頑張った貴女に贈る『ご褒美女子旅』。
道南随一の観光地・函館を1泊2日で巡る『ご褒美旅』の後編です。
目次
150品のナンバーワン朝食
シモンズのベッドで快適な眠りから覚めた朝は、まずは温泉へ。11時チェックアウトなので、のんびりと過ごします。
そして、お待ちかねの朝食です。宿泊した「HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館」は、宿泊施設を紹介する旅行サイト「リラックス」の朝食が人気のホテルランキングで、2019、20年と2年連続で全国1位を獲得したほか、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の20年の朝食ランキングでは全国8位に輝いているんです。
朝食は午前6時30分から11時(10時30分最終入場)と、海外のリゾート地のような営業時間がうれしいです。
最大の人気は、「体にやさしい朝食」をテーマにした150品以上に及ぶ品数です。
なんと! スパークリングワインもあります。
この日は、ブランチ感覚で、営業時間の後半に入店。優雅にワインと料理を楽しみました。
至福のひとときです。
チェックアウトして荷物をホテルに預けた後は、函館が繁栄した明治末期から昭和初期の建物が残る西部地区へ歩いて散策に出かけます。
ベイエリア散策
イチョウ並木が美しいベイエリアを通っていきます。
話題のスイーツ「アンジェリック ヴォヤージュ」
最初の目的は、話題のスイーツ屋さん「アンジェリック ヴォヤージュ」です。
平飼いの鶏の卵と、完全放牧の牛から搾った牛乳を使うなど、材料にこだわっているお店で、北海道産の生クリームとガナッシュでつくった小さなケーキ「ショコラヴォヤージュ」が有名です。
冷凍商品で、地方発送も受け付けています。夕方には完売してしまうそうです。
「賞味期限30分」をうたっている、ふんわり生クリームと季節のフルーツを使ったクレープを購入しました。注文を受けてから作ってくれます。熱々でモチモチ食感の焼きたての生地に、生クリームと冷やしたフルーツが入っています。街歩きのお供に最適です。
アンジェリック ヴォヤージュ |
▽住所/函館市弥生町3の11 |
▽TEL/0138・76・7150 |
▽営業時間/10時~19時 ※材料がなくなり次第閉店 |
▽定休日/月曜(祝日の場合は翌日) |
▽HP/https://www.angeliquevoyage.com/ |
異国情緒あふれる函館・西部地区
では、石畳をそぞろ歩きます。
西部地区は、函館港と函館山に囲まれるエリアで、坂道から眺める異国情緒あふれる景観が観光客を魅力しています。
歴史ある坂道と教会が点在しています。
西部地区の元町・末広町は、市町村の申し出を受けて国が文化財保護法に基づき選ぶ「重要伝統的建造物群保存地区」に北海道で唯一選定されています。
坂を上りながらふと振り返ると、街並みにの向こうに青い海と港が見えます。
西部地区の顔的な存在である「旧函館区公会堂」です。元町公園の上に建つ国の重要文化財。木造2階建ての洋風建築は、当時の最先端だったとか。
さらに進んで行くと、こちらも観光名所でもあるカトリック元町教会があります。道内のカトリック教会で最古の歴史を持っています。現在の聖堂は、1921年の函館大火後の24年に献堂されました。建物はゴシックスタイルで、内部も実に壮麗です(内部の撮影は禁止です)。信徒がいる宗教施設ですので、立ち入る際は、くれぐれもマナーに気をつけましょう。
次ぎは、市電(路面電車)に乗って五稜郭へ向かいます。
五稜郭公園は紅葉の時期を迎えていました。
地酒がそろう「越前屋」
函館での「最後の晩餐」の前に、地元の酒屋に立ち寄りました。1921年創業の地酒・ワイン・本格焼酎の専門店「越前屋」です。
地元の日本酒、ワインが豊富にそろっていて、季節になると生酒や希少なワインも入荷します。ぜひのぞいてみてください。札幌では入手しづらい「お宝」に出合える確率大です。
越前屋 |
▽住所/函館市万代町16の25 |
▽TEL/0138・41・0071 |
▽営業時間/平日、土曜:10時~20時、日曜14時~19時、祝日:10時~19時 |
▽定休日/1月1日~3日 |
▽HP/https://www.etizenya.jp/ |
シメは、地元の魚好きが集う老舗「王将寿し」
函館最後の食事は、やはり「お寿司」でいきましょう!
午後4時から営業している「王将寿し」です(コロナ前は午後3時スタートだったそうです)。
JR函館駅から徒歩10分と、少し離れていて、1967年の創業以来、地元の魚好きが集まる店です。非常においしく、かつリーズナブルなので、可能ならばあまり教えたくないお寿司屋さんです。
カウンターのほか、テーブル卓、奥にはちょっとした宴会もできる小上がりもあります。
特等席のカウンターで極上寿し(3000円)をいただきました。
食べるペースに合わせて少しずつ握りが出されますが、1貫目のヒラメから、そのおいしさに完全にやられました。
大将の高橋洋一さんは地元漁師の生まれ。家業は現在、高橋さんの息子さんが継いでいます。息子さんや親戚が水揚げした質も鮮度も抜群の地ネタを食べることができます。
観光客向けに高い値段の寿司屋が函館でも増えていますが、高橋さんは「8割が地元客だから、なかなか値段を上げられないんだよね」と笑います。
「だまされたと思って食べてみて」と言われて地元で獲れる「地アナゴ」をいただきました。かりっと香ばしく、中はふわふわで、ぜひオススメです。
地元のマグロも絶品でした。
食べるのに夢中で撮影するのをすっかり忘れてしまいましたが、じゅんさいのお吸い物が〆のお椀として出てきました。うれしいですねぇ。
おなかも気持ちも大満足して、帰路につきます。
王将寿し |
▽函館市新川町5の6 |
▽TEL/0138・22・3079 |
▽営業時間/16時~25時 |
▽定休日/木曜 |
最後のご褒美は?
「函館観光なのに夜景はなし?」と思った方、ご安心ください。
ちなみに、函館山から街を一望する「表夜景」に対して、反対側から函館山を望む夜景を「裏夜景」と呼びます。
日が落ちるのが早いこの時期、飛行機だからこそ見るチャンスがあるとっておきの「空から夜景」です。
この日は、快晴。『ご褒美女子旅・函館編』にふさわしいご褒美を最後にもらいました。
山﨑編集長のご褒美女子旅 vol.1 美食&街歩き 道南・函館編㊤
HOKKAIDO LOVE!割で北海道旅行をお得に!
HOKKAIDO LOVE!割は、北海道での旅行代金の一部が補助され、クーポンがもらえるお得な制度。温泉、グルメ、大自然と、魅力満載の北海道をおトクに旅できる今、魅力満載の北海道を巡る旅に出かけてみませんか。
対象期間:2023年7月14日まで(7月15日チェックアウト分まで)
※2023年4月29日~5月7日は対象外
※支援上限に達し次第、受付を終了します。
https://hokkaidolove-wari.jp/
旬な北海道の観光情報をお届け!
北海道の観光に役立つ最新情報を発信しています。ぜひ「HOKKAIDO LOVE! LINE公式アカウント」にお友達登録ください。
https://visit-hokkaido.jp/line/
山﨑編集長のご褒美女子旅 vol.2 道北編㊤オーベルジュで美食と景色を楽しむ
〈山﨑編集長のワイナリー巡り〉⑫はこだてわいん(七飯町)道南ワインの先駆けとして半世紀
鹿部町を訪れる9つの理由㊤ 迫力の湯柱×豊かな海の幸×地元ならではの体験