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2023.03.28

From北海道新聞

自慢の味引っ提げ本別移住*十勝愛いっぱいのケバブ*樽美さん*道内各地で移動販売*ファン笑顔「ボリューム満点」

北海道新聞記事
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軽快なソウルミュージックが流れるテント内で、自慢のケバブを手にする樽美さん
軽快なソウルミュージックが流れるテント内で、自慢のケバブを手にする樽美さん=12日、釧路市内

 【本別】帯広市から本別町に移住した樽美豪哉(たるみとしや)さん(30)の移動販売店「FULLMOON(フルムーン)」が、道内各地で次第にファンを増やしている。十勝産の材料を積極的に用いたトルコ料理「ケバブ」が売りで「自慢の味で、たくさんのお客さまを幸せな気分にしたい」と意気込む。

 2019年の開店時は、キッチンカーで販売していたが、コロナ禍で移動販売が増え「周囲と同じでは差別化ができない」と、21年にテントでの販売に切り替えた。昨年9月には、3年前から交際してきた町内在住の瑞希さん(30)との結婚に先立ち移住した。

 樽美さんのケバブには十勝への愛が詰まっているという。鶏モモ肉は帯広で仕入れ、肉を一晩以上つけ込む秘伝のもみだれには本別産タマネギを使用。具材のキャベツも町産だ。「世話になった皆さんへ感謝の気持ちを込めた」と話す。

 12日は釧路市のスーパー前にテントを構え、6時間で完売に近い90食を提供した。鶏肉を高さ60センチ、直径30センチになるまで専用グリルの串に刺し、重量20キロの肉のタワーを完成させ、開店すると間もなく客が集まる。

 既に、道東中心に63市町村で販売し、無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウント登録者は約4千人。ケバブはバーガータイプとロールタイプ(各800円)で、出店場所と時間はアカウントに随時掲載する。

 「催事に呼ばれる機会も増え、うれしい限り」と手応えを感じる樽美さんは、瑞希さんと7日に結婚したばかり。「瑞希を大事にして、しっかり働きます」と、ちょっぴり頰を赤らめた。(大井一平)

(北海道新聞2023年3月20日掲載)

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