北海道 食と観光のWEBメディア

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2024.06.29

「小樽あんかけ焼きそば」が食べたい! 北海道・小樽市民のソウルフードおすすめ6選<2024年6/29更新>

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 「小樽で何食べる?」となった時、すっかり定番になっているのが「あんかけ焼きそば」。アツアツのあんがたっぷりのあんかけ焼きそばは、かつて小樽運河の界隈で働いていた港湾労働者の体を温め、おなかを満たした栄養満点のメニューとして人気となり、今も変わらず小樽市民に愛され続けているソウルフード。
 2022年3月には、文化庁が、地域で受け継がれ愛されている食文化を掘り起こし、100年続く食文化として継承することを目指す「100年フード」として、「小樽あんかけ焼きそば」を認定しました。その小樽あんかけ焼きそば、オススメ6選をご紹介します。
 小樽あんかけ焼きそばとは?…比較的、あんは固めで量が多く、麺に焼き色がついているのが特徴ですが、明確な定義はありません。小樽市内では、常設メニューにない店も含め100店ほどで提供されています。

蒸し麺に豊富な具材で「がっつり」と 
中華料理 天蓮華

やや胡椒がきいた塩味の「エビ入りあんかけ焼きそば」。飾り切りの人参やイカは見た目にも美しく、お酢とからしが個別に付いてくるという心配りも嬉しいポイントです。

 2015年にオープンした「中華料理 天蓮華(てんれんげ)」。小樽商科大学へと続く「地獄坂」の途中にあるお店で、「がっつり食べたい」男性客を中心ににぎわっています。

津崎さんご夫婦が切り盛りする、小さなお店「中華料理 天蓮華」。坂を上りきると、小樽商科大学がありますが、大学生より大人のお客さんが多いそう

 チャーハンや定食など様々なメニューが並ぶなか、やっぱり一番人気というのが3種類のあんかけ焼きそば。麺は「皆と同じでは面白くないから」と焼いた蒸し麺のうえに、店主の津崎さんが、高校卒業後に勤めた札幌の店の味をベースにした餡がかけられています。ちなみに蒸し麺は、ただゆでるよりも手間がかかるのですが、食感がしっかりとなり、餡がからんで時間がたつと、モチっとした食感に変わるのが特徴で、「この麺を食べたくて来ました」というお客さんがいるほどなんです。

 「エビ入りあんかけ焼きそば」「五目あんかけ焼きそば」「豚肉細切りあんかけ焼きそば」の3種類はどれも人気で甲乙つけがたいそうですが、特にオススメなのは塩味の「エビ入りあんかけ焼きそば」。エビ入りとはいえ、豚肉やイカ、うずらにたけのこ、人参にきくらげ、ヤングコーン、季節の青菜や珍しいフクロダケまで入り本当に具材豊富! 一見するとそれほど多く見えないのですが、麺の食感や種類豊富な具材のおかげか、非常に満腹になる一品です。

 あんかけ焼きそばだけでなく、1つ1つがげんこつのように大きい唐揚げも天蓮華の代名詞。定食メニューのなかでも、ボリューム感のある「から揚げ定食」も人気です。

男性のお客さんが多いものの、店内は女性も入りやすいシックで落ち着いた雰囲気。ご近所からやってくる年配のご夫婦も多いそうです=写真左/店の駐車場目の前には、小樽市歴史的建造物に指定されている「カトリック小樽教会 富岡聖堂」が。1929年建築の、美しい教会です=写真右

 場所柄、地元の方が多いお店なので観光客はまだ少ないそう。ぜひ、小樽らしい坂の途中にある「天蓮華」で、具沢山なあんかけ焼きそばをご賞味ください。

住所/小樽市富岡1丁目20-4
電話/0134・55・0449
営業時間/午前11時30分~午後2時(L.O.午後1時45分)、午後5時~7時(L.O.午後6時45分) ※スープ等がなくなり次第終了する場合あり
定休日/毎週月曜。月1回だけ火曜休みあり(月1回 月・火曜の連休となります)
駐車場/あり。店の並びにあるカトリック教会 富岡聖堂の駐車場敷地内2台分
※情報は取材当時のものです

