をお得な直売価格で提供。加工品では、北見市常呂町イチ押しの特産品「ところピンクにんにく」をふんだんに使った焼き肉や炒め物の味付けに活躍する「ましまし万能ばかタレ」とピリ辛味の調味料「美味すぎてヤバいジャン」が店頭に並びます。過去にはにんにくの作付け日本一になったこともある常呂町ならではの品です。
また、常呂といえば冬のスポーツ「カーリング」。ストーンをモチーフにした、「カーリングおやき」(2個300円)なども販売されます。常呂や北見と縁がある「いび川農協」(岐阜県)や「馬路村農協」(高知県)のドレッシング類なども並びます。常呂漁協が販売する魚介類も見逃せません。会場には、マスク着用でエコバッグ持参でお越しください。
◆イベント:第13回JAところ収穫〝菜〟(常呂町)
◆開催日時:2022年10月22日(土)午前11時30分~午後1時
◆会場:常呂町多目的研修センター前「百年広場」(北見市常呂町土佐)
◆問い合わせ先:JAところ営農企画課 電話:0152-54-2121
◆参照URL:https://www.ja-tokoro.or.jp/oshirase-2022-10-14-2/
さらべつ大収穫祭(10月23日)
採れたての新鮮野菜やさらべつ和牛など人気商品が販売される、知る人ぞ知る大収穫祭。更別町の特産である、小豆や金時豆などの豆類のほかに加工品もあります。
カボチャを使って地元のスイーツ店が作った「かぼちゃのシュークリーム」(2個1セット300円、1人2セットまで)は、丁寧に裏ごしされたカボチャのクリームのしっとり感を楽しみたいところ。今年初登場の、地元野菜たっぷりのミネストローネ(1杯300円)は、ぜひ試してもらいたい一品です。
さらべつ和牛は収穫祭の定番メニュー。帯広市内のホテル料理長監修の「カットステーキ(1皿100g600円)」は、柔らかく肉汁たっぷり。和牛串(1本300円)もあります。大鍋で調理された「もつ鍋」(1杯200円)は食べると温まりますよ。販売される特産品などがなくなり次第終了となりますので、ご注意を。
◆イベント:さらべつ大収穫祭
◆開催日時:2022年10月23日(日)午前10時~午後2時
◆会場:更別村ふるさと館特設会場(更別村字更別189-1)
◆問い合わせ先:行委員会事務局(更別町役場産業課商工労働観光係) 電話:0155-52-2211
◆参照URL:https://www.sarabetsu.jp/sightseeing/event/shukakusai/
沼田町にぎわい活性化イベント2022(10月22日)
歩いて、食べて、沼田の良さを知ってもらおうというイベント。3会場に分かれての開催でそれぞれユニークな催しが予定されています。
暮らしの安心センター(沼田町南1条1丁目8-25)では、「みんなの食堂」と題して、給食スタイルで食事を提供します。献立は、韓国風おにぎりとナムル、梨。高校生以下100円、大人300円とお値段も「給食価格」(数量限定、テイクアウトは不可)。フリーマーケットや謎解きゲームもあります。
沼田町まちなかほっとタウン(同町北1条4丁目2-2)には、秋の収穫感謝コーナーを開設。沼田町産の新米「雪中米」のすくい取りが100円でできます。その新米の塩むすびを、札幌市のおむすび専門店店長の〝ライスボールプレイヤー〟川原悟さんが、1個をわずか5秒で握って無料提供します(数量限定、無くなり次第終了)。このほか、特産品のトマトジュースを使ったトマトポタージュの試飲(限定100食)や、子供縁日コーナーも。ハロウィンが近いので、カボチャのランタンづくりや、木を削って自分だけのスプーンを作るワークショップも開かれます。
最後の会場、沼田長中心部の商店街(本通3丁目7特設会場)では、「まちなか賑わい夕市」と題して、16店が出店しニンジンの詰め放題や炊き込みご飯を提供する総菜市などを開催します。会場で1店舗500円以上買った方には、特産品があたる抽選券が配布されます。
◆イベント:沼田町にぎわい活性化イベント2022
◆開催日時:2022年10月22日(土)午前11時半~午後5時(雨天決行、荒天中止)
◆会場:沼田町内3会場(上記本文参照)
◆問い合わせ先:沼田町役場 産業創出課 電話:0164-35-2155
◆公式HP:https://www.town.numata.hokkaido.jp/section/sangyou/h0opp2000000inco.html
標茶町・弟子屈町・鶴居村「2022食と観光 おもてなしフェア」(10月27、28日)
