余市町の6つのワイナリーの造り手と直接話をしながらワインを楽しめるワインイベント「『Ru Vin CANVAS』余市右岸編」に参加しました。全国各地から140人が集まり、北海道ワインの注目の高さをあらためて感じる日となりました。
ワンナイト開催とあって、1部、2部の各70人、計140人限定のチケットは、口コミだけですぐに完売する人気でした。
開催日は6月18日。山崎は18時からの1部に参加しました。10分ほど前に開催場所のホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」に到着すると、すでに長蛇の列ができていました。
イベントは、「北海道を体感する」をコンセプトにする同ホテルが、生産者をゲストに迎え、人々との出会いを通じてワインをとことん楽しんでもらうもので、今回は余市町のワイナリーをズームアップしての開催となりました。
お待ちかねの参加ワイナリーは、
▽ドメーヌ・タカヒコ
▽ドメーヌ・モン
▽山田堂
▽モンガク谷ワイナリー
▽ドメーヌ・イチ
▽ドメーヌ・アツシ・スズキ
豪華絢爛!
ドメーヌ・アツシ・スズキの造り手は残念ながら不参加でしたが、そうそうたるメンバーの夢の饗宴となりました。
参加料は1人7000円。入場時にワイングラスを1脚手渡されます(グラスはお土産として持ち帰れます)。参加者はワイナリーごとに1枚、計6枚のチケットを手に、それぞれのワイナリーブースで提供される1~3種類のワインの中からお好みの1本を選ぶ仕組みです。この時に直接グラスにワインを注いでくれるのが造り手たちなんです。
普段疑問に思っていたことや、「この際だから聞いてしまえ!」というようなことが質問できるという訳です。
合わせて、各ワイナリーごとにマリアージュ用の一口サイズのフードも用意されています。
確かにすごい顔ぶれなのですが、何に驚いたって、少なくとも山崎が話した参加者15人中13人がこのイベントのためにわざわざ道外からやってきた人であったということです。
余市町を訪れる10の理由㊤ワインと多彩な食×自然がつくりだす風景
関東のほか、四国や中国地方からの参加者もいました。「北海道ワインが好きで北海道に来てはワイナリー巡りをしています」という方や、造り手の熱烈なファン、酒の仕入れ業者さんとさまざま。皆さん口をそろえて「こんなおいしいワインを飲める北海道の人は幸せですよ」と言いました。こうした会話などなど〝プロの飲み手〟の方々からいろいろと勉強させていただく、良い機会となりました。
「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」では、造り手を招いた大規模なワインイベントのほかに、北海道のナチュラルワインを提供する企画を定期開催しています。ちなみに今回、「余市右岸編」とうたっているだけに、ブドウ栽培&ワイン造りの繁忙期が過ぎた頃か、あるいはそれ以降に、「『余市左岸編』があるかも?」と、つい期待してしまう素敵なイベントでした。