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2023.01.11

From北海道新聞

花札でそろえよう 留萌管内の名物*「コササル」、京都の職人に依頼*伝統の柄「松に鶴」→天売のオロロン鳥登場

北海道新聞記事
北海道新聞記事
留萌管内の景勝地や特産品をあしらったオリジナル花札「萌か留た」とPRポスターを持つ人物
留萌管内の景勝地や特産品をあしらったオリジナル花札「萌か留た」

 【留萌】市内の観光まちづくり会社「コササル」は、留萌管内8市町村の景勝地や特産品をあしらったオリジナル花札「萌(もえ)か留(る)た」を発売した。花鳥風月を表す「松に鶴」「桜に幕」などで知られる花札の絵柄を生かしながら、留萌管内のさまざまな名物を盛り込んだ。観光PRを兼ねたユーモアあふれた一品だ。

 もともと10年ほど前に、管内の土産物店の買い物客に数枚プレゼントしていたもの。今回は製作を京都の職人に依頼し、紙を手張りすることで、札が反った本格的な製品に仕上げた。「遊ぶときに机に札をたたきつけると『ピッ』と小気味よい音が鳴ります」(佐藤太紀代表)という自信作。

 花札は全48枚で天塩、遠別、初山別、羽幌、苫前、小平、留萌、増毛の8市町村を表現した。例えば、柳につかまろうとするカエルと平安時代の書家を描いた絵柄「柳に小野道風」では、構図はそのままに小野道風を留萌港開発の父と言われる五十嵐億太郎に、カエルを留萌市のゆるキャラ「KAZUMOちゃん」に差し替えた。

留萌管内8市町村の名物を盛り込んだオリジナル花札の絵柄
8市町村の名物を盛り込んだ絵柄

 太陽に顔を向けた鶴と松を描いた「松に鶴」では、鶴を羽幌町天売島のオロロン鳥に、太陽を名産の甘エビに変えた。佐藤代表は「ダムや風力発電、植物など各市町村の観光地、名産を取り上げ、手に取って楽しくなる花札になったと思う」と話す。

 価格は1セット3300円で、千個製造した。遊び方や絵柄の解説書も付く。留萌と小平の道の駅や、留萌市内のみやげ店「お勝手屋萌」などで取り扱う。管内のほかの道の駅でも順次取り扱いを進めたい考えだ。問い合わせはコササル、電話080・3393・9546(猫島一人)

(北海道新聞2023年1月1日掲載)

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