2022/05/17
「ハピまんチーズ」十勝産100%に 音更・ハピオ、原材料高騰で 「オール地元産でうま味向上」
【音更】町内の木野農協系スーパー「ハピオ」は、人気の独自商品「ハピまんチーズ」の具材チーズを欧州産から十勝産100%に切り替える。世界的な原材料高騰や円安で欧州産チーズの価格が跳ね上がり、今後の安定調達に支障があるため。7月出荷分からリニューアルの予定で、値上げする。加工用チーズは海外産を使うメーカーが多く、安心安全を前面に打ち出した十勝産シフトが広がれば、生乳の生産調整に悩む産地にとって追い風になる。
ハピまんは100%十勝産小麦の皮にチーズをはさんだ冷凍チーズまんで、2019年発売。ゴーダやチェダー、モッツアレラなど欧州産と十勝産の4種類のチーズを組み合わせた濃厚な味わいが評判を呼んで、4月末時点の累計販売個数は40万個を突破した。