焼いた陶板のお皿で熱々!を提供 
小樽ら~めん 一期一会

陶板のあんかけ焼きそばは、食べ終わりまで湯気が出ていたほど熱々! 好き嫌いもあるからと紅ショウガとからしは付けず、テーブルから自由に取ってもらうスタイルです。

 2007年11月にオープンした「小樽ら~めん 一期一会」。店主の木越さんは、高校卒業後、一度は別の仕事に就きましたが、「大衆食堂をやりたい」と調理の道へ進みます。じつは、木越さんのお母さんはラーメン店を営んでいたこともあり、小さいころからラーメンや食堂が身近な存在だったのです。

お店は札樽道の朝里ICからもすぐの場所。店前の道道1号線を定山渓方面に向かうと、朝里川温泉郷です

 そんな「一期一会」で一番人気なのは、やっぱり「あんかけ焼きそば」。「ラーメン屋なのに、あんかけが人気なのか…」と最初こそ思っていたそうですが、小樽市民にとっては昔からどこでも食べられるソウルフードであり、お母さんの食堂でもあんかけ焼きそばがあったそう。

 そこで、木越さんは「熱いものはできる限り熱々で出したい」という思いから、直火で焼いた陶板であんかけ焼きそばを提供することに。実際、熱々の皿に盛られた、熱々のあんかけ焼きそばは、食べ終わるまで冷めません。猫舌の方にはオススメできませんが、そんな方のために普通の皿バージョンもありますのでご安心くださいね。

 しっかり焼かれた麺に白菜やもやし、玉ねぎ、人参、きくらげ、豚肉と、イカやエビ、ホタテも入った具沢山な「あんかけ焼きそば(醤油味)」は、あっさりとして最後まで食べ飽きしない美味しさです。

店内や入り口にかけられた「のれん」は、木越さんの家族が書いてくれた文字。今は高校生の息子さんが幼稚園の時に書いた「笑」の字も素敵です(写真左)/「路地裏のラーメン屋さん」の雰囲気という昭和レトロな店内には、屋台風のカウンターやランプ、昔の電信柱(本物)が(写真右)。「三世代を繋ぎたいと始めた内装です。これを見て、おじいちゃんやおばあちゃんとお孫さんの会話が生まれてくれたら嬉しい」と木越さん

 もちろんあんかけ焼きそばだけではなく、ラーメンにご飯もの、一品料理までいろいろなメニューがあり、ボリュームのある「らーめん+どんぶりセット」など、近隣の会社や工場に勤める方たちにも大人気。「8~9割は常連さん」というほど、地元や小樽近郊の方に愛されているお店です。

住所/小樽市新光4丁目3-24
電話/0134・51・5135
営業時間/午前11時~午後3時(L.O.午後2時45分)、午後5時~9時(L.O.午後8時30分)
定休日/水曜
駐車場/20台
※情報は取材当時のものです

老若男女だれもが好きなしょうゆ餡 
ニュー三幸 小樽本店

大人気の「小樽あんかけ焼きそば」。添えられた紅ショウガとからし、お酢で味変しながら飽きずに食べられます

 1954年に創業した「ニュー三幸 小樽本店」は、2024年6月29日で70周年を迎える老舗ビヤホール。現在は、株式会社北海道サッポロライオンのグループ店となっています。

アーケードの真ん中あたりにある、「ニュー三幸 小樽本店」。120名収容できる大きなビヤホールです

 ビヤホールですから、昼から美味しい生ビールやジンギスカンも最高ですし、ビーフシチューやオムライス、クリームコロッケなどの洋食メニューのファンも多いんです。ただ、そんなニュー三幸 小樽本店でも、一番人気のメニューは「小樽あんかけ焼きそば」なんですよ!