北海道の東部に位置する、標茶町・弟子屈町・鶴居村の3町村が誇る食材が並ぶイベント「食と観光おもてなしフェア」が、札幌市中央区の札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」で開かれます。会場は北1条イベントスペースの東側。チ・カ・ホ出口の7番と9番の間のスペースになります。
標茶のブランド牛「星空の黒牛」や弟子屈産のイチゴを使ったお菓子、鶴居産のチーズのほか、各町村の新鮮なミルクやヨーグルトなどの乳製品やジンギスカンなどが並びます。
3町村がそれぞれのマチを知ってもらおうと、観光・移住について紹介する写真パネルの展示や、パンフレットによるPRも。会場には各町村の職員のみなさんも顔をそろえますので、それぞれの地元の様子を尋ねてみてはいかがでしょうか。札幌が会場の今回のフェア。特産品を味わい、3町村のことを知るチャンスですよ。
◆イベント:標茶町・弟子屈町・鶴居村「2022食と観光 おもてなしフェア」
◆開催日時:2022年10月27日(木)午前11時~午後6時、28日(金)午前10時~午後5時
◆会場:札幌駅前通 地下歩行空間「チ・カ・ホ」北1条イベントスペース
◆問い合わせ先:北海道新聞釧路支社営業部 電話:0154-31-3615(平日午前9時半~午後5時半)
◆参照URL:https://www.fit946.net/omotenashi-fair/
漬物野菜市(函館市、10月28、29日)
函館市亀田の特産品といえば「赤かぶ」です。在来種で、各農家がより赤いものを選んで栽培して年々収穫を重ね、それが今日まで続いています。長年の歴史がありますが、在来種でありながら正式品種名がなく、「亀田赤かぶ」は通称だそうです。
切ると白地に鮮やかな赤みがまだらに差し込み、漬け込むと食紅なしでさらに鮮やかな赤い色になるのが、この赤かぶの特徴。現在も8戸の農家が育てています。
その赤かぶをはじめ、大根、白菜、キャベツなど、定番の漬物野菜が並ぶのが、今回の漬物野菜市です。それぞれ、ポリ袋入りの10㎏単位で販売。多彩な漬物野菜からお好みのものを買って漬物づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
◆イベント:漬物野菜市
◆開催日時:20224年10月28日(金)、29日(土) 午前9時半~午後1時
◆会場:JA函館市亀田本店前(函館市昭和4丁目42-40)
◆問い合わせ先:JA函館市亀田 電話:0138-46-6883
◆公式サイト:http://www.ja-kameda.or.jp/wp/archives/3727
ふかがわアップルフェスタ(10月29、30日)
深川市内で生産されたリンゴ販売を中心としたイベント。道の駅ライスランドふかがわを会場に行われます。
市内では様々な品種のリンゴが栽培されていて、当日販売されるリンゴは、生産農家の方がそれぞれにどの品種を持ち込むか次第。選ぶ楽しみがありますよ。
リンゴ以外の地場産果物のほか、リンゴジュースやアップルパイなどの加工品も販売されます。リンゴの詰め放題セールも開催されますので、リンゴ好きの方にとっては注目のイベントといえます。3,000円以上購入された方は、豪華景品が当たる抽選会に参加できる抽選券が配布されます。
◆イベント:ふかがわアップルフェスタ
◆開催日時:2022年10月29日(土)、30日(日) 午前9時半~午後1時
◆会場:道の駅「ライスランドふかがわ」 特設会場(深川市音江町広里59−7)
◆問い合わせ先:深川市農政課 電話:0164-26-2255
◆参照URL:https://www.city.fukagawa.lg.jp/cms/section/nosei/ik75k4000000ay0j.html
そのほかの主要イベント
▼秋感謝祭(標津町)
・日時:2022年10月21日(金)、22日(土)午前9時半~正午
・会場:J A しべつ駐車場特設会場(標津町字川北基線西2番地)
・問い合わせ先:JAしべつ 電話:0153-85-2121
▼第42回収穫感謝祭(大空町女満別)
・開催日時:2022年10月23日(日)午前9時半~正午(雨天決行)
・会場:JAめまんべつ駐車場(大空町女満別西4条5丁目1-27)
・問い合わせ先:JAめまんべつ営農課 電話:0152-74-2131
・参照URL:http://www.ja-memanbetsu.jp/pdf/20221011.pdf
▼さまに地場産フェア(様似町)
・開催日時:2022年10月30日(日) 午前10時~正午
・会場:様似町中央公民館前駐車場(様似町大通1丁目21)
・問合せ先:様似町役場産業課 電話:0146-36-2111
・参照URL:http://www.samani.jp/news/2022/10/post-788.html