一足先にどど~んと紹介! 3月30日に北海道北広島市にグランドオープンする「北海道ボールパークFビレッジ」。その核となるプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」の飲食店を紹介する5回目は、ランドマーク「タワー11(イレブン)」と、球場の外にある「ザ・ロッジ」です。飲食店だけじゃなく、温泉&サウナ、ホテル、ミュージアムもどど~んとやりますよ!【全5回シリーズ】
目次
タワー11
映えスポットの1つ。
ダルビッシュ有投手と大谷翔平選手の壁画があるのがタワー11です。
私もこの壁画の前で自撮りしましたよ。
「11」は、ファイターズに貢献し、世界へ羽ばたいた2人の背番号に由来しています。
タワー11は、3塁側外野席にあります。出入り口は1階のみで、2階、3階からは行けません。
5階建てで、1階には座席が完備され、3つの飲食店が入る「フードホール」、2階には飲食店とミュージアム、3階は世界初の球場内にある温泉&サウナ、4、5階にはフィールドが一望できる球場一体型ホテルがあります。
では1階のレストランから巡ります。
1階レストラン「フードホール」
1階のフードホールは、日本ハムが調達した食材を使った3つの店舗で構成されています。
肉料理専門店「ミートフル」
その名の通り「肉」が食べたい方は、ぜひこちらへ。
北海道産を中心に、厳選のブランド肉(牛、豚、鶏、羊)を用意しています。
イチ押しは、日ハムの新庄剛志監督がオススメする「新庄監督肉乃劇場」です。「ニクハム」の語呂合わせの2986円です。鶏、豚、牛の各グリルと、シャウエッセンとソーセージ「モーニングサーブ」が各2本、そしてソフトドリンク2杯が付いています。ドリンクのカップは、新庄監督が描かれた特別仕様なので、記念になりますよ。
ホットドッグ専門店「ホットドッグ・ファン」
米国のメジャーリーグ観戦には欠かせないホットドッグの専門店です。
日本ハム北海道ファクトリー製造のシャウエッセンを使った、バラエティ豊かなホットドッグが楽しめます。
パンは「シャウエッセンの旨さを最も良く感じられるように開発した」という道産小麦でつくったドッグパンです。ぜひその味の違いを感じてみてください。
他にも食べやすいワンハンドメニューの軽食を用意しています。
たべるスープ
具沢山スープとスイーツのお店です。
野菜がたっぷり入ったポトフや、牛骨を炊いたスープに北海道の玉ネギを丸ごと入れたオニオンスープ、本格的な味が楽しめるスパイシースープカレーなど温かいメニューのほか、北海道の牛乳を使ったスイーツもあります。
2階 北海道の餃子 天のびろく
3回目の「2階&特別席編」でも紹介しましたが、北海道・千歳発のお取り寄せ餃子「天のびろく」の店舗です。
お米を食べて育てたブランド豚「う米豚」を使った人気のプレミアム餃子は、タレなしで食材の味を堪能してもらうスタイル。モチモチの皮から肉汁が溢れ出ます。
2階 ミュージアム
来春まで「WHAT IS LIFE展~いのちってなんだろう~」を開催します。
自然が生み出す造形、人々が築いてきた文明、万物を構成する素粒子を見つめることで、「いのちとはなにか?」「なぜ生きるのか?」との根源的な問いを投げかけ、観る人にあらたな発見や、考えるきかっけを提供する、美術館でも博物館でも科学館でもない新感覚ミュージアムです。
▽開館時間/平日10時30分~18時(土日祝は19時)、デーゲーム開催時は11時~19時、ナイトゲーム開催時は10時30分~22時 |
▽入場料/大人1000円、試合日1500円(エスコンフィールド入場券付き)、こども(4歳~小学6年)500円 |
3階 温泉&サウナ
フィールドを一望できる球場内天然温泉とサウナです。温泉は地下1300メートルから汲み上げたモール温泉です。
男女別の内湯と、男女混浴の水着着用ゾーンがあります。水着着用ゾーンは半屋外になっていて、サウナもこのゾーン内にあります。
いずれの浴槽からもフィールドを見ることができます。内湯の窓ガラスは、向こう側からは見えないようになっていますのでご安心を。
水着着用ゾーンには、
(1)サウナ室、温泉の浴槽と水風呂がある「ととのえテラス」
(2)球場内醸造のクラフトビールなどアルコールと軽食が楽しめるバーゾーン、があります。
バーゾーンでは、「サウナ飯やおつまみ系を用意する予定です」とのこと。
ととのえテラスには、フィールドに面した24席の「ととのえテラスシート」があり、試合日のみ指定席販売されます。