 軽く焼かれたやわらかめの麺に、ほどよいかたさの餡が絡み、老若男女が好むしょうゆ餡。具材は、エビ、豚肉、白菜、人参、チンゲン菜、タケノコ、きくらげで、港町小樽らしく、最初に口に運んだ時にはやや濃いめに感じられるものの、シャキシャキの野菜がたくさん入っているので後味はあっさりと感じられるから不思議です。美味しい生ビールとおつまみメニューを楽しんで、最後の締めに「小樽あんかけ焼きそば」というのも楽しそう。

 お店は、サンモール一番街というアーケードの中にあり、お昼時はもちろん、家族やお友達同士の飲み会や会社の宴会など、多くの市民が一度は足を運んだことのあるお店と言えるでしょう。レンガがあしらわれた店内は、広々した解放感ある空間。レトロなランプやステンドグラスの窓など、老舗ならではのくつろげる雰囲気です。

店内奥には、ジンギスカン用の無煙ロースター席「麦羊亭」もあります(写真左)/2024年の今年はオープン70周年という節目の年!(写真右)

 ちなみに、祝津にある「おたる水族餡」内のレストランも「ニュー三幸」です。もちろん、水族館のレストランでも同じ「小樽あんかけ焼きそば」が食べられます! 小さなお子さんがいるなら水族館で、大人の皆さんであればぜひ本店で、ビールとあんかけ焼きそばをお楽しみください。

住所/小樽市稲穂1丁目3-6 サンモール一番街
電話/0134・33・3500
営業時間/午前11時30分~午後9時(L.O.午後8時30分)
定休日/元日
駐車場/専用駐車場8台。近隣に提携駐車場もあり
※情報は取材当時のものです
小樽で食べたい!熱々の個性派ラーメン5選~わが店の味を追求、スープや麺、具にもこだわり

ちょっとリッチな「蟹あんかけ」 
小樽中国料理 好

「好」の「蟹あんかけ焼きそば」
食べ応え満点、リッチな「蟹あんかけ焼そば」

 小樽運河・浅草橋街園の目の前にあり、小樽市指定歴史的建造物を活用した中華レストラン「好(ハオ)」は1988年にオープン。歴史的建造物の「協和浜ビル」は、海運関係の会社が多数入居していた小樽のテナントビルの草分けであり、俳優・石原裕次郎の父が支店長を務めていた山下汽船が入居していたことでも知られています。

1933年建築の「協和浜ビル」を活用したレストランは運河界隈の散策途中にも寄りやすいと人気です。

 こちらの人気メニューは、「五目あんかけ焼そば」と「海老あんかけ焼そば」。そして、定番の2品より「ちょっとリッチなあんかけ焼きそばを食べたいな…」という方にオススメなのが「蟹あんかけ焼そば」です。

 焼いた麺の上には白菜、ニンジン、小松菜、キクラゲ、玉ねぎが入ったあんがかけられ、さらにその上には蟹のむき身がたっぷり。どなたにも好まれる醤油ベースの味に蟹の風味が加わることでさらに味わい深く、食べ応え満点のメニューです。

 運河の目の前という立地にありながら、市民の常連客も多い「好」。シックな雰囲気なので、女性同士やご夫婦の利用が多いそうです。他のお店では、直接、皿に付けて出されることの多い紅しょうがやカラシが別の小皿で出されたり、食後にはホットのジャスミンティーのサービスがあったりと、ちょっとした心遣いもうれしいお店です。

住所/小樽市色内1丁目2-18 協和浜ビル
電話/0134・32・0680
営業時間/午前11時~午後2時、午後5時~8時30分(L.O.午後8時)
定休日/年末年始(12月31日~1月2日)
駐車場/店舗裏に6台
※情報は取材当時のものです

