北海道・積丹半島の付け根に位置する仁木町。規模は小さいながらも、札幌や小樽といった観光地にも足を運びやすいマチでもあります。北限のアユが生息する川があり、緑に囲まれた豊かな風景が楽しめるのどかなこの地域は、新鮮でおいしい果物の産地としても知られています。家族連れで楽しめる公園や手軽に利用できるちょっとユニークな宿泊施設も。そうした魅力あふれる仁木町を楽しむためのヒントや楽しい観光スポットを、仁木町役場さんにご紹介していただきました。2回にわたってお伝えします。
目次
<その①>アクセス良好の「使い勝手の良い田舎町」
北海道の西、積丹半島の付け根に位置する仁木町は果物 、お米、野菜生産を中心とした農業が基幹産業の人口3,000人ほどの小さなマチ。
都会の喧騒とは無縁の、豊かな自然に包まれるのどかな農村ですが、北海道の中心都市・札幌市から車でおよそ1時間(高速道路利用) 、空の玄関口・千歳市からもおよそ1時間30分(同)でアクセスできるほか、ロマンと運河のマチ小樽市までおよそ30分、世界的なリゾート地に成長を遂げたニセコ町までもおよそ45分と、北海道の人気観光地へのアクセスは抜群! 今後2024 年度には仁木ICも開通予定。これでさらに道内各地へのアクセス性 向上が期待されます。
〝使い勝手の良い田舎町〟仁木町を拠点に、北海道観光を楽しんでみませんか?
<その②>清流「余市川」にあふれる自然の魅力
仁木町を南北に縦断する余市川。仁木町はその中流域に位置しており、北限のアユ が棲む川として知られています。また、その深場には、大物のニジマスが居着いていたり、余市川に注ぐ多くの支流には、ヤマメやイワナなど美しい渓流魚が生息していたり…。釣りシーズンには多くの太公望でにぎわいます。
毎年秋には、産卵のため海から遡上(そじょう) するたくさんのサケの姿も見られ、余市川にかかる橋の上から、太古の昔から繰り返される生命のサイクルを垣間見ることができます。
また、余市川には広い河原や水遊びもできる浅瀬も多く、休日には河原でバーベキューや水遊びを楽しもうと、多くの方が余市川を訪れています。
<その③>仁木の魅力が凝縮 「農村公園フルーツパークにき」
仁木町を見渡す丘陵地帯に建つ「農村公園フルーツパークにき」。公園内には仁木町名産の果物 の木がいっぱい。「果実とやすらぎの里」仁木町のエッセンスをギュっと凝縮、特に家族連れに大人気の公園です。
施設内にある展望台では、仁木町の街並み越しに遠く広がる日本海を一望することができ、ここから伸びる長さおよそ153メートルのジャンボ滑り台では、のどかな田園風景を眺めながら、ひとときの空中散歩を楽しめます。
公園内にはキャンプサイト、コテージも完備。都会の喧騒を離れ、ご家族で、ご友人で、楽しい時間をお過ごしいただけます。
楽しく遊んだ後は、フルーツパークにき自慢のランチビュッフェはいかがでしょう? 季節ごと旬の食材を使用した、一品一品が手づくり、味自慢のメニューが並ぶ、施設 随一の人気コンテンツです!
フルーツパークにきの新メニューや、イベントなどの最新情報を随時更新中のインスタグラム(fruit_park_niki/)や、より詳しくフルーツパークにきを知ることができるホームページもチェックしてみてください!
▽農村公園フルーツパークにき
住所:余市郡仁木町東町16丁目121番地
電話:0135・32・3500
HP:https://fruit-park.com
<その④>手軽に快適に泊まれる「Casual Inn NIKI」
2022年春にオープンした、仁木町の多目的滞在施設「Casual Inn NIKI(カジュアルイン仁木)」は、無人のコンテナホテル。仁木町観光はもちろん、小樽・ニセコなど周辺地域観光の拠点としてもおススメです!
1棟に2室、1室最大4名様までの宿泊が可能で、お得な連泊プランや、バーベキューコンロのレンタルもあります。のどかな街並みを散策したり、夜空を眺めながらバーベキューを楽しんだり、都会の喧騒を離れ、ゆっくり流れる時間の中で、のんびりと旅の疲れを癒せます。
▽Casual Inn NIKI
住所:余市郡仁木町北町8丁目25番地1
電話:011・520・7600
Web予約:https://casual-inn.com/
♢仁木町観光を楽しむ!㊦に続く―。
※情報は記事公開当時のものです。
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