サウナは、「ととのえ親方」こと松尾大さんの監修です。
サウナに使われている木材は、バットと同じ素材のアオダモです。手すりがバットの形になってますよ。
ロウリュは2つあります。
通常営業は11時~21時。試合日の営業時間や料金などは公式HP→(https://www.hkdballpark.com/shops/10/)
4、5階 ホテル
フィールド側に面した「フィールドビュー」と、球場外の自然を眺める「マウンテンビュー」の全12室あります。マウンテンビューの宿泊者は、ホテルのルーフトップテラスから試合観戦ができるそうです。
内装は部屋によって異なります。
こちらは、タワー11の名前の由来となった「ダルビッシュ&大谷スイート」です。
最大5人が宿泊可能で、広いベランダからの眺めは格別です。
せっかくなので、エスコンフィールドの外にある飲食店もいくつか紹介します。
センターバックスクリーンの向こう、全面ガラス張りになった壁面の外側には、9棟のヴィラで構成する宿泊施設や、農業学習施設、認定こども園などがあります。球場を含めた北海道ボールパークFビレッジは実に広大。全体では延べ32万平方メートルにもなります。
THE LODGE
まずは、エスコンフィールドのガラス張りの壁面のすぐ前にある山小屋風の建物が「THE LODGE」です。
ここに入る2店をご紹介します。
球場のガラス張りの壁面の向かい側にある出入り口から入ったフロアが2階になります。
いちごスイーツ専門店「ICHIBIKO北海道ボールパークFビレッジ」(2階)
「食べる宝石」をコンセプトに生産されたミガキイチゴをふんだんに使ったドリンクスイーツを提供しています。
「いちご好きの、いちご好きによる、いちご好きのためのお店」です。
コーヒースタンド「POOOL」(1階)
スタンド形式のエスプレッソカフェ「プール」です。
豆は元より、抽出レシピやバリスタの技術にもこだわった本格コーヒーが味わえます。
中でもエスプレッソは、「ダーク」か「マイルド」か豆を選べるなどこだわりはひとしお。コーヒーで世界を旅してもらう「コーヒージャーニー」という企画を展開し、3カ月に1度のペースでさまざまな国の農園から入手した豆を提供予定です。
人と人がつながる、コミュニティーの手段としてカフェがある、との思いを大事にしているそうです。店名は「個性がプール『pool』され、出会いがループ『loop』する」とのコンセプトから名付けたそうです。
コーヒーを手にボールパークを散策するのも楽しいですが、こちらのスタンドで、スタッフさんやお客さん同士でいろいろと話をしながら時を過ごすのもいいですよ。
TruffleBAKERY
テイクアウトのほか、レストランやカフェでもこだわりのパンが食べられるそうです。
取材時は、まだパンを焼くオーブンが届いたばかりでした。広い店内だったので、どんな雰囲気の店になるか楽しみです。
タワー11のホテル宿泊者の朝食は、こちらのベイカリーから運ばれるそうです。
既にお気づきかも知れませんが、ものすご~く広いです。エスコンフィールド内を見るだけでもかなり歩きます。
私は2日間の報道機関向け内覧会で3万歩近く歩きました。年齢のせいもありますが、疲労困憊でへろへろになりました。
体力に絶対的な自信のある方は別として、初めて行く方は、ある程度、予習をしてからいくことをオススメします。
今回は飲食店をご紹介しましたが、ボールパーク内には、アウトドア施設やガーデン、子供向けの遊び場などもあります。
「観る」「食べる」「飲む」「遊ぶ」「泊まる」「入浴&サウナ」などなど選択肢は盛りだくさんなので、それぞれの好みのスタイルで楽しんでください!!
◇ ◇ ◇
アウトドア関連施設と遊び場は、共にTripEat北海道のきょうだいサイトで紹介中です。
◇アウトドア関連施設の情報は「あさってキャンプ」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/811724?rct=od_pickup
◇遊び場情報は「mamatalk powered by 北海道新聞」(通称・mamatalk ママトーク)
https://mamatalk.hokkaido-np.co.jp/news/pickup/225983/
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