食感パリパリッの「揚げ麺」タイプも 
五十番菜館

五十番菜館の五目アゲソバ
しっかりと揚げられた麺なので、あんがかかっているところでも、すぐに軟らかくなってしまうことはありません。パリッパリの食感をお楽しみください。

 JR小樽駅から、徒歩3分ほどの場所にある「五十番菜館」。

 長い間、市民に愛され続けているこちらのお店は、1959年にJR小樽駅からすぐ近くの梁川通りにて開店。そこで10年ほど営業した後、現在の小樽都通り商店街のアーケード内に移転し、営業を続けている中華食堂です。店主の澤田寛さんいわく、店の一番人気は「五目ヤキソバ(あんかけ)」だそうですが、こちらには「五目アゲソバ(あんかけ)」というメニューもあり、麺のタイプが選べるのがポイントです。

五十番菜館の店舗外観

 小樽市内には、喫茶店や居酒屋などあんかけ焼きそばを食べられる店はたくさんありますが、あんかけの揚げそばを食べられるところはあまりありません。パリパリッとした揚げ麺は、あんがかかっているところ、かかっていないところで食感の変化を楽しめますし、後半に「味変」のためお酢をかけると、味に加え麺の食感も変わります。たまには気分を変えて、揚げ麺タイプが食べたいという方にはオススメですよ。
 ちなみに、「『五目ヤキソバ』と『五目アゲソバ』のあんの味は同じなんですか?」と店主に尋ねたところ、味は微妙に変えているんだとか。そう聞くと、「ヤキソバ」と「アゲソバ」の食べ比べをしてみるのも楽しそうですね。

住所/小樽市稲穂2-10-1(小樽都通り商店街アーケード内)
電話/0134・32・4793
営業時間/午前11時~午後2時
定休日/火・金曜
駐車場/なし
※情報は記事公開当時のものです。

オリジナリティとボリューム十分の一皿 
中華食堂 龍鳳

中華食堂龍鳳のあんかけ焼きそば「腹黒」
ネーミングも楽しい、あんかけ焼きそば「腹黒」

 「ブラックサバス」に「G.B.H.」、「足りない二人」、「腹黒」などなど…、なんとこれらは全て「龍鳳」のあんかけ焼きそばのメニューです!

「龍鳳」の店舗外観

 店主の太田友樹さんは、札幌のホテルニューオータニで修業後、父・洲雄さんが始めた店を継ぐことに。お父さんの味をそのまま出すのではなく、あんかけ焼きそばでさまざまな表現をしたいと考えた友樹さんは、中華の枠にとどまらないメニューを生み出し、現在は23種類ものあんかけ焼きそばを提供しています。

 一番人気は、やはり定番の「五目あんかけ焼きそば」と「エビ塩あんかけ焼きそば」。大盛りの店としても有名で、1人前は麺2玉、ハーフサイズで麺1玉とボリュームもたっぷりです(小食の方のために、0.5玉もあります)。

かつお節がかけられたユニークな中華食堂龍鳳の「ニャンかけ焼きそば」
大きくてジューシーな揚げのほか、カワイイ猫型のニンジンもポイントになっている「ニャンかけ焼きそば」。売り上げのうち22(ニャンニャン)円が、小樽の保護猫団体アリエルに寄付されます。

 とはいえ、やはり食べてもらいたいのは、店主オリジナルのあんかけ焼きそばの数々。最新メニューの「ニャンかけ焼きそば」は、猫好きの店主が、保護猫活動のために何かできないかと考えてできたメニューで、猫が好きなかつお節とそれに合うような和風の味付けになっています。猫好きな方は、ぜひ一度お試し下さいね。

住所/小樽市稲穂4丁目4-9
電話/0134・23・9918
営業時間/午前11時~午後3時
定休日/水・木曜
駐車場/店舗前に8台
フェイスブック/https://www.facebook.com/otaru.ryuuhou
※情報は記事公開当時のものです。
Tripeat編集部
Tripeat編集部

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通西3-6

食と観光

PAGETOP