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2023.09.13

北海道産食材とワインを楽しむ「2023ピコレ秋のワインフェアー」開幕 10/1まで、さっぽろテレビ塔下で

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

ラムチョップとワインのセット。ラムチョップは絶妙な火入れで柔らか
ラムチョップとワインのセット。ラムチョップは絶妙な火入れで柔らか

 道産食材とワインを楽しむイベント「2023ピコレ秋のワインフェアー」がさっぽろテレビ塔下で開かれています。初出店の2店を含めた計5店が出店、エゾシカ肉やラム肉、ホタテやカキなどの新鮮な水産物を使ったお酒に合うメニューを提供しています。10月1日までの午前11時半~午後8時半。

会場のテレビ塔下の白いテント
テレビ塔下の白いテントが会場です

滝川クラフト工房のクラフトビール3種を飲み比べ

滝川クラフトビール工房の3種飲み比べとトウモロコシの素揚げ、道産チーズのマリネ
滝川クラフトビール工房の3種飲み比べとトウモロコシの素揚げ、道産チーズのマリネ

 「空知ワインステーション」は今回、「滝川クラフトビール工房」の空知ピルスナーと空知エール、空知ヴァイツェンのクラフトビール3種飲み比べを提供。各200ミリリットルで、1500円です。ピルスナーは飲みやすいスタンダードな王道ビール。エールはホップの香りが華やかです。ヴァイツェンはフルーティーな香りのする柔らかい味わいです。

 一緒に、1日限定30食のトウモロコシの素揚げ(500円)、と道産チーズのマリネ(600円)もお願いしました。トウモロコシの素揚げは、油で揚げた実がつややかで、仕上げに振った塩がトウモロコシの甘さを引き立て、ビールにもワインにも合いそう。チーズのマリネはハーブとオリーブオイルの香りが、チーズを一層おいしくしています。オリーブの実もアクセントになっています。

おつまみも充実している「空知ワインステーション」
おつまみも充実している「空知ワインステーション」

 同店は、ワインやお酒に合うおつまみが充実しています。フォアグラと豚のテリーヌや道産鶏のハーブロールなどを入れた「ワイン専門店の日替わり盛り合わせ」(1300円)やローストビーフ(1100円)、ギョウジャニンニクやバジリコなどの味の道産豚のソーセージ4種盛り合わせ(900)円、「カマンベールのしっとりチーズフライ」(800円)などが並びます。

絶妙な火入れのラムチョップをワインと一緒に

ラムチョップには、しょうゆをかけた山わさびとローズマリーが添えられたラムチョップ
ラムチョップには、しょうゆをかけた山わさびとローズマリーが添えられています

 今回初出店の「ヒツジニワイン」は、テレビ塔3階に今年4月、オープンした人気の創作フレンチ「THE GARDEN SAPPORO」が運営しています。名前の通り、ラム肉を使ったフードが並びます。その中から、骨付きラムチョップに赤ワイン1杯が付いたセット(1300円)をオーダーしてみます。ラムチョップ単品は1本850円、セットになる赤ワイン「シャトー ペイ ラ トゥール」は1杯800円なので、お得です。

 ラムチョップは焼き上がりまで7~8分かかります。焼きたてのラムチョップには、しょうゆをかけた山わさびとローズマリーが添えられています。骨のところにアルミホイルが巻いてあるので、手で持って豪快にいただきます。さすが、フレンチ店の火入れ、中はほんのりピンク色でしっとり、柔らかく仕上がっています。これはワインがぴったり。

ラム肉を中心に提供している「ヒツジニワイン」
ラム肉を中心に提供している「ヒツジニワイン」

 同店ではほかに、味付きラムジンギスカン(100グラム、800円)や「もいわジャガチー」(350円)などのフードを用意し、それぞれ赤ワイン、白ワインとのお得なセットもあります。また、白ワインと赤ワインの飲み比べが1200円、シャンパンも加えた3杯飲み比べが1900円など、たくさん飲むとお得なセットもあります。

エゾシカ肉料理とピザ、焼きガキも楽しんで

エゾシカ煮込みハンバーグの「おひるごはん」とサービス価格のビール。ご飯とスープが付く
エゾシカ煮込みハンバーグの「おひるごはん」とサービス価格のビール。ご飯とスープが付きます

 初出店の「サントリーズガーデン昊」で、平日午前11時から午後3時限定の「おひるごはん」を見つけました。エゾシカ煮込みハンバーグと牛焼き肉の2種類で、いずれもスープとご飯付きで、1500円。さらに「おひるごはん」を頼むと、通常1杯600円のビールが半額に、300円のサワーが200円で注文できます。エゾシカ煮込みハンバーグは、直径15センチほどと大きめ。はしを入れてみるとフワフワで、シカ肉のくさみはまったくありませんが、うまみはちゃんと感じられます。食感が軽いので、パクパクと進みます。

エゾシカ肉とピザ、焼きガキが売りの「サントリーズガーデン昊」
エゾシカ肉とピザ、焼きガキが売りの「サントリーズガーデン昊」

 ランチだけでなく、おつまみにもエゾシカ肉を使っています。ステーキは130グラムで1600円です。スペアリブの赤ワイン煮込み(1600円)や煮込みハンバーグ(1200円)、鹿すじ煮込み(900円)もあります。また、釧路町昆布森の焼きガキは1個500円、白ワイン蒸しは2個千円で提供しています。

 実は、同店の一番人気は窯焼きのピザ。来場した人の多くが頼んでいました。直径30センチほどの薄いクリスピーピザで、定番のマルゲリータ(1400円)やキノコがたっぷりのったフンギ(1500円)、リンゴとゴルゴンゾーラチーズがのったメーラ(1600円)、4種類のチーズをたっぷり使ったクワトロフォルマッジ(1800円)など、どれもワインが進みそうです。

奥尻ワインや日本酒、ダムトンネルの熟成ワインも

お酒のおつまみや日本酒、奥尻ワインを扱う「北のハマナス」
お酒のおつまみや日本酒、奥尻ワインを扱う「北のハマナス」

 「北のハマナス」は奥尻ワイン(グラス800円)や上川大雪酒造の日本酒(1杯700円)と、道産ホタテバター焼き(800円)や香薫サバスモーク(600円)など、お酒に合うおつまみを販売。甲羅にカニのおこわを詰めた「かにおこわ」(1100円)やたこやき(700円)、牛すじカレー(900円)など、ちょっとおなかがすいた時にちょうどいいものもあります。

新冠のダムトンネルで熟成させたワインや道産ワイン、クラフトビールも販売する「北海道日高ブランド」
新冠のダムトンネルで熟成させたワインや道産ワイン、クラフトビールも販売する「北海道日高ブランド」

 「北海道日高ブランド」の看板商品は、新冠町のダムトンネルで熟成させたワインで、グラス500円から。トンネル熟成のワイン以外にも、道産ワインをグラス800円で提供しています。道産ワイン3種類を選べるセット(各50ミリリットル、2千円)もあります。また、「常盤野ネストだいだいエール」(700円)などのクラフトビールもラインナップされています。

店舗も飲食スペースもテントの中にあり、荒天でも安心な会場
店舗も飲食スペースもテントの中にあり、荒天でも安心

 会場のテーブルは2人用と4人用が中心で、店舗、飲食スペースともにテントに入っているので、天気の悪い日でも安心です。

 問い合わせは、事務局の電話050・3591・2262へ。公式インスタグラムはこちら。
@picoler_wine_garden

北海道の秋の味覚を楽しもう 「2023さっぽろオータムフェスト」開幕 9/30(土)まで大通公園を会場に
小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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