3月30日にグランドオープンするプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)を核とした「北海道ボールパークFビレッジ」の報道機関向け内覧会が3月6、7日の両日行われました。TripEat北海道も参加しましたので、一足先に飲食店を中心にどど~んと紹介します。【全5回シリーズ】
目次
エスコンフィールドの構造
まずは「エスコンフィールド北海道」から。
ご存じの方も多いと思いますが、エスコンフィールドの構造をざくっと説明します。
一般客が自由に歩き回れるのは、3塁側メインエントランスがある1階(フィールドレベル)、1塁側エントランスがある2階(メインレベル)、そして3階(スターレベル)です。レフトスタンド側には、エスコンフィールドのランドマークである5階層ビル「タワー11」があります。
1階はぐるっと一周することができますが、2階、3階は客席が途切れていたり、ない部分があります。
タワー11とつながっているのは1階のみで、タワー11の上層階に行くには、いったん1階に降りてタワー11内のエレベーターか階段を使う必要があります。
この球場の特徴は、飲食店からフィールドが望めるということです。試合の様子が分かるので、どこにいてもフィールドとの一体感が味わえます。飲食店を探して歩き回っていても、フィールドを見ると、自分がどこにいるかすぐに分かりますよ。
エスコンフィールドには、計38店の飲食店が入っています。
各店が日ハム選手とコラボした特別メニュー「選手グルメ」を展開しています。
1階をぐるりと回ろう
1階です。
バックスクリーンの裏には、クラフトビールの醸造所「そらとしばbyよなよなエール」があります。ビールが飲めて、醸造所の見学ツアーも受け付けていますが、詳細は次回以降にあらためて。
ビールのお値段
ちなみに、、、各飲食店のビールの料金は1杯750円、「そらとしば」の取り扱いがある店は1杯800円で販売していました。
また、球場内は完全キャッシュレスです。現金は使えませんので気をつけてください。
では、今回はここを拠点に時計回りに1階の飲食店を巡ります。
カツサンド&カツカレー「ルスツ羊蹄ぶた」
カツサンドやカツカレーを販売する「ルスツ羊蹄ぶた」です。留寿都村の道の駅に出店していて、ヒレカツサンドが人気のお店です。
「豚に優しいが人に優しいをつくる」をコンセプトに、羊蹄山麓の湧き水で育てた肉質が柔らかい自慢の豚を使った料理を提供します。
オススメは、球場店のオリジナルメニューの「豚ヒレザンギ&フライドポテト」と「キーマ風カレー」、そして定番の人気商品「ヒレカツサンド」です。ヒレザンギは非常に珍しいです。ボリュームもたっぷり。
同店の池澤奎吾さんは、ファンクラブ歴15年という日ハムファンで「夢のような場所です」と話していました。選手グルメは、ロースカツが添えられた「加藤貴之投手の加藤で勝とう勝つカレー」(1400円)です。
ミスタードーナツ
言わずと知れたミスタードーナツです。
試合のある日は、ドーナツは、ドーナツボックスの5個入りと9個入りの2種類の販売ですが、試合のない日は、他店と同じくドーナツを1個から買うことができます。値段も他店と同一価格というのでうれしいです。
訪れたら食べてほしいのは、球場店オリジナルの「北海道野菜のクリームシチューパイ」です。
ボリュームたっぷりで、さくさくのパイ生地がなんともおいしいです。チーズドッグも球場店では、日本ハムのウインナーソーセージ「シャウエッセン」を使った特別バージョンです。
たこ焼きの「築地銀だこ」
こちらもご存じ、たこ焼きの「築地銀だこ」です。
選手グルメの2品が絶品です。
ナガイモのとろろと蒸し鶏がさっぱり味を奏でる「粘りの執念とろろと蒸し鶏のマヨポン酢」(750円)と、食べるラー油がたっぷりかかった「ネギマヨのむらージャン」(同)で、蒸し鶏は子供から大人まで楽しめる味、のむらージャンは最高のビールのお供です。
モスバーガー
みんな大好き「モスバーガー」もあります!
日ハムカラーの青い「串鳥」
道産子おなじみの焼き鳥の「串鳥」は、なんと! 店の看板カラーをいつもの赤から、日ハムの公認ブルーにしての出店です。気合十分の店舗は目を引きます。
「店のカラーを変えたのは初めてです」とのことで、見た目だけでなく、全メニューが球場店オリジナルの限定商品というから本気度がうかがえます。
「野球観戦しながら食べやすいように」と肉量2倍超の大きめサイズ「メガ焼き鳥」を用意。いずれも満足感ある1本です。
選手グルメは今川優馬選手のと伏見寅威選手の2人です。ボリュームたっぷりで存分に肉が味わえます。
ちなみに、JR北広島駅近くには串鳥北広島駅前店があるので「通常メニューが食べたい方は、球場からの帰りに寄ってください」とのことです。
ピザーラエクスプレス
ピザの「ピザーラエクスプレス」も入っています。選手グルメや多彩なセットメニューも用意しています。
コロッケ専門店「コロモアbyサンマルコ」
サンマルコ食品(札幌)のコロッケ専門店「コロモア」です。
道産食材にこだわった揚げたてのコロッケを味わうことができます。
仙台発祥の牛タン専門店「仙臺たんや利久」
北海道でも店舗展開している「仙台の牛たん屋さん」の「仙臺たんや利久」です。
やはり「牛たん弁当」(1500円)と「牛たん焼」(1400円)を食べたいところ。いずれも5切入りで、違いはご飯付きかどうかです。目の前で焼いてくれます。
仙台名物の「ずんだ餅」も、道内では球場店のみの販売です。
こちらには選手グルメが7種類もあります。「おいしいのでぜひ食べてください」とPRしていました。試合の日のみの営業です。
「かわむら出汁茶」のおにぎり屋さん
札幌・ススキノの「かわむら出汁茶」が運営するおにぎり屋さんです。
焼おにぎり、たらこチーズ、油揚げが入った「きつね」など全部で11種類あり、お米は釜で炊きあげています。
「海苔だけでコンビニおにぎり1個買えます」という自慢の海苔は、おにぎりとは別の袋に入れられて渡されます。「香りから違うので、ぜひ食べる直前に巻いてもらいたい」との配慮からで、香りと共にパリパリ食感も味わえます。
「海苔でぜひ感動してもらえれば」とのことですので、ぜひ1度、試してみてください。
また、こだわりの「飲むお出汁」は、利尻昆布とかつお節で丁寧にとった出汁を塩と醤油で味付けた、しみじみとおいしい1杯です。
広島お好み焼き「電光石火」
本場広島のお好み焼きとして名高い広島お好み焼き「電光石火」が道内初出店です。
ドーム型の広島お好み焼きで、キャベツや麺、大葉などの具材を卵でふっくら包むのがこだわりで、「広島直送レモンのサワーと相性抜群」とのことです。
フードホール(タワー11)
エスコンフィールドのランドマーク「タワー11」の1階には、3つの飲食店(肉料理・ミートグリル「ミートフル」、軽食が楽しめる「ホットドッグ・ファン」、スープを提供する「たべるスープ」)が入った「フードホール」があります。こちらもあらためて「タワー11」を紹介する際にリポートします。
ボールパークのアウトドア関連施設については、TripEat北海道のきょうだいサイト「あさってキャンプ」で紹介していますので、こちらをご覧ください(https://www.hokkaido-np.co.jp/article/811724?rct=od_pickup)。
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