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2023.01.15

From北海道新聞

深川でワクワク求め8年 高田さん夫妻経営*パンとコーヒーの店 移転*15日閉店 東川町へ

北海道新聞記事
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東川町に移転する「ブルーム」を経営する高田琢也さん(右)と里枝さん
東川町に移転する「ブルーム」を経営する高田琢也さん(右)と里枝さん

 【深川】自家焙煎(ばいせん)コーヒーと天然酵母パンで市民に親しまれた「パンとコーヒーの店BLOOM(ブルーム)」(2の6)が15日を最後に閉店し、上川管内東川町に移転する。古い店舗を改装してオープンしてから8年余り。「ワクワクすること」を追求してきた夫婦が新たな一歩を踏み出す。

 ブルームは2014年11月、元ラーメン店舗をリフォームして開店。高田琢也さん(42)と里枝さん(43)夫妻が経営する。妹背牛町の豆腐店が実家の琢也さんがコーヒーを、深川市出身の里枝さんがパンを担当。開店から数年後に自家焙煎機を導入し10種類の豆をそろえ、パンは自家製酵母など使い約20種類を販売してきた。熱烈なファンに支えられ「食パンはここでしか買わない」という客もいる。

 古いトタン屋根の建物に入るとおしゃれなガラスショーケースがあったり、ランニング用靴下を販売したりと、パンやコーヒーだけでなく、お客さんにワクワクしてもらえる仕組みも提供してきた。移転の理由について、高田さん夫妻は「東川の方から話をいただき、その提案にワクワクしたのでやってみようと思った」と話す。

 移転先の詳細は今後発表するが、6月ごろにオープンする予定。東川町内は全て地下水のため、琢也さんは「東川の水に合う焙煎のやり方を研究しなくては」と意気込む。里枝さんは「多くの方にお世話になり感謝している。深川と東川を結ぶ架け橋になれれば」と話している。

 移転後、深川と妹背牛でコーヒー豆を販売してもらえるよう交渉中だ。(佐藤大吾)

(北海道新聞2023年1月7日掲載